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異世界転生戦記!少女は能力を封印されて、異世界で勝ち上がっていく(仮)  作者: naturalsoft
第3章:幼少期・剣魔大会編

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剣魔大会開催!

ドン!ドン!ドン!


花火が多数打ち上がり、剣魔大会の会場とその周辺の地域は盛り上がっていた。


ワァーーー!!!!!

ワァーーー!!!!!



『これより、剣魔大会を開催致します!本日より開催される決闘は、【シングル】です!個人の武勇を最大限に知らしめる絶好の機会!シングルの優勝者はこの年、個人最強の称号が与えられます!』


ワァーーー!!!!!

ワァーーー!!!!!


司会のお姉さん(毎回、人は違うからね!)が、マイクで東京ドームほどの大きさの会場に開催の始まりを告げる!


「この世界に、これだけの建造物が作れるなんてねぇー!」


「石造りなら魔法で簡単に造れるからな。細かい細工は技術者が後からするだけだし」


う~ん………何でも魔法でなんて夢がないよね?


「ほら、余計な事を言っていないで始まるぞ!」


視線を試合フィールドに移すと、両選手が入って来た。


『さぁ!始まりました!第1試合は、亜人連合国から、熊型の獣人ボリス対魔皇国からグリーン選手のバトルだぁー!特にグリーン選手は去年、ベスト8まで勝ち進んだ猛者です!対するボリス選手は初出場です。勝機があるとすれば情報がない事でしょうか?では、第1試合…………始めっ!!!』


試合フィールドの上で二人は対峙する。


「いきなりこの俺とは、くじ運が無かったな?タフそうだし大技で一撃で倒してやろう!」

「甘くみると怪我をするぞ?」


「抜かせ!」


グリーンの周囲に風が集まる。そして、その風はグリーンの周りに竜巻🌪️を作った!竜巻は威力を増して空高くに伸びていった。


「受けてみろ!秘技ハリケーンクラシック!!!」


天高く伸びた竜巻がボリスを襲う!


ゴゴゴゴッ!


上から襲ってくる竜巻を横に飛び避ける!


「スピードはそれほどでもない。このまま攻める!」


避けた竜巻は曲線を描き、再び襲ってくるがボリスは左右に交互に飛んで避ける。そしてグリーンの側まで来るが、グリーンは竜巻の中心にいて風の暴風に守られていた。


「今度はこちらからだ!武技《豪腕》!」


ボリスの腕が一回り大きくなり、そのまま殴り掛かった!


ボオォォォォォォ!!!


ボリスの腕は竜巻の暴風に阻まれ、中央のグリーンまで届かない!


「ぐっ!?まさかここまで堅いとは!」


「ふははははっ!攻防一体型の秘技!思い知りましたか!?」


グリーンは竜巻の範囲を広げてボリスを吹き飛ばした!


ズザザザッー!!!


「クソッ!」


吹き飛ばされたダメージは軽微だったが、暴風に阻まれた腕の拳がズタズタになり、血だらけになっていたのだ。


「その右腕は使い物にならないだろう?止めを刺してやる!」


グリーンは竜巻を正面からボリスに向かわせる!


「流石は剣魔大会だな。出し惜しみしていては勝てないかっ!」


ボリスの身体に、土がまとわり付き鎧へと変わっていく!全身の鎧には小さなトゲが多数付いていた。頭もヘルメットを被っているように全身鎧姿である!


「これが俺の秘技《土竜甲冑》だ!そして─」


ボリスはアメフトの様な構えで突進した。


「バカな!獣人が魔法だと!?……いや、俺のハリケーンの餌食だぜ!」


竜巻とボリスがぶつかる瞬間!


「武技《超加速》!!!!」


ボリスは武技を使い、高速アタックを繰り出した!竜巻はボリスの超重量の体重に太刀打ち出来ず弾け飛んだ!!!


「バカな…………ぐぎゃ!?」


グリーンは最後まで喋れず、ボリスのタックルをまともに受け、そのまま場外の結界まで吹っ飛んだ。そして潰れた蛙のようになりフィールドに倒れるグリーン………


静まり返った会場に司会の声が響き渡る。


『ぐ、グリーン選手!戦闘不能によりボリス選手の勝利でーーーーーーす!!!』


ワァーーー!!!!!

ワァーーー!!!!!


一際大きな歓声が会場を埋め尽くした。


『これは素晴らしい逆転勝利です!竜巻の防御と攻撃を掻い潜り、魔法の苦手とされる獣人族の【土魔法】と【武技】の会わせ技により、一撃粉砕でした!!!第1試合から魅せてくれます!今年の大会は例年にはない盛り上がりをみせてくれまーーーす!!!!!』


試合を終始見ていたシオンが分析する。


「超加速って一直線に高速移動する技なの?」

「いや、熟練のシーフなど軽量型では全体の移動が高速になるのじゃ。しかし、今回は強固な鎧ごとぶつかるという珍しい使い方じゃったな!妾もびっくりじゃ!流石は剣魔大会。面白いわい!」


カレンも初戦の試合に満足したようだ。


「相手選手も可哀想でしたね。あれでは大砲の砲弾を受けたような物ですよ」

「まぁ、幸い魔族だったし死ぬ事はないでしょう?」

「次の試合が楽しみだね!」



子供達はポップコーンもどきを食べながら試合を観戦するのでした。














愚者の声

「戦っている選手は各国にいるのです!」

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