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鏡の世界 第2章  作者: lime
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幸せの行方

こうすけside

「お前、、、、」

「hi!私のこと忘れたなんて言わせない。」

ルカは俺に近づきいきなり舌もいれた汚いキスをしてきた。

「きたねぃ」

俺は思わず唾液を吐き出した。

「は??私と夜をすごしたこともあるのに。」

くやしそうに爪を噛む女を俺はますます見下していた。

早くあの栗色の髪を触りたい。

あのピンクに染まった頬にキスをしたい。

あの真紅に染まった唇を俺のものにしたい。

早く会いたい。

そう思った瞬間、俺はこの世のものなのか自分自身も疑うほどの力が出てきて、目の前の女を地面に叩きつけた。


「うぜえ、あと一度でもこんななめたことしたら次は命はねえ」

「んんっ」

女から立ち去ろうとした時止められた。

「わかったから、最後にハグして。」

俺は顔すら見たくないがこれで済むのならと思いハグした。

甘かったんだ。

次の瞬間、激しい痛みが全身を伝った。

そして、俺は倒れた。


ミシェルside

「んっ」

頭がいたい。

私何してたんだっけ。

そーだ、私の、、、私のこうすけは???!!!

「こうすけ!!」

「気づいたんか!」

「ken!!なんでここに???」

目の前にいたのは幼馴染のkenだった。

「いやあ、ちょっと国からこっちに行くように指示されてんw」

「すごいわ!!おめでとう!!、ごめんなさい、こんな時に言うのもあれだけど、私の執事見なかった??」

「いや!見てないよ!!」

こいつ嘘ついてる。

「教えなさい」

[ok!ok!stop!stop!]

「彼ならルカが連れて行ったよ!」

「ルカ、最近手に負えなくて、、なんかヤバい薬に手だしてるみたいなんだ」

あいつか。どーりで、腐女子に見えたわけだ。

「ok.わかった。私を連れて行ってくれるわよね??」

「・・・」

「連れて行きなさい。」

「わかった!わかったから!その代わり、条件がある。

一度でいいから、キスをさせてくれ。」

私はなんとなく感ずいていた。

右に手榴弾、左に拳銃ね。なるほど。これじゃあ、丸腰で望んでるのとなんら変わりないわ。

「いいわ」

バタン

私は彼のことを投げた。

「なめないでくれる??いくら家族同然のあなただってこうすけ絡みだったら殺すわよ。」


こうすけside

あと一歩、あと一歩だ。

よしっ

「なあ、こっちこいよ、お前のことを知ってるのは俺しかいない。会いたかったんだろ?来いよ。」

ルカは涙目でやってきた。

ガッシャン

俺はルカを転ばしてその隙に縄を解いた。

「殺してやるよ」

ふう。

終わった。

さあ、出よう

「こーすけ!」

俺の愛する人の声が聞こえた。

バチーン

「おい、バカ。謝れ。」

「すみません。」

「あの女に何をさせられた?」

「ハグをしろと言われてハグをしました。」

ふう。

「私にやるべきことはわかってるわよね?」

「ただじゃおかないから。、」

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