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世界旅行記  作者: グロス
11/43

はいよー

ここは幻家から一山離れた街、クリスタルシティ。トリと現は買い物に来ていた。

「うわー、すごい人混み。」

「ああ、すごいな。」

「見て見てあのお店。おっしゃれー。」

「...おい、現。」

「ねぇ、トリ、あの店寄っていい?」

「頼まれた買い物が先だよ。」

ガーン

現はガッカリした。

「宝から、醤油、味噌、えーと...。」

バビューン

現は小物店に走った。

「おい、おい現。」

トリが追いかけて走った。


トリと現は小物店から出てきた。

「全く、ほら買い物行くぞ。」

「ルンルンルン♪」

2人はスーパーに向かった。数百メートル行った所だろうか。

ドカーン

バリバリ

人が1人投げ飛ばされて、トリと現の前に転げてきた。

「なんだ?」

「ちょっと、大丈夫?」

現が駆け寄ると転げてきた男が言った。

「あいつ...強すぎる。」

「あいつって?」

男が転げ出てきた建物から1人の道着に身を包んだ男が出てきた。

「弱いねえ、もっと修行しなよ。」

「ちょっとあんた、酷いじゃないの!」

現が道着の男に詰め寄った。

「ああ?女かよ。お、そこの剣士俺とやるかい?」

道着の男はトリに目を付けた。

「いや、遠慮しておくよ。」

「ちっ、つまんねえな。」

「あたしが相手よ、来なさい。」

現が詰め寄ると、道着の男はから笑いしながら去っていった。

投げ飛ばされた男に事情を聞いてみると、

「あいつは、クリスタル道着の男だ。このキノコ道場と対立する関係にある。だが、クリスタル道場はこのキノコ道場を舐めていて、全員やられたところだ。」

「オッケーわかったわ。私が行ってくる。」

「だめだ、君ひとりでは到底敵わない。」

「大丈夫よ、行くわよトリ。」

(また、厄介なことになったな。)

トリは現について行った。

看板

クリスタル道着

「たのもー!」

現の一声で中からさっきの道着の男が出てきた。

「おっ、さっきの奴らか。何しに来た?」

「問答無用!」

その道着の男は構えた。

現は走りながら男目掛けてパンチを繰り出した。

男は軽く流して反撃した。しかし、なぜだろう現は流された反動を利用して回し蹴りした。

ドッカーン

「お、お前、強いな...。」

バタッ

その後、道場を全滅させた現と付き添いのトリはキノコ道場に行った。

「え?1人で道場破り?え?したのですか?」

「私けっこうやるわよ。」

「...。」

トリは相変わらずダンマリ。

「ありがとうございます。これでこのキノコ道場も少しは増しな稽古が出来ます。」


その後、トリと現はスーパーに行った。

「全く、遅くなったな。って食うなよー!」

スーパーから買ってきた肉まんを現が食べながら、2人は家に帰った。



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