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雨は風を呼び
雨は風を呼び叫んでる
君の心のようだ
口を縫いつけたかのように
何も言葉にすることを
諦めた君の心そのもの
泣くことも怒ることもなく
平気なふりをするその仕草
多分大丈夫ではないと
気づいても声をかけられない
意気地無しの僕に
君は笑ってくれる
「大丈夫?」と声をかけてくれる
本当は声をかけてほしいと
願うのではないか?と思う
誰かに優しくして矜持を保っているの?
そんなことを考えてしまう
泣いてもいいよ
怒ってもいいんだよ
僕はずっと心配なんだ
強くて優しくて泣かない君が
雨は君に似ている
夜の空や雷の空もそう思う
君から生まれない感情を
空が体現している
そんな風に思うんだ
いつか君に伝えることが出来たら
君はどんな表情をするんだろう
呆れるのかな?
それとも寂しく笑うのか
僕には想像できないけれど
泣いて怒ってくれたら
僕嬉しいなと思うんだ
雨が風を呼び水面が揺れている
見つめながら僕は君を想う
今君は何をしているのだろうかと
もう手の届かない君を想う
想いも心配も伝えられないまま
消えてしまった君
僕の心の傷であり宝物
君への想いが疼く