表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/100

第二百十一話『夢のまた夢にゃん』

 第二百十一話『夢のまた夢にゃん』


《これぞファンタジーにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


『ミアンさん。

 夢の向こう側にこそ、

「愛」

 があるのです。

 さぁ行きましょう。

 生きとし生けるものから、

 次第に失われゆく、

 心の一番大事なモノを、

 私と一緒に取り戻すのです』


「にゃあんて、

 ミリアにゃんに」


『夢の中』


「でいわれたもんで、

 さらにさらに」


『夢のまた夢』


「へと入ってしまってにゃ。

 んでまぁ出るに出られず、

 右往左往。

 困りに困ってしまったのにゃん」

「へぇ」

「んでもにゃ」


『ウチはあきらめにゃい!

 あきらめてたまるか、

 にゃのにゃん!』


「にゃあんて」


怨念おんねん


「じゃにゃくって」


執念しゅうねん


「のかいあってにゃ。

 見ん事、奇跡の生還。

 今みたいに」


『たわいもにゃいおしゃべり』


「にうつつをぬかす、

 いつもの生活に、

 戻れたって次第にゃん。

 にゃもんで、ミーにゃん。

 親友としてウチの」


『涙ぐましい奮闘努力ふんとうどりょく


「を力一杯、

 ほめたたえてにゃん」

「——ふぅぅむ。

『黙って聴いてりゃ、

 図に乗りやがって』

 なぁんて、

 イヤミの一言でもいって、

『おしまい』としたいところ、

 ではあるんだけどぉ。

『だがよ。

 あまっさえ、

「ほめたたえて」とまで、

 ぬかしてくるなんざ、

 てぇした度胸じゃねぇか』

 なぁんて、

 ミアンの望みどおり、

 ほめたたえちゃう、っていう、

 逆転劇も、なきにしもあらず。

 はてさて。どっちを?

 ……って、

 んなもん、あれこれ考えたって、

 しょうがないんで、

 とりあえずは、

 誰もがすると思う、

 ごくごく自然な質問の返事で——

 ねぇ、ミアン」

「にゃに?」

「んれが、

 お昼すぎまで」


『お寝坊ねぼう


「に、はげんでいた」


『いいわけ』


「なのわん?」

「ふにゃっ。

 にゃあんてことを。

 ミーにゃん。

 あんたって……あんたって……」


『大当たりにゃあん!』


《いやあ。ファンタジーって大変にゃん》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ