初めての戦い
「ふぎぁっ!?」
見事に学校っぽい感じの前に飛べたな。ほんとにここが学校確かめるために地図でさっきの病院のとこからの位置的にあってるか確かめなければ。
「ビビィービビィー」
なんだろう、地震か、すごいな地震が予測できるのか。うん流石未来、魔法使い。
「モンスターシュツゲンモンスターシュツゲン」
なんだモンスターが出た警報か。うーん、え
「タダチニオクナイヘヒナンシテクダサイマモナクシールドガハラレマス」
えぇっ、やばいって屋内に逃げろっていわれてもここ俺が通うことになってる学校じゃなかったら不法侵入で捕まるんじゃないのか。こんな時に葛藤してる場合じゃねえ屋内に逃げなきゃ
「シールド展開(重低音)」
ふぁっ、機械音が急に重低音になったとかやっぱ未来はすごいな(棒)てかシールドってなんや。
「おいそこの少女よ」
少女って、あぁ俺だ俺が少女だ忘れてた
「もうすぐそっちに武器送るから好きなん使ってモンスター倒しといてな、じゃあな!」
気軽なノリで戦ったこともないのに戦えとかいう鬼畜コースに入ってしまったようだ。
「まぁ、敵にもよるけどなんとかなるだろう」
「ぬちょぬちょ…」
「なんかいま気持ち悪い足音がしたようなっ!?」
目の前にヤマタノオロチのようなイソギンチャクのような気持ちの悪い生物がぬちょぬちょと気持ちの悪い足音で近寄ってきた。
「こっこれは、触手だぁ!これが触手かすげぇ」
初めてタコとイカ以外の触手をみた。うむ以外と可愛いな。
「うへぁっ」
触手を可愛がってると触手が足に絡まりついた。そして体が宙へ浮いた。次は腕に絡まりついてきた。すると触手達はだんだん体の方へ進んできた。
「これが触手プレイなのか、気持ちよくないじゃないか。」
バリィーン
何かが割れた音がした。目を開けたら金髪の碧眼の女騎士がどうやら俺を助けてくれたようだ。しかもお姫様抱っこで。だが、触手ちゃん達はまだ生きている。
「大丈夫かい少女よ」
惚れた。その時地面から何かが冷蔵庫みたいなのが出てきた。その中にはたくさんの種類の武器が入ってた。
「あぁこれがさっき言ってた武器か」
俺は女騎士の腕から降りて収納庫から武器を選ぼうとした。
「おい少女よ貴様は下がってろ!このモンスターは死んだ男の煩悩の塊なんだぞ!また性的な攻撃を受けてしまうぞ!」
唖然、どうやらあの触手ちゃん達はホモらしい。ホモは倒さねば、ついでに腐女子がこの世から増えるのを止めなくてわ。僕は女騎士の言ったことを無視して使いやすそうな剣を取った。
「少女よ、本気か。まぁいいだろう、因みにその剣は1時間で残りの魔力がちょうど半分になるように計算されて剣の長さが変わる魔剣だ。」
「なるほど、この俺にぴったりの魔剣のようだな。じゃあ手始めに一振りィッ」
敵の体が真っ二つになった。しかも魔剣の長さが尋常じゃない。そしてもう一振り。敵は核っぽいもの破壊されて溶けていった。
「君はいったい、何者なんだ…」
女騎士が口をポカーンと開けて俺に問う。
そして俺は笑顔でこう言った。
「俺はこの世界がこうなった原因の者だ」
シールドが閉じた。