表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界旅行記  作者: グロス
15/43

モンスターを倒そう

ここは、幻家から北に位置する草原。トリと現とサマの3人はこの先にある森に入ろうとしていた。

現が荷物を持つと、3人は準備完了していた。

「行くぞ。気を引き締めろよ。」

トリが気合いを入れた。

「行くわよ。モグモグ。」

「現、パンは旨いか?」

トリは真剣だ。

サマは相変わらず冷静で、2人のやり取りを流した。3人は森に入っていった。


「気を付けろ!」

トリの声が速いか否か、素早く動く影に3人は足止めを喰らった。

素早く飛び回り、3人を威嚇する影。

トリは剣を抜き臨戦態勢に入る。

現はパンを食べる。

サマは冷静に影を目で追う。

突如、影が現に向かって飛んできた。

「ちっ!」

トリが剣の切っ先を影に向けたが、間に合わない。現はパンを食べているので、無防備。

シュ!

しかし、次の瞬間、サマが片手で影を掴んだ!

「サマ!」

「んぐ。すごい!」

「低級モンスターの類でしょう。恐るるに足りません。」

サマが片手でモンスターを捌いた。

3人は先に進んだ。

広い森の中で、ただサマの持つ方位磁針だけを頼りに進む。その姿は、森の中を探検する子供たちのようだった。

しばらく進んでもモンスターは現れなかった。

3人は休もうとした。その時だった。

ガーー!

巨大な獣の怪物が5匹現れた。見るからに強そうだった。

トリはすぐさま剣を抜いた。現は構えた。

獣の鋭い爪が生えた巨大な手がトリを攻める。

キンッ

トリが剣を盾にガードした。

現はそのすきを見て、獣に思いっきりパンチした。

ドーン

1匹倒れた。

サマは逃げ続ける。

トリが剣を振り上げる。爪対剣。トリの一太刀が獣の体を突き刺した。

ドーン

2匹目撃破。

続いて、現の背後にいたモンスターが爪で攻撃してきた。

現は交わしつつ、ジャンプし蹴りを入れた。

ドーン

3匹目撃破。

サマが残りの2匹を取りに掛かった。

簡単に蹴り倒した。

モンスター撃破

「いえーい、勝利。」

「こんなものか。」

「ふう。」

3人は森のモンスターを倒した。こいつらはどこからやって来たのか、トリは不思議だった。というのも、平和そうな地域にモンスターがいた事が理解できなかったからだ。

「先を急ぎましょう。バゼルが危ないです。」

サマの言葉で一行は港町リュウに向かった。

途中、モンスターはいなかった。

トリはバゼルでいったい何が行われているのか。それだけが気がかりだった。

3人はそのまま森を無事に抜け、港町リュウに向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ