表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鏡の世界 第2章  作者: lime
3/4

すれ違い

ミシェルside


「着替え行くから、」

私はさっきまで絡めていた腕をするりと抜いた。

「ごめん、ミシェル、、」

「うっさい、あっちけ、ブスお」

私は構わず走って、洗面台に向かった。

「ううっ・・・」

私には前科がある。

数え切れないほどの。

ある時、私はいつにもなく派手に失敗をして、追われていた。

カランカラン

私は近くの酒場に入った。

最後の晩餐を。と思い、色々食べていたら、

「ねえ、そこのお方、私の側近になってくれないかしら?」

思わず声のした方を向いた。

私は吹いた。

目の前にはこの星を代表するお方が私の顔を覗き込んでいたのだから。

「やっぱり、いい目してる。」

「さあ、そうと決まったら、まずは買い物ね!!」

・・・は?

あの時の私は本当に驚いていたわ。

私たちはあの時誓ったの。

「どんなことがあってもお互い以外に目を向けないと。」

なのに・・・

裏切られたから泣いたんじゃない。私に飽きてしまったんだと思ったから

「うわあーーーーん!!」

私は声を上げて泣いた。

一時間近く経っただろうか。

私は、そろそろ着替えなきゃ。と思い、私は着替えた。

部屋を出た、

が、、、

誰もいない。

え??

怒ったのかな、見損なったのかな、どこに行ったの??

「こうすけ??どこにいるの??返事して」

・・・

はあ、はあ、はあ、はあ、だんだん呼吸がしずらくなってきた。

「ミシェル!!!」

「こう・す・・け?」

そこで私の意識は途絶えた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ