表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/18

嫁入り天気

少し曇り空の嫁入り天気

天使の梯子がかかっている

天も祝福を贈っている




どこからか鳴き声が聞こえてこないかと

耳を澄ますけれど

聞こえるのは遥か上空の飛行機のエンジン音




雲間からの夕陽の射し込みは

雲を淡くキラキラさせている

夕陽に見送られ月に祝福される




静寂な中、雲は風の悪戯に

形を変えて流れていく

いつのまにか雨も止んで

昼と夕方が混じり始める



漂う雲の旅は終わらない

誰か任せの旅行中

きっと今頃嫁入り娘は

嫁ぎ先に到着したのかもしれない



雨の間の大移動に

疲れながらも胸をときめかせながら



そんなことを考え

僕は笑い空を見つめる

終わらない旅とはどんなものだろう

考えても答は出ない

籠よりの空は高くて遠い

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ