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人形姫の祝福  作者: きよ猫
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セーラと愉快な仲間たち 3

メンバーの名前などが明らかに‼︎

団長の名前も完全に決定しました。


 この人たち面倒くさい。

自己紹介の順番で『譲り合って』いる。

そんなに嫌か。


 それにしても、騎士団の移動が馬車っておかしくない? いくら遠いからってさ。

お兄さんの運転も無駄に上手いし。

 流石王国騎士団だわ。


 ガタンッ


 さっきから馬車がすごく揺れるんですけど。

「俺は最後でいい」

「いや、ここは団長からっすよ!」

 ガタガタ。

「一番年下のあなたからでしょう」

ガタンッ。

「年なんて関係ないっすよ‼︎」

ガタンガタン。

「俺は馴れ合うつもりなどない」

「僕は面倒だから最後でいいよ」


「ごちゃごちゃうるさいッッ‼︎」

「‼︎‼︎!」

男のくせに情け無い。何より馬車の中で暴れるな‼︎ 揃いも揃って、我こそはという奴はいないのか。

「さあ、団長から順番に、どうぞ」

「あ、ああ」


「俺は第3王国騎士団団長、剣技のスキルを持つオーディ・ローレンだ」

 ローレン団長ね。剣技のスキルを持ってるんだ。強いの納得。


「副団長、ドートル・アイレスだ。風の魔法を扱う」

 ずいぶんそっけない自己紹介。よく見ると以前の私より髪がきれい。ちくしょう。


「経理担当の暗器使い、レイサ・ユーファです。くれぐれも迷惑はかけないでくださいね」

 トゲがありすぎる。敬語ってこんなに冷たいものだっけ。


「シーラ・ルティーっす! 体を動かすのが得意っす! よろしくっす‼︎」

 元気はいいけどちょっとうるさい。まあ、好意なんて久しぶりかも。


「僕はウェイ・ロード。物理的な弓担当だよ。まあ長くはないだろうけど、よろしくね」

 えっ待って、私消されるの? 殺害予告?

この人笑顔で何言ってるの?


 最後に私の番だ。

「セイラ改めセーラとして、これからよろしくお願いします。頭脳とコントロールになら自信があります」



 あっ、入国用の門が見えてきた!

さあ、行こうか‼︎

国内でのセーラたちについてはテスト後になります。

次回、セーラがまさかの‼︎

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