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不安と切望
不安はいつだってある
何も変わらない未来すら
心のどこかに抱えている
それでも止まる選択はない
一人なら駄目でも二人なら
歩きだせると信じている
闇の深い世界のただ一つの希望
誰もが望み諦めた道
諦めた立ち止まった存在は
より弱く闇に侵略されていく
そんなものになりたくない
それが強い願い切望
一人より二人ならば
でも3人はいらない
背負うこと責任なんて持てない
光は遠すぎるけれど
明日は昨日より今日より前進と
測れぬ距離の中信じて歩く
心を折る刃は闇の使徒の諦め
諦めに同調できないと傷つけても
光が欲しいという心
不安は消えなくても
切望も決して消えない
いつか道が途切れたとしても
その先に飛び込めばいい
命をかけて歩くと決めたから
それで何があっても留まるより
闇に取り込まれるよりも
光に近づくと信じたい
繋いだ手の温もり
背中越しの息遣いが
私から不安を小さく大きくしても
一人で出来ぬことも二人ならば
きっと叶うと信じる
光に手を伸ばす
今だ届かぬそれに挑み
明日はもっと近づける
そう信じて…