美奈ちゃんと。
ん…うーん… 頭痛い…。ここ、どこ?…
私はベットの上で寝ていた。窓にはカーテンがかけられている。広さは10畳ぐらい。いろんなものが置いてあって物置みたいだけど、ホコリっぽくもない。電気は淡いオレンジ色でリラックスできそうなあかり。でも今はリラックスしている場合ではない!!……… 。
はい、何も起きません。こういう場合私はどうすれば?(><)helpme!!
バタバタバタバタッ!!
え?何か走ってくる?
バタバタバタバタっ!!
しかもこっち向かってくる!! キャー―――!!
ガチャッ!
……… ?
「あ」
目の前に見えたのは小学5年ぐらいの女の子。腰までかかりそうなストレートヘアのかわいい子。…… って、だれ?
「えっと…起きましたか・・・・?」
「あ…はい…」
「えと・・・、大丈夫ですか?」
「あ…はい…」
「えと・・・、あの…」
話が進まーん!
―――――――
後で聞くと、その子の名前は「皆川 優香」というらしくて、小5で今日は土曜日らしい。
「えと…お母さんやお父さんは…?」
「…!!」
優香ちゃんはびくっとして、下をうつむいた。
え?なんか…失礼なことを聞いたような…。
「き…消えま…した…」
えっ?消えた?
「本を読んで…あっちに消えました。」
……。
なかなか短編にはいらん…