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少年編その2

久々にこっちを更新ー。白魔法師は……もうちょい待ってください。感想でメンタルやられすぎて…

「「一閃!」」


 俺とローズの声が同時に響く。

 それと同時に、崩されたはずの俺の体制が勝手に立て直されローズが振るった一閃とぶつかり合う。


「まだまだぁ!」


 この三年間で女の癖に単純な身体能力では完全に勝てなくなってきているのを感じる。―――七歳くらいまでは、互角だったはずなんだが………。


「っち!」

 

 ローズの癖を知っているからこそ対応も出来ているが、少しでも気を抜くとさっきみたいに簡単に押し切られかねない。

 だが、速度と腕力を頼りに振るだけの剣はうまく受け流しさえできれば大きな隙を生む。

 ―――この前みたいに重心のトリックなんかも噛ましてきたりするから勿論注意は必要だが。


「今っ!」


 ローズの踏み込みからの袈裟斬りを右側面から打ち込み弾き飛ばす。


「いっせ―――」


「っ!? 一閃!」


 俺の言葉に反応し、ローズが一閃を発動させるが俺は一閃を発動させていない。バックステップを一つ入れローズの一閃を回避する。


「しまっ―――!」


 俺のバックステップを見たローズがハメられたことに気づくがもう遅い。起動した一閃はもう止まらない。

 

「一閃!」


 ローズが剣を振り切り硬直した瞬間を見逃さずに一閃を叩き込む。


「そこまで! 勝者エクスだ」


 先生の声が響くと同時に歓声が上がる。


「あたたたた………。くっそぉ。今回は僕の負けかぁ」


 一閃があたったお腹を擦りながらローズが起き上がる。模擬戦用の剣は連撃による攻撃のダメージを弱めてくれるらしい。

 どんな仕組みでそうなるのかなんてわからないが、そのお陰もあってかローズはそこまでダメージを受けてはいない。


「よし、今回返したからこれで千五勝千十二敗三百二十五分。だんだん返してきたぜ!」


「ふん! まだ僕の方が勝ち越してるんだから調子に乗るんじゃないよ!」


 そう、今回こそ俺が勝ったが全体ではやや負け越してるのだ。だが、


「最近では俺の勝ちが続いてるからな! すぐに追い越してやるぜ!」


 そう、一閃を使えるようになってから力だけでゴリ押しされるという展開も少なくなり、俺の勝率が押し返してきているのだ。


「ふん! 放課後の模擬戦では僕が勝つからね!」


「はん! 望むところだ! 返り討ちしてまた差を縮めてやるよ!」


「お前ら毎度毎度いい加減にしろ!」


「「いてっ!」」


 言い合いをしていると、先生に拳を落とされる。

 模擬戦が終わるとこうやって言い合いをしてしまい、先生にどやされて終わる。これが俺とローズの常だった。

 勿論、他の連中と当たればこんな事にはならないのだが、三歳の頃からお互いにチャンバラから始まり模擬戦を行っていたのだ。他のメンバーとは根本的に戦闘経験が違う。一合、ニ合と打ち合う内に体制を崩し一本を入れるか、崩された瞬間に一閃を打ちすかされ、返しの一閃を決められて負けることになっていた。そんな現状で、俺とローズは周りとは実力が一段違うという状態になっており、二人で組まされるのは必然というものだった。

 しかし、そんな俺達を暗い眼差しで見ている奴がいる事に俺達は気づかなかった。

一応活動報告にも記載しておりますが、

誠に勝手ながらもうこれから感想欄は確認しないことにしました。

応援メッセージでやる気になることもあれば、明らかに叩きたいだけみたいな感想を見てメンタルがやられる事もあり、最近ではメンタルがやられる様な感想が多いと感じたためです。

今まで応援メッセージを下さった皆さんには申し訳ないですがどうかご了承ください。

これからは、文章力が無いだとか、読むに値しないと感じた場合、大人しくブラウザバックをしてくださると幸いです。

応援は評価、ブックマークでしてくださると幸いです! こっちは確実にやる気になるので(笑)


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