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異世界転生戦記!少女は能力を封印されて、異世界で勝ち上がっていく(仮)  作者: naturalsoft
第3章:幼少期・剣魔大会編

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闇で動く者達!

順調に勝ち進んでいるアクエリアスチームを、面白く無さそうに見つめている人物がいた。


???

「なんという事だ!このままでは、ここ数年の妨害工作が無駄になってしまう!」


「まったくだ!もしも、グランドスラムを達成させてしまえば、エトワール王国に莫大な褒賞金や領地を譲渡しなければならなくなるぞ!?」

「そうなれば、エトワール王国は息を吹き返してしまうな!?」


剣魔大会には莫大なお金が動く。国同士の絡みもあるが、貴族や商人、または平民でも個人的に誰が勝つのかの賭けるギャンブルも開催されているのだ。


そして自分の賭けた選手を勝たせる為に、投資して高価な装備品を貸し与えたりするのだ。


「くそっ!ここ近年は上手くいっていたのに!」

「アクエリアス家の強さはなんだ?」

「最近は景気が良いからな。余程、レアな装備を手に入れたのだろう?」


欲に目の眩んだ者達には、アクエリアスチームの強さがレアな装備品だと思っているようだ。近年は、他国にエトワール王国の選手のスキルや特徴、弱点などリークして対戦相手にベットして儲けてきたのだ。


これが近年、エトワール王国の成績が低迷していた理由だ。そして、国力を削った後はどこかの国をけしかけて併合させ、その実権を握り旨い汁を吸うつもりだった。そして、それには少なく無い【投資】をしていた。有力選手のステータスを調べる為に人手を使い、虎の子の鑑定スキル持ちを極秘に派遣し調べた。その投資も最近の儲けで、取り戻しつつあったのだが今回のエトワール王国の快進撃で大損してしまったのだ。前回切り取ったエトワール王国の鉱山もシングル優勝で返却が決まっている。せっかくこれからザクザクと儲けが出る所での返却である。


この中の何人かは破産もしかねないほどの大損である。故に、アクエリアスチームの優勝だけは阻止したいのだ。


「余りやりたくは無いが搦め手で行くか……」

「どうするんだ?」

「公爵には子供がいたはずだ。子供を人質に取り負けるよう脅すしかあるまい!」


ざわっ!


「それは余りにも危険だ!今まで間接的に手を貸したが、直接手を出せば最悪、我々の存在が明るみに出るぞ!?」

「ならば!このまま全員で破産しろというのか!?」


うぐっ!


これには反論する者も声を詰まらせた。


「すでにグランの賭け率が高過ぎて、グランに賭けても利益が低い。しかし対戦相手に賭けてグランが負ければ何倍もの金額が戻ってくる。それに賭けるしかあるまい!」


ゴクリッ!


静かな部屋に喉を鳴らす音が響いた。

ここにいる者達は、剣魔大会の行われる2週間で全財産を失う瀬戸際なのだ。手段を選んでいる場合ではない状態である。


「………わかった。私も賛同しよう」


他の1人が折れると、他の者も賛同しアクエリアス家の子供を拐う段取りについて話し始めた。


それが、自ら地獄へ向かうとも知らずに………


一方、シオン達は─


「あっ!カレン!それは私のでしょう!?」

「モグモグ!早い者勝ちじゃ♪」

「こらっ!食べながら話さない!」

「これ旨いなっ!」


子供達はレストランで食事中だった。


「たっく、どうして俺が子供のお守りなんか………」

「そういって付き合ってくれるのが、ガイの良いところだよね!」


アルデバランとガイも子供達の保護者として同行していた。


「それにしても………箸が………掴めん!」


先ほど、【術】を掛けられ重力2倍の負荷が掛かっているため、箸を持つにも力が入り上手く掴めないのだ。


「私達も最初は、豆を掴んで別の皿に移す訓練をしたよ~」

「あれは辛かったな………」


遠い目をするシオンとレグルス。


「モグモグ!美味しいのじゃ♪」

「ほらっカレン、頬っぺたに食べ物が付いているよ?」


カレンの頬っぺたから食べ物を取って、自分の口に入れるレインにカレンはボッ!?と、真っ赤になって、あわあわするのだった。


「なぁ?」

「ええっ………」


『『レインって本当に子供かっ!?』』


女の子の扱いに慣れているレインに、アルデバランとガイは口を開けてマジか!?こいつは!?と思うのだった。



こうしてシオン達は、裏で何か大変な事が動いている事に気づかずに、楽しい時間を過ごすのでした。




愚者の声

「さて、どうなるシオン!?」

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