新たな仲間!
あれからお父様と合流して、シンリュウ………もといカレンの事を説明した所、すごく驚いたがセレスの事もあり、概ね納得してくれた。
しかし、カレンがレインに勝った事で惚れた事を知ると、ポカーンと口を開けて驚き何とかする!といって色々と裏で根回しを始めました。
「ちょっと待ってよ!お父様はこのどこの馬とも知れない女との結婚を認めるの!?」
「こら!シオン!口を謹みなさい。女神リューシン様の娘というじゃないか?これはとんでもない名誉なことだぞ!?我が家に女神様の【血】が入るかも知れないのだ!」
いや、確かにそう言えなくもないけれども!?
「カレン様の事はセレス様も認めていらっしゃるのだ。女神リューシン様の娘で間違いないのだろう?」
まぁ、正確には受肉した分身体であって娘ではないのだけれど!?女神リューシン本人と言った方が驚くよね?くそっ!
「シオン、予選でいきなり負けたのは貴女の油断が招いた事でしょう?それを逆恨みするのはお母さん悲しいわよ?」
「違うし!負けたのは悔しいけど!恨んでないから!」
「そうだよなー、シオンの初試合は一瞬で負けたから誰の記憶に残ってないよなー」
またもやレグルスの余計な一言にシオンは泣いた。
うわぁーーーーーーん!!!!!!!
(チート持ちなのにー!)
その後、泣きじゃくるシオンをなだめて、カレンがアクエリアス家で引き取る事で話がついたのでした。
「これからよろしくお願いするのじゃ♪」
こうしてヒロイン座を奪われたシオンは傷心の旅にでていなくなり、カレンはレインと結婚し子宝に恵まれ、幸せに暮らしました。
END
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ふざけんなーーーーーーーーーー!!!!!!!
シオン
『愚者の声の奴は何処にいきやがった!殺してやる!!!!!!!』
い、イタズラが過ぎたのでマジメにやります!
(命の危険が出てきたので!?)
カレンがアクエリアス家にやってきて一週間ほど経ちました。
「はぁはぁ!くっそー!」
「ふふんっじゃ♪シオンはまだまだスキルに振り廻されているのぅ?地力をもっと上げねばなぁ?」
「むきぃー!ほっといてよ!」
「あははは!まだまだ若いのぅ!」
そこにお兄様がやってきた。
「二人とも楽しそうだね?どうしたの?」
「あっ!レインなのじゃ♪」
「いつもシオンの相手をありがとう。今度は僕と手合わせ良いかい?」
「無論なのじゃ!」
カレンが女神リューシンの娘と言うのはアクエリアス家の中だけの秘密となった。そしてお兄様、レインの婚約者となったのだ。
なんでだよ!?
お父様が、国王様に事情を話して王族の遠縁に養女として迎え入れ、レインの婚約者としたのだった。お父様、仕事が早すぎ!
「おや、ここにいらっしゃいましたかカレン様」
「おお、父上殿!それと妾に様付けは無用じゃ。呼び捨てでお願いするのじゃ!」
「それは…………いえ、わかりましたカレン」
カレンは笑顔でオッケーじゃと言った。
「それで、お父様はどうしたにですか?カレンを探していたようですが?」
「おお、私も稽古を着けてもらおうと思って探していたんだ。剣魔大会も近いからね」
「そんな事なら御安い御用じゃ!」
キンッ!キンッ!
剣がぶつかる剣激の音が響き渡る。カレンは女神と言う事もあり、スキルや魔法の使い方が上手く、力で勝るグランや後からやってきたレイラを苦戦させた。
「ハァハァ!流石はカレンだ。あんな避け方があるなんて………」
「はぁはぁ、魔力が持たない………」
二人がへばっている前でカレンはまだ余裕があった。
「グラン殿は攻撃の後に様子を確認する癖がある。それでは攻撃の手が止まってしまう。何も考えずに動き出す様にすればもっと良くなるのじゃ!レイラ殿は、派手な強力な技も良いが下級魔法をもっと使い、相手のスキを作れば成功率が上がるじゃろう。精進するのじゃ!」
「「ありがとうございました!」」
武術を志す者に取って、年下でも敬意を払うのがアクエリアス家の家訓である。
カレンが来た事でますます力を付けていく一家であった。
愚者の声
「次回から剣魔大会編でーす!」
(両親のですが)




