第二百八十八話『ミーにゃんが崇拝されるのにゃん』
第二百八十八話『ミーにゃんが崇拝されるのにゃん』
《予定は未定、ともいうのにゃけれども》
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ひらひらひら。
「ふぅぅん。
こうやって」
『ミアンの空飛ぶじゅうたん』
「から、
眼下を見下ろしてみれば……、
意外や意外、なのわん」
「にゃにがにゃん?」
「ぽつんぽつん、と、
けっこう」
『ひとりっぽっち』
「が多いのわん。
これではいけないのわん」
「にゃあんで?」
「いっくら」
『個性を尊重する時代』
「とはいっても、よ」
『強調』
「だぁって、
やぁっぱ大事なのわん。
なもんで、ミアン。
アタシを、
遠くからでも目立つ、
あの大岩の上に、
降ろして欲しいのわん」
「一体にゃにを、
するおつもりにゃん?」
「ふふぅん。
聴いてびっくり。
見てびっくり。
な、な、なんと!
でぇっかいこと、
このうえなし、な」
『友だちの輪』
「を造るのわん。
あれだけいれば、
不可能を可能にするのだって、
夢じゃないのわぁん」
「といってもにゃあ。
どうやってにゃん?」
「アタシ、アタシ。
へへぇん。
アタシが誰なのかを、
忘れちゃ困るのわん」
『イオラの森のお姫さま』
「として、
短いながらも、
みんなの心に響く」
『愛のメッセージ』
「を投げかけちゃうのわん。
んしたら……。
みんながみんな、
感涙にむせんで、
我知らずのうちに、
手と手を取り合ってね。
声をそろえて」
『賛美歌』
「を合唱。
でもって最後には、
『ミーナさま、ばんざぁい!』
「なぁんて、
アタシを崇拝する言葉を、
連呼、連呼、連呼、の嵐で、
めでたしめでたし、
となるのわぁん。
……おおっ。
やったぁ!
ついにアタシの時代が、
やってきてしまったのわぁん」
《にゃあんか浮かれすぎてるもんで、つづくのにゃん》




