第二百八十四話『ネ(コ)に持つタイプにゃん』
第二百八十四話『ネ(コ)に持つタイプにゃん』
《タイプにゃん》
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『ネに持つタイプ』
「だから、
どうだというのわん?」
「いやにゃ」
『ネに持つタイプ』
「がいるのにゃら」
『ネコに持つタイプ』
「がいてもいいんじゃにゃあい?
とか思ってにゃ」
「ネコに持つ?
んれって、
どういう意味なのわん?」
「知んにゃい」
《ネコって、深くは考えにゃいんよ》
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「あのね」
「無理もにゃいのにゃん。
にゃあって、
今の今、生まれたばっかの」
『新しい言葉』
「にゃもん」
「——なぁんか、
『ネコごと』
みたいにいってるのわん。
んでも、
そうはさせないのわぁん——
んだからぁ。
生み落とした当のネコが」
『知らぬ存ぜぬ』
「じゃすまされないのわん。
なぁんていうかぁ、
……そうそう。
生まれた子ネコの行く末を、
案じる母ネコのように」
「ミーにゃん。ウチは」
『化けネコ』
「要するに、霊体にゃんよ。
とにゃればにゃ。
身体の大っきさはどうであれ、
今にゃお、
れっきとした幼児期。
誰が見ても恥ずかしくにゃい、
立派にゃ」
『子ネコ』
「にゃん」
「んなの百も承知なのわん。
アタシがいいたいのはね。
生んだ以上」
『子ネコ』
「であろうが、
なんであろうが」
『あれこれ世話を焼かなきゃ』
「ってこと」
「もしもし、ミーにゃん」
『言葉』
「にも、
世話を焼くのにゃん?」
《もしや、おしめまでも、にゃのかどうかは、つづくのにゃん》




