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ミソラ強くなった

鍛錬場での死闘・・・かろうじてミソラは勝ったみたいです。

家族が揃った様です。

 折角のお茶の時間・・・

 マリカ、リキ、そしてリソナはぐったりしている。

「そろそろお嬢行こうか」とアルマ。

 三人は鍛錬場に向かって歩いている。


「お嬢、久しぶりに相手頼むぞ」

「ふふ、アルマ私も強くなったのよ。昔と違うからかかってきなさい」ミソラは余裕だ。

「おぅ。リルル審判を頼むぞ」「まかせろ」

「ではお嬢がどの位強くなったか試させてもらおう」

「後で泣かないでね」ミソラはますます余裕。


「では両者はじめ」


 ミソラは銅剣に炎を纏わせ正眼の構えで対峙する。

 アルマは同じく炎を纏わせた銅剣を少し引いて左手を前に出す。


 そのままにらみ合い、1秒2秒と経過する。

 相手の隙を見つけてアルマは横に薙ぎ払うつもりである。

 一方ミソラは正眼から動かない。


「お嬢、隙が無くなったな」

「トルマも隙が無い」

 お互い動けない。


 そんな緊張の場面で、トルマは打開の為に右に移動する。

 それでもミソラは対峙したまま動かない。


 そんな緊張感の中、トルマは必殺の一手を繰り出す。

 片手で持っていた剣を引き寄せ、両手で持ち直し一歩踏み出す。

 ミソラは剣を剣でさばいて、右足を踏み出すと同時に斜め横を向いてアルマの胴に切り込む。

 アルマは飛びのき、再度踏み込んで正面から突きをかます。

 

 ミソラはステップで避けて距離を取ると同時に踏み込んでアルマの剣を剣で弾き、流れる様に横胴を決めに掛かる。

 アルマはかろうじてステップで退くと態勢を立て直す。

 ミソラはその一瞬を逃さなかった。

 踏み込むと同時に剣を打ちこむ。

 アルマは剣で受け流すと同時に流れる様に剣を横に薙ぎ払う。

 少しだけミソラの衣装が切れるが、かまわず左から踏み込み剣をアルマの胸に付き刺す。


 アルマはミソラの剣を避けると同時に足を薙ぎ払う。

 ミソラは少しだけ飛び上がるとアルマの薙ぎ払った剣を上から打ちこむ。

 たまらずアルマは剣を落としてしまう。

 すかさずミソラは剣をアルマの顔に当てる寸前で止めた。

「勝負あり」リルルが勝者宣言する。


「お嬢強くなったな。負けた」

「ふふ」ミソラは何も言わない。

 たった1分で決着がついた。


「リルルはどうする」ミソラが言う。

「勿論、ロレンシア家筆頭剣士の名に懸けて試合するにきまっている」

「ではやりましょうか」ミソラはまた正眼の構えだ。

「お嬢泣くなよ」リルルも正眼で対峙する。


 またもや真剣勝負が繰り広げられ、結局リルルとは5分以上も打ち合ったが勝負はつかなかった。

「お嬢、強くなった。アルマが負けたのが判ったぞ」

「そお?まだ余裕だけど」

「ふむ。では5分で決着を」

「望むところよ」

 激しい打ち合いが始まり、お互い一歩も引かない。

 そのまま5分が経過したが勝負がつかない。

「両者引き分け」

「えー」ミソラは初めて声を上げる。

「ふむ。食前の運動にはちょうど良い」

「ちぇリルル泣かすチャンスなのに」

「お嬢、俺は泣かない」

「ふふ」


「たった2年で別人みたいだ。俺も筆頭剣士なのだがな負けた」とアルマ。

「そうだな。お嬢は冒険者が合っているみたいだな」

「ふふ、冒険者も楽しいよ。二人も戻ったら」

「いや御館様を守らないといけないから遠慮しておく」

「そぉ、いつでもかかってきなさい」

「さっお嬢、お茶の続きをしよう」

「そうね。少し喉が渇いたかしら」

「ははは。それよりケーキが喰いたいのだろう」

「そんな事ないよ」

「いいってお嬢はあのケーキ好きだからな」

「えー」


 ミソラ達は応接に戻る。

「ミソラ早かったね」とドネルグ。

「うん。アルマには勝ったけどリルルとは引き分けた」

 マリカはミソラを尊敬の眼差しで見つめる。

「折角泣かすチャンスだったのに」

「去年よりミソラ強くなっているのか」とドネルグ。

「俺ミソラにも勝てないのか」リソナがふて腐る。

「実力実力」ミソラは楽しそうだ。


「そうだ。マリカさん達も夕飯どう?大勢だと賑やかで美味しいよ」

「よいのか」マリカは遠慮しながら聞く。

「良いに決まっている。ユーリス、マリカさん達の分も夕食用意お願いね」

「畏まりました」


 その時「お姉さまーーー」と言いながらドル・リーブス・ロレンシアが走って来た。

「お姉さま聞いて、僕10歳になったよ」

「うん。お母様の手紙で知っている。祝福受けてロレンシア流が継げるとも書いてあったけど」

「そうなの。今剣の修行しているよ」

「それは楽しみだね」

 なぜかマリカの顔が赤い。

「あれ?お母様は」

「うん。お買い物一緒に行って戻って来たけど・・」

「そっかお支度しているのね」とミソラ。

 一同に緊張が走る。公爵の奥様が現れる。


「リーブスお客様ですからご挨拶を」

「はい、お姉さま。皆さま初めましてドル・リーブス・バレ・・・あっロレンシアです。

 ごめんなさいお姉さま。言い慣れなくて」

「あらま。リーブス」

「あはは。よろしくロレンシア家時期当主。私はミソラと一緒のクラスメイトで冒険者チーム「シャイニングスター」の剣士リソナと申します」

「私の番ね。私は「シャイニングスター」のルナ。風魔導士しているの。そしてこちらがミルル。この子は火と土の魔導士、そしてこちらがドアとルーマ。ドアは錬成士、ルーマは錬成も出来るけど回復士でもあるの。そしてドネルグ。ドネルグは荷物持ちなのだけれどチームメンバーでもあるの。ドネルグ以外は同級生よ」

 ルナはメンバー紹介をしていく。

「はい、ドネルグさんとは一年前にお会いしています。その時はお姉さまとお二人で」

「リーブス様お久しぶりです。2年前はミソラと二人しかいませんでしたが今は冒険者チーム「シャイニングスター」としてやっています」

 ドネルグも丁寧にあいさつする。


「それでねリーブス。こちらが途中で一緒になった冒険者チーム「蒼の鉄槌」の皆さん」とミソラ。


「ご挨拶宜しいですかリーブス様」「はい」

「では、私が剣士で「蒼の鉄槌」のリーダー、マリカと申します。こちらが魔導士のリカとガーディアンのリキ、そして回復も出来るモンクのハザ4人のチームです。お見知りおきを」

「よろしくお願いします」リーブスは深く礼をする。

「あっ、ねっリーブス、夕飯ここにいるみんなで食べるよ」

「お姉さま。それは楽しみです。冒険者としての話聞かせてくださいね」とリーブス。

「あは。そんなに話ないよ」とミソラ。

「前回は、冒険者始めたころの話でした。今はもっと冒険しているのでしょ、楽しみだな」

「そっか、ソフィアちゃんとも知り合えたし、人数増えて古代遺跡も探検したしね」


「ソフィアちゃん?」

「王女様だよ」「えっ」

「それと火竜様と会話したよ」

「火竜って地上最強と言われている火竜様ですか」

「うん。すごいオーラで勝てる見込みがなかったわ」

「へえ、お姉さま火竜様に会ったの」

「うん。ハイエルフ様に火竜族長の託を頼まれたとか言っていた」

「えーその話もお願いします。お姉さま」


「あらあら皆さま。いらっしゃいませ」

「お母様。聞いて聞いてミソラお姉さま。王女様とお友達で火竜様と話したんだって」

「あらまぁミソラちゃん凄い事に」

「お母様。成り行きです」

「それでね。お食事の時にお姉さまが話をしてくれるんです。楽しみです」

「あらあらまあまあ」

 スル・リアナ・バレンシアは子供が全て祝福されたので、スル・リアナ・ロレンシアに戻っていた。

「お母様。改めまして一時的に戻ってきました」ミソラは挨拶を改めてする。

「ミソラちゃんお帰りなさい。実家なのですから寛いでね」

「はい。ありがとうございます」


「皆さまがた。少し早いですが夕食の準備ができました。移動をお願いします」

 皆は楽しい夕食へと移動始める。

ありがとうございます。

ミソラ12歳、そろそろ学園卒業する見たいですね。

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