告白
屋上で話している2人を見た聖矢は教室に戻った。聖矢は教室で何を話しているかすごく気になっていた。(何の話だろう?もしかして悠斗が灰森さんに告白したのか?)
聖矢はこのモヤモヤした気持ちを残したまま、悠斗ともちゃんと話せず、1ヶ月が過ぎた。テスト勉強しようと学校で居残りしていたら、「板栗くん、板栗くん」聖矢を呼ぶ声が聞こえる。あたりを見回すと、隣のクラスの女子が聖矢を呼んでいた。
「私は隣のクラスの、まぁ自分で言うのもなんだけど、天才の久我山綾音って言うの」なんだか変な人だなぁと思った聖矢は
「俺を呼んだ理由は?」と聞いたら彼女が
「私と、悠斗くんの恋のキュウピットになって」
「はぁ?な、何で?てゆうか悠斗のこと好きなの?けど悠斗は…。」聖矢は屋上のことを引きずっていた。けど、自分のため、あとは久我山さんのために聖矢は「わかった。」と返事をした。
聖矢はwin winな関係でいたかったから、「俺は、灰森凛花さんが好きなんだ。」と言うと、彼女は「お互い良い相手を手にいえれよう」と言ってくれた。聖矢と綾音は一蓮托生になったのだった。
そのままことが進み、聖矢と綾音は、紛れも無い友達になっていた。
「なぁ、聖矢。灰森さんとはどうなの?進展あった?」
「綾音こそ進展あったのか?笑笑」
そう、2人とも全然ダメで未だに進展が無い。
ここで綾音が一歩踏み出した。
「私、告白してみる。」
聖矢はすごいという感動とは裏腹に少し負けたような気がしていた。
「うん。応援する頑張って!笑笑」
そうやって綾音を送り出した。
そんな楽しい事をしているところを、凛花が見ているとは考えてなかったのだ。
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