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犬恋  作者: 青い蛙
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2.朝

どうもこんにちは青い蛙です!

今回のタイトルは、第1話からみんなが2日目の朝の出来事です。書いていきたいと思います。



明日もまた裕也君と一緒に学校いくのか……。そう考えるだけでも嬉しさが込み上げてきてたまらない。

(ふふふー♪)

明日は、数学のテストだ。少しぐらい復讐と予習をしておかないと少しやばいかもしれない。

(明日のテストは~っと)

ふんふんと鼻歌を歌いながら、勉強道具を出してノートにシャーペンを走らせる。

今、和は犬神と呼ばれる神様を祀る神社の机に向かって勉強をしている。

「おいナゴミ、飯ができたぞい。」

「あ、犬神さま!今日は何ですか?」

犬神と呼ばれた小さい子供のような巫女さんに呼ばれ、和は食卓へ急いだ。

食卓に座ると、犬神は先に席に着き私の茶碗に炊いたご飯を継いでいるところだった。

「犬神さま~、今日のご飯は何ですか~っと」

「……今日は刺身じゃ、ごちそうじゃぞ。」

刺身と聞いて和が思い出すのは、まだ小さいころに裕也君にもらったマグロの刺身だ。

「やったー!ごちそうだ!」

犬神は、子供の帰りを心配するお母さんのような顔で私に聞いた。

「お前さんは家に帰らなくて大丈夫なのか?」

「うん。私が夜いないことなんてよくあることだし、裕也君もそこまで心配してないと思うよ?」

心配されてない、といえば聞こえは悪いがこれは私を信じてくれている証なのだ。

「そうか……じゃあ今日は泊まっていくか?夜は人間の姿でも犬の姿でも危ないぞ」

「そうなのよねぇ、人間だとナンパで連れてかれるし、犬でも犬にナンパされるしね…

 うん、泊まっていくよ」

その日は明日の朝、学校に行くまで、神社にいた。





朝、いつものふかふかな犬用のベットじゃなくて、少し床の硬さを残した敷布団の中で私は目を覚ました。

「う……う~ん……あ!遅刻!」

起きてすぐ時計を見て叫ぶと、私は神社を飛び出した。

道を走っていると、道の角を勢いよく曲がって、学校のほうへダッシュしている男子を見つけた。

「裕也くーん!」

私は、その男の子の名前を呼び急いで追いかけた。





朝だ、俺は朝が嫌い……のはずだった。が、学校であの子に会えると思うと、朝がいやとかどうとか言ってる場合じゃない!

「よし!制服オーケー!!時間割オーケー!!宿題ノーオーケー!よっしゃ行こう!」

なんかだいぶ良くないオーケーが混ざってた気がしたが、俺はパンをくわえて、

家を飛び出した。

「うおおおおおお!急げー!遅刻だー!」

猛スピードで学校への道を走り、角を曲がったところで俺は誰かに呼び止められた。

振り返ると、そこには俺が朝でも学校に行ける理由、和さんがそこに立っていた。





……朝、今日は楽しみな日なんだった……。私、「立花家の愛犬、クウ」は、今日の転校のことで頭がいっぱいだった。

「俊哉君の学校か~楽しみだな……。そういえばナゴミは昨日入学したんだよな」

そして今日が私と私の友達、サキの入学の日だ。

髪を結び、バックに教科書をいれ、私は立花家の広い庭にある祠から出た。





明るい……朝か……私は、今日が楽しみで仕方なかった。

「いま何時だろ?」

私は時計をみて悲鳴を上げそうになった……

8:00……学校が始まる30分前

「まてまてまてーい!時間よ!止まって!頼む~~~!」

そんなことを叫んでる間も時間はとんとんと過ぎていく

私は、急いで昨日教科書らを入れたバッグを取ると、百済家の庭に立つ巨大な祠を出た。

「まってろよ!良夜君!いまお前の学校に行くからなー」

元気よく言って、私は学校へと走り出した。




こうして一人一人が歩き始めていた。ある物語へとむけて。


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