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今日から僕は、魔法少女  作者: 羽音羽
8/8

寮生活の始まり

そして僕は寮に連れて来られた。

「あなたのその鍵は何色だい?」

そう言われ俺は鍵に目をやった。

「黄色だよ」

「じゃあC棟だ、それで百の位が階数で残りの二桁はエレベーターを出て何個目かのドアとこに行けばいいよ。まぁどうせ部屋番号書いてあるはずだから大丈夫だよ」

「ありがとう女騎士さん、この際聞いてもいいかな?君の名は」

「私か、私はエーミル・シュペハイルだ因みに私は二年だぞ」

「あっ先輩だったんですか…」

俺と身長ほぼ変わらないのに俺より上なのか…あっ俺女体化してから身長変わってなかったのか。俺がでかいだけなのか

「まぁ、ではまた」

そしてエーミル先輩に手を振って俺はC棟に向かった。

ここが俺の部屋か、なんか可愛らしくデザインされているな。そして俺はドアノブに手をかけようとした時、中からドスンッと音がした。その後ドタバタと駆けつけるような音がして少しドアが開いた。その隙間から顔を覗かすように、部屋の主は言った。

「あなた男ですか?」

不安が詰まった声で、部屋の主は言った。

「まぁ、中はそうだけど…」

そう言うと、部屋の主は出てきた。出てきたのは可愛くて幼らしい青い髪をした女の子で、紫紺の目をしていた。その容姿を俺がじっくり見ていると彼女は

「かわいいです…か?」

顔を赤らめながらそう言った。そんな顔で言われたら誰でもかわいいって言っちゃうよ。もちろん即答で

「かわいいよ」

「ビクッ」

彼女は、少し跳ね上がった。その仕草を見られたことが恥ずかしかったのかさらに、顔を赤らめていた。そして彼女はモジモジしながら口を開き

「おっ、襲いたくなっちゃいばすか!?」

顔が真っ赤っかで聞かれた。恥ずかしいことを言って顔が赤いのかそれとも、噛んでしまったことが恥ずかしいのか、まぁ両者だろう。そして俺は何故か緊張しながら

「まっ、まぁ君が誘ってきたら襲っちゃうかもしれないねぇ」

冗談交じりで答えてしまった。そして彼女の頭でボンッ!って音がして彼女は倒れた。彼女抱えて俺は部屋に入った。

部屋も、ドアに飾られてたようにかわいい感じでアレンジされてる、女子って感じだ。そして彼女をベッドに寝かせた後部屋を物色させてもらった。部屋を把握した後彼女は目が覚めた。彼女はまたもや真っ赤な顔で

「いっ、いまっ襲おうとしましてねっ」

呂律が回っていないようだ。どうやら不審者だと思われてるらしい。悲しい。俺は誤解を解くために

「違うよ、部屋を物色させてもらってただけだよ!」

ボンッ!また彼女の頭で爆発音がした。より一層顔が赤くなった。また間違えてしまったようだ。今度こそ答えという答えを言った。

「安心しろ!俺はロリコンじゃないぞ!むしろ年上のお姉さんの方が好きだ!」これで大丈夫だろうと、決め顔で言った。すると彼女かりひゅぅ〜と空気が抜ける音がした後に、またボンッ!と音がした。

「私は幼女じゃにゃい!これからおっきくてスレンダーで美人なお姉さんになるんぎゃ!」

噛んでるところがかわいい。そして重要なことを思い出した。

「それより、君が俺のルームメイト?」

彼女は冷静な状態に戻った。

「君が光原くん…ですか?それならそうなんですが…」

「おぉそれ俺だよ!っで君の名前は?」

「わ、私ですか?私は富良野咲、咲って呼んで下さい」

「わかった、じゃあ咲頼んでもいいかい?」

「なっ、何をですか?」

咲はいきなり名前を呼ばれて驚いたのか、また少し跳ね上がった。

「俺と友だちになってくれないか」

そして、こういったあとも跳ね上がった。咲は真っ赤な顔でありながらも笑顔で

「もちろんです。」

俺を受け入れてくれた。

さき

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