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ミソラロリシアでワイバーンを退治に参加する その1

ワイバーン退治です。

 朝のロリシア。

「おはようございます」とミソラ。

 食堂には全員が揃っていた。

「おはようミソラ」

「おはようございますお父様」

「ミソラ今日は頼むな」とアルマ。

「ええ任せてください」

「ミソラ今日私はいけないが、筆頭剣士のリルルと剣士と領主軍100名が参戦する」

「お父様そんなに大勢ですか」とミソラ。

「うむ。報告ではワイバーン3匹と狩られているバフフが50匹との事だ。今はどうなっているのかは不明だ」

「数は多いですね」

「うむ。念のためだ」

「では私は同級生チームで行きます」

「お嬢、全員で行くのか」とリルル。

「みんないいよね」

「はーい退屈だから楽しみ」とミルル。

「ワイバーンなのにか」とリルル。

「はっはっはっロリシアに現れたワイバーンが一瞬で消えた事件が、こいつらの仕業だそうだ」

「はぁ聞きました。現れたワイバーンに氷の槍が昇って行って、首を斬られたと思ったら消えたという事件ですね」とリルル。

「あは。お茶していたらワイバーンが来たと聞いて、ミルルが火球で驚かせてルナがウォーターランスを打ちあげて凍らせて、落ちて来たワイバーンの首を斬り落として、落ちたら危険なのでドネルグが収納してくれたのです」

「リルル、昨日私も報告を聞いたのだが、一連の動作をチームで連動したらしいぞ」

「本当ですか。だとすると冒険者としても高位ですよね。それと高位の僧侶が無償で治療していったとか聞いています」

「あっそれルーマ」

 ルーマは遠慮がちに手を上げる。

「そなたか、女神協会の僧侶なのか」

 ルーマは小さい声で「いえ、ただの錬金術師です」

「えっ」リルルと剣士達が一斉に声を上げる。

「錬金術師が治療できるのか。お嬢、お前のチームはなんて人材ばかりなんだ」とリルル。

「うーん。女神教会に目を付けられるな」

「そうなの。ルーマ僧侶になるの」とミルル。

「いやだよ。俺は錬金術を極めたいんだ」とルーマ。

「えー折角ヒールⅡを覚えたのに」とミソラ。

「えっヒールⅡ!!」とリルル。

「僧侶でも高位だぞ」と剣士アルマ。

「凄いなお嬢のチームは」と剣士アルフ。

「そうなんです。ルーマは錬金科Bクラスなんですが、回復もできるのですよ」とルナ。

「で、そなたは・・ルナはアイスランスが出来ると聞いた」

「ああ、街でたまたま「ウォーターランス」の魔導書があったので買って水を凍らせると良いと書かれていたので、打ちあげた水槍を後から凍らせたのです。ソル子爵みたいに同時詠唱は無理です」

「でもすさまじいな」

「あっ僕もたまたま「ヒールⅡ」の魔導書があったから買ってもらって、たまたま怪我している人々がいたので試しただけです」

「ルーマよ。そもそもヒールが使える冒険者は珍しいがたまにいる。が・・ヒールⅡはいないぞ」

「そうだよ。ヒールⅡが使えれば僧侶でも高位だよ。それだけで崇められる対象だぞ」

 リルルとアルマが説明する。

「えー魔導書があったので、たまたま買って、たまたま怪我している人がいて・・・」

「北門の衛兵から報告があった高位の僧侶って、ルーマの事だったのか。ありがとう助けてくれて」

 リルルは立ち上がって礼をする。

「そんな、気にしないでください。たまたまですから」

「それでも衛兵にも家族がいる。ルーマが助けてくれなければ危ない所だったと言っていたぞ。本当に領主軍を代表して礼を述べさせていただくよ」

「あはは。ミソラ助けて」

「リルル、内緒でお願いね」とミソラ。

「そうだな。女神教会に知られたらほって置かないだろうと思うから内緒はしかたない」

「だがお嬢のチームは凄いな」とアルマ。

「えへへ。みんなが凄いからね」

「俺からも礼を言わせてくれ」とアルマ。


「居づらい」

「そう言うな。衛兵も人間だ、扉の上から落ちて本来なら死んでも仕方ない状況だからな」とロレンシア公爵も礼を言う。


「よし、お嬢30分後に屋敷前に集合だ。みんなで行くぞユーマス手配は終わっているな」とアルマ。

「はい、領主軍100名に北門外に集合させています」ロリシア治安担当のユーマスは報告する。

「よし時間厳守だ。解散」剣士達は「おー」と言いながら解散した。

「ミソラ。頼むな」とロレンシア公爵。

「はい、お父様。街への被害はないようにします」


 ・・30分後・・

「楽しみ」

「ミルル。燥がない」とルナ。

「お嬢準備は良いか」とリルル。

「いつでも大丈夫よ」

 ミソラのチーム「シャイニングスター」は勢ぞろいしている。

 他にはロレンシア流剣士、筆頭剣士のリルルとアルマ、トルネ、アルフ、ソリマの5名が揃っている。

「皆、頼むぞ」ロレンシア公爵が言う。

「お任せください」リルルが一言言うと「出発」と一言。


 一行は隊列を作って北門から出ていく。

 出る時、衛兵が「あっあなたは」と言ったが、ルーマは手を振りそのまま歩いて行く。


 北門外には領主軍の100名と馬車が14台並んでいる。

 兵員輸送の10台に剣士とミソラに各1台、糧食や消耗品の馬車が2台の大きな規模の討伐隊である。

「諸君ご苦労。ロリシアの街を守るためにワイバーンとバフフを狩るぞ。今回はお嬢ミソラのチームも一緒だぞ。昨日のワイバーン討伐の張本人だ。では乗車!!」リルルは号令をかける。

 

 一行は街道を北に向けて出発する。

「ねぇミソラ。10キロってどのくらい」とミルル。

「うーん馬車だと40分位かな」とミソラ。


 ・・

 それから30分位で馬車隊は右にそれて草原に入っていく。

「早いな」とドネルグ。

「多分だけど、ワイバーンに追われたバフフが街に近付いているのだな」といい所なかったリソナが説明する。


 やがて馬車が止まる。ミソラ達は下車して前方に集まる。

 リルルが指揮をとる。

「着いたのリルル」とミソラ。

「お嬢、バフフが群れているだろう。あれを狙いにワイバーンが来ると思う」

「でも凄い数だね」

「だな。領主軍はバフフが街に行かないようにここで壁を作る。お嬢たちとアルマ達はワイバーンとバフフを狩ってくれ、ただしワイバーンが来たら最優先でワイバーンを狩ってほしい」

「了解、ところで防御壁作ろうか」

「錬金術師がいたのだったな。頼めるか」

「ドナ、頼める」

「よし任せてくれ」とドナ。

 ドナは領主軍の前方に高さ2mのロックフェンスを作る。

 壁の内側には階段を作り、壁50mに渡りU字になっている。

「凄いな」

「お嬢の仲間は無敵だな」

「よしお前達は壁に沿って展開、バフフを全て食い止めろ」

 兵士達は散っていった。


「俺たちは前に行くぞ」とアルマ。

「行くよみんな。ドネルグとドナはここに残って、終わったらドネルグお願い。ドナは防御壁をお願い」

 ミソラとリソナが先頭でルナ、ミルルが続き、ルーマは最後尾をついて行く。


 ロレンシア剣士のアルマ、トルネ、アルフ、ソリマは一斉に剣に炎を纏わせバフフに突っ込んでいく。

「ロレンシア流剣士がこんなに、壮観だな」とリソナ。

「はは。ロレンシア流の本山だからね」とミソラ。


「お嬢、ワイバーンが来る前にバフフを始末して置こう、ワイバーン討伐に邪魔だ」

「了解」

 ミソラも走りながら剣に炎を纏わせる。

「しまった」ミソラはバフフを切りながら言う。

「なにが」リソナが言う。

「ドネルグを一緒に連れて来るべきだったなと」

「回収便利だよね」リソナ。

 ルーマが言う。

「ドネルグとドナが来ているよ」

 ドネルグは剣士とミソラ達が倒したバフフを次々と収納していく。

「ごめんよ、後から収納していくのも大変だから出て来た」とドネルグ。

「助かる。ごめんね」


 剣士達とミソラ達は、バフフを50匹近く狩っている。

 だが報告は50匹程度と言われていたのだが、実際には100匹程度だった。

「まだ半分・・・」とミソラ。

「こんなもんでへたばっていないだろうな」とアルマ。


「当たり前だよアルマ。まだいけるから」

「体力残して置けよ。本命はワイバーンだぞ」

「少し休もう」とミソラ。


「ドナお願い」

「了解円形にするよ」

 ドナは5m程度で高さ2mの円形の防御陣地を作成した。

「アルマ、みんな入って」とミソラ。

「ドネルグお茶お願い」

「バフフの真ん中にこんな陣地が」アルマがびっくりしている。

「少し休憩ね」

「あはは、お嬢の仲間は凄いな」

「もう半分バフフを狩っているからね。少し休憩」


「了解した。でも覚悟しろよ。これだけのバフフがいたならワイバーン3匹では済まないだろう」

「うん何匹でも大丈夫」ミソラは優雅に紅茶を飲んでいる。


 余裕らしい・・・

ありがとうございます。

ワイバーンは何匹来るのでしょうか・・・

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