第1話 平穏な日々
2ヶ月以上かかってようやく1話目が投稿出来ました!!
クオリティーがあり得ない位低いですがどうか広い心で見て頂けると嬉しいです!!
黒板の前で、四十代ぐらいの男が、黒板向かって文字を書いているすると書き終わったのかくるりと180°回転し自分が、黒板に書いた文字を必死に書いているであろう生徒達の方に向き直すと
「えぇ~、であるからして、この次の文章は・・・」
っと自分が書いた文章の説明を始めるとキーンコーンカーンコーンっと授業を終えるチャイムがなり響くと男は
「仕方ない次回の授業は今の文章の場所から始めるから予習をして来る様に」
っと言い残し教室を出て行った、教室の中は教師の男が出て行ったばかりなため少しの間静寂を保っていたが次第に話しをする声が飛び交いあうその中でただ一人、授業が終わった事も知らずに、スヤスヤと寝息を、立てながら寝ている坊主頭より少し長めな髪型の少年がいた
「おーい、昌也昼メシ食いに行こうぜ」
っと同い年位の赤茶色の髪をした少年が、話しながら寝ている少年、昌也にちかずいて行った、少年は昌也の前に立つとやれやれと言ったポーズをとり
「さてと、今日は、どうやって起こそうかなぁ~っと、おっ良い物発見!」
っと昌也の机の上に置いてあった、教科書を手に持つと、垂直に構えニャリと笑いながら
「教科書アタック発射3秒前」
っと言うと左手の指を三本立てて3、2、1、っとゆっくり指を一本ずつ曲げて行き三本とも曲げると
「発射」
っと掛け声と共に昌也の頭の上に教科書を降り下ろした、ガスンと鈍い音を響かせると昌也はギャーっと声を出して教科書で叩かれた箇所を押さえながらプルプルと震えていた
「起きたか?」
「起きるわ!!!!逆にこれで起きない奴がいたらこの崩龍寺さんが直々に出向いて賞状を渡して涙を流しながら拝んでやるよ!!」
「訳の解らん事言ってじゃあねえよ、むしろ寝てたお前を起こしてやった俺に感謝しろよな」
「出来ねぇ~よ!!俺を教科書の端の部分で殴った奴にどうやったら感謝が出来るのか作文用紙三枚で簡潔に説明してみろ!!」
「角で殴って殺って無いだけましだと思うがなぁ~」
「殺るきだったのかこの野郎ー!!」
起きるなりいきなりハイテイションな会話をしている二人をクラスメイト達は、また始まったのかやよく飽きずにやるよなぁ~や加山くんカッコイイ~!!など皆々に温かく?彼らの事を見守っていた
「ぜぇぜぇ、で何の用だよ裕之俺の快適な眠りを邪魔して起こしやがってよ」
っと起こされたイライラを隠さずにドスの利いた声で質問と不満を目の前の少年、裕之にぶつけると裕之はくるりと背を向けると
「何だよ、人がせっかくこの間借りを返してやろうと思って起こしてやったのによぉ~」
「借りをって何のだ?」
っと訳が分からないと言ったふうに首を少し傾げるとカクっとコミカルな音が出そうなコケ方をするとはぁ~っとため息を吐くと昌也の方に向き直し
「商店街、不良、路地裏、乱入、つまんねぇ~事してるんじゃ「さぁーご飯を食べに行こうでわないか裕之君!!」」
っとぶつぶつと裕之が、独り言の用に呟いているのを聞いていた昌也が急に裕之の口を塞ぎながら教室から連れ出して食堂の方に共に走って行くのを周りのクラスメート達は静かに見送っていた心の中で
(あの二人に一体何があったのだろうなぁ~?)
っと疑問に思いながら。
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「全くいきなりばらそうとしてるんじゃあねえよテメェー」
「良いじゃんかよ、俺達の輝かしき出会いじゃあねぇかよ、何食う?」
「輝かしきって、キモイぞお前、豚カツ定食」
っと昌也と裕之はお互いに軽口をたたきないながら食券を買い、買った食券を食堂のおばさんに渡すとおまちどおさまと言ってまるでどれを食べるのか分かっていたかのような素早さで頼んだ料理が出てきたが二人はそれを気にせずにそれぞれお盆に乗せて適当な席に向かい合わせに座ると昌也は豚カツ定食を裕之は日替わり定食を食べ始めた
「そう言えば昌也知ってるか連続婦女殺人事件」
「うん?、ふぅんだほれ」
っと裕之は昌也に聞くと昌也は口いっぱいに豚カツを含みながら答えたすると裕之は口にメシ詰めながら喋んなよとため息をつきながら言うと先ほどの説明をし始めた
「まぁ、俺もクラスの奴に聞いた話しだからそこまで詳しく無いだが、何でも関西の方で最初の事件があったらしいがどんどん東京に近づいて来て最近この辺りの駅前団地の公園でOLの女性がそいつの手によって殺害されてたらしいだよ」
「ふ~ん、でもなんでそのその連続婦女殺人犯がやったって分かるんだ?」
「何でも相手の殺し方が同じで一撃で心臓を刃物でグサリと殺ってるんだとよ」
「うわぁ~、メシ時に聞く話しじゃあ無かったぁ~」
「まぁ、そう言う話しが有るって話しさ別に狙われてるのは女性だけだから俺らには関係ない話しだがな」
「だなぁ~、御馳走様でしたっと」
っと昌也は両手を合わせて食事を終えると先ほどまで喋っていて食べていなかった裕之は食べるのはや!!っと言って食器を片付けに行った昌也を追いかけるようにご飯をかきこむんであった。
その後二人は残り少なくなった休み時間を教室に戻りくだらない話しをしながら共に過ごした。
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「最近は物騒だから放課後は寄り道せずに家に帰るように」
午後の授業が終わり、帰りのホームルームで担任の教師が来週の予定や注意事項を言い終わると教室から出て行った。
昌也は手早く荷物をまとめると素早く教室を出て下駄箱に早歩きで向かって行ったすると教室方から
「お~い、昌也帰りにどっか寄って行こうぜぇ~ってもういないし!!」
っと裕之の悲しい叫び声が聞こえた。
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あれから下駄箱で靴を変えて学校を出てから歩いて30分ほどにある昌也は山の上に向かって出来た長い石の階段を登っていた
「くっそ、いつも思うがバカみたい長い階段だよなぁ~」
っと愚痴を良いながらも登って行くと階段が終わると目の前には上に崩龍寺と書かれた横看板が付いた大きな門が閉じた状態でそびえ建っていた。
「・・・・・・・・・・・はぁ~」
っと門を見ていた昌也はため息をつきながら扉を体が少し通れる位に開けると顔だけ出してキョロキョロと辺りを見渡すと異常はなかったのかほっと安堵の息を漏らすとコソコソとまるで盗みに入った泥棒のように入って行くとガシッっと昌也は肩を何者かに掴まれるとギギギギっとまるで壊れたブリキの玩具の様に首を掴まれた肩の方に向けるとそこには白髪頭の齢 80才ぐらいの老人がまるで仁王像のような恐ろしい表情をして立っていた
「ま~~~さ~や~~」
「な、何だよじいちゃん」
「貴様、わしとの約束を果たさずに何処え行っていた!!」
「や、約束って何の事かな」
っとあからさまに怪しげに口笛を吹きながら昌也が答えるとほぉ~っと言うと老人は80代とは思えないスピードで前に回り込み昌也の右腕を取ると一本背負いで投げ飛ばし昌也は地面に綺麗に背中から落とされた
「いっ~てぇ~、いきなり何すんだよじいちゃん!!」
「ほぉ~、不意討ちに投げられても、受け身は取れる様になったか少しは、腕を上げたよのぉ~、昌也よ」
「毎回、毎回、ポイポイ投げられてれば、嫌でも受け身の一つぐらい取れる様になるってつぅ~の!!」
「ふむ、ならば少し本気を出して身体で昨日の約束を思い貰おうかのぉ~」
っと言いながら老人は上半身の服を脱ぐ80代ぐらいとは思えない鍛え上げられた肉体だった
「クソったれ、やって殺るよ妖怪ジジイが今日こそ成仏させてやるぜ!!」
「来るが良い小童が、きつく灸をすえてやるわ!!」
その後、彼らの闘いは二時間以上に及びその昌也の母が来て、その場を抑えこむと老人と昌也は、二人してお説教を受け日曜日に仲良く二人して蔵の掃除をする事になった。
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