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異世界転生戦記!少女は能力を封印されて、異世界で勝ち上がっていく(仮)  作者: naturalsoft
第3章:幼少期・剣魔大会編

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アルデバランの意地!

グオオオォォォォォォォォォォ!!!!!


!?


「いきなり獣人化だと!?」


バーミアの身体が大きな虎に変身した。


「支援魔法!《フレグランス 》!》


バーミアのパートナーが支援魔法を使う。


「クックックッ!獣化は長時間続けると理性を失い、ただ暴れるだけになってしまうが、精神安定剤の魔法を掛ける事で長時間、儂は【神獣化】に変化することが出来るのだ!」


バーミアはもう一段階、変身した!


額からは角が生え、身体全体が帯電を帯びている。その姿は虎と言うより雷獣と呼ぶに相応しかった!


「神獣化だと!?」

「我々獣人が魔法が苦手なのは知っているだろうが【神獣化】した場合は、1つ属性の上位魔法を自由に操れるのだ!受けてみるが良い!」


バーミアが吼えると、帯電していた雷を角へと集めた。


「死ぬなよ?秘技《雷電砲》!》


次の瞬間、アルデバランにイカズチの塊が飛んでいった!

アルデバランは瞬時にその場を飛び退くのと同時に、その場所が大爆発を起こした!その余波は強く、避けたアルデバランはその衝撃波に吹き飛ばされた。


ザザッ!ドンッ!


「ぐっ!?避けてもこの威力か………!?」


イカズチが当たった地面を見て呟く。


「これくらいで驚いていては困るぞ?」


バーミアはアルデバランに突進していった!


「接近戦ならこちらも負けない!」


突進のスピードを利用して、前足の鋭い爪が襲い掛かる!


「はっ!」


バーミアの爪を剣でいなして、反撃に転じる!


ザシュッ!!!


「なんだ~今のは?」


アルデバランの剣はバーミアの側面を斬り込んだが、分厚い毛皮に阻まれダメージを与えられ無かった!


「硬い!?いや、弾力性があるために切れないのか!?」


バーミアは獣特有の素早い動きでアルデバランを翻弄し、ダメージを与えていく。


「はぁはぁ!強い!」

「ぐわははははっ!降参しても良いのじゃぞ?」


相手を弄ぶかのように華麗に飛び跳ねて、背後や側面に回り込み攻撃を仕掛ける。そしてバーミアの爪がアルデバランを捉え、大きなダメージを与えた!


「がっは………」


その場で膝を付くが、眼はバーミアを見据えている!パートナーからヒールが飛んでくるが、アルデバランの意識はバーミアしか見ていない。


「そろそろ終わりにしてやろう!」


グオオオォォォォォォォォォォ!!!!!


吼えるバーミアに、また角に雷を集める。


「終わりだ!!!!《雷電砲》!」


巨大なイカズチが飛んでいき─


ドーーーーーーン!!!!!


煙が立ち込め、一時的に視界を眩ませる。


「さて、後方支援の魔術師を倒せば終わりだな」


バーミアは雷獣の姿でゆっくり近付いていく。そこにアルデバランの声が響いた。


「………勝手に終わらせるなよ!」


そこには満身創痍で剣を構えるアルデバランの姿があった。


「儂に手も足も出ないお主に何が出来る!」


「はぁはぁ、お前も忘れているな?これがペア戦だと言う事を!」


「忘れているだと?ペア戦で1番恩恵を受けておるの儂じゃぞ?さぁ、今度こそ止めをさしてやろう!」


4本の脚で、猛スピードで駆けてくる!そして鋭い爪がアルデバランを捉える瞬間に、浮遊魔法で平行移動して避けた。


「なんじゃと!?」


初見の者は驚き、動きが止まる。そこをアルデバランは見逃さなかった!


「フルチャージ!必殺 《バーニング・クラッシュ》!!!」


長時間、溜めの時間を使い浮遊魔法で脚力より速く相手に向かうアルデバランの新たな必殺技だった。スキルにより、全身を炎が包み剣を突きだして突っ込む!空気抵抗により剣先が風を切り裂き突進していく!


バーミアは反応が出来なく、まともに受けてしまった!弾力性のある毛皮を切り裂き、全身を焔が焼き尽くす!


ぐがががががががあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!



切り裂かれた痛みと、炎の熱さに身体を地面に叩き付けながらゴロゴロと回り、火を消そうとする。相手のパートナーもヒールを掛けたが、傷口が深く、全身まで回復が行き渡らない。


バーミアは雷獣化を維持出来なく、人型へと戻った。相手のパートナーは必死に回復を試みるせいで近付くアルデバランに気付かなかった。


アルデバランは一息で近付くと相手の魔術師を剣の腹で斬り付け、昏倒させるのだった。



『試合終了ーーーーーー!!!!バーミア選手、深手のため戦闘不能、パートナーは意識消失のためエトワール王国、アルデバランペアの逆転勝利でーーーーーーす!!!!』


ウワァーーーーー!!!!

ワァーーーーーー!!!!



「はぁはぁはぁ…………勝った……のか?」


気力を使い果たし、立つこと出来ないアルデバランに肩を貸しながら会場を後にした。


「総合的に相手の方が上だった。今回は運が良かっただけだ。………もっと強くならないと!」


アルデバランは自分の弱さを痛感し、もっと強くなることを心に誓うのだった。








愚者の声

「2月から更新時間が21時となります!」

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