第二百七十三話『便秘(べんぴ)にゃん』
第二百七十三話『便秘にゃん』
《お食事中にゃら、ごめんにゃさいのにゃん》
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「かつてのアタシが、
どんなであろうと、
んれはもう」
『遠く過ぎ去りし日々の夢』
「今のアタシとは、
切り離して考えるのが」
『未来ネコ』
「としてふさわしい生き方なのわん。
ミアン、判ったぁ?」
《ミーにゃん。ウチは、『グルメネコ』にゃんよ》
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「切り離すと、どうにゃるん?」
「物事を正しく見すえられるのわん。
今回の件だってそう」
『アタシが説得した』
「のであって……、
断じて」
『アタシが説得された』
「のではないのわん!
アタシだって、
いつまでも」
『ワガママ姫』
「なんかじゃないのわぁん!」
「ミーにゃん……」
《ご自分をとぉってもよく判っていらっしゃるのにゃん》
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「んでんで?
つまるところ、
どぉんな」
『お悩み』
「なのわん?」
「ぶふふっ。
ミーにゃんミーにゃん」
『つまる』
「のはにゃ」
『便秘』
「にゃんよ」
《ウチら、にゃあんて会話をしてんのにゃん》
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「んもう、ミーにゃんったらぁ。
ご自分のお悩みを、
ウチに押しつけるにゃんてぇ」
「……こ、こ、こ、こ、」
「にゃんにゃの?
どっかの」
『お鳥』
「にゃんみたいにゃ、
鳴き声にゃんか張りあげて」
「こ、こ、こ、こ、」
『コケコッコォッ!』
「って鳴きたいのにゃん?」
『こらあっ!』
《妙にすがすがしい一声にゃもんで、つづくのにゃん》




