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ミソラ中央ロータスで大宴会する

ミソラと仲間が魔物討伐後の大宴会に参加しています。

なにか結婚を申し込まれています。


 時刻は19時となる。

 デル伯爵領主城に伯爵城下の貴族が集まっている。

 見渡すとデル領主軍騎士団司令官や魔導士団司令官に中央ロータス街の有力商人も見える。

 皆は楽しそうに歓談している。

 中央ロータスの領主であるデル伯爵城では宴会を数多く開かれ、皆は地元貴族や商人として顔見知りである。

「皆の者、楽しんでおるか。紹介しよう、今回魔物討伐をチームメンバーだけで行った「シャイニングスター」である。ミソラ、メンバー紹介を頼む」

「はい、畏まりました。伯爵。

 シャイニングスターのメンバーを紹介します。

 最初に剣士のリソナ、魔導士のルナとミルル、錬成士のドナと錬成士のルーマ。

 ただしルーマについては珍しい回復魔法担当になって貰っています。

 そして荷物持ちのドネルグと私ミソラの7名がメンバーです」


「ミソラ、紹介ご苦労である。ミソラは以前に顔出ししておるな。今回初めての参加者に紹介するが、ロリシア領領主のフォン・アルトハイム・ロレンシア公爵の娘であり、女で唯一のロレンシア流剣士である。

 我が親友の娘である。

 皆の者親しくしてほしい」


 ロータス伯爵の挨拶で宴会は始まり、皆は一斉に「シャイニングスター」に集まって来て挨拶や、「娘の婿に」とか、「長男との婚約を」とか、いろいろ申し込まれていた。

 ルナとミルルは満更でもない様で、リソナやドナも嬉しそうだったが、ルーマとドネルグは多少迷惑そうである。

「うわー平民なのに貴族から結婚申し込まれてしまった」とミルル。

「ミルル。一生食べはぐれないチャンスだね」とルナ。

「僕、娘紹介された」とリソナ。

「僕は研究したいのに」とルーマは不満を言っている。

「あはは。みんな良かったね。私はなにも無かった」とミソラ。

 ミソラよ公爵令嬢に結婚申し込みはハードルが高いぞ。


 一晩中宴会は続き、解放されたのは夜22時であった。

「シャイニングスター」のメンバーはぐったりしている。

「ミソラ、宿に戻ろう」とリソナ。


「そうだね。疲れた」

「初めて貴族の宴会に参加した」とミルルは興奮が治まらない様だ。

「私も疲れた」とルナはぐったりしている。


「ドネルグ、収納して宿で出して」とルナ。

「それはお断りします」とドネルグ。

「なんでよ」とルナは怒っているが・・・

「歩いてお帰り下さい」


「一同の者、疲れたであろう。儂も今だに慣れん」とロータス伯爵が控室に入って来た。

「デル伯爵、宴ありがとうございます。おかげで美味しい物沢山食べられました」とミルルが挨拶する。


「そなたはミルルであったな。楽しんでくれれば良いのじゃ」

「デル伯爵、ありがとうございます。私たちは多少疲れたので宿に戻ります」とミソラ。

「そうか、宿まで馬車を出そうぞ」

「えっ伯爵お優しい」と疲れていたルナがぱっと笑顔になった。

「ルナさん・・・」ドネルグが呟く・・


「ではロータス伯爵、明日はロリシアに向けて旅立ちますので、ご挨拶と言う事で」とミソラ。

「そうか、魔物退治ご苦労であった。宴に中央ロータス冒険者ギルド「フロンティア」バルトも参加して負ったので、魔物討伐の報告はしておいたぞ、明日ギルドに寄ると良いだろう」

「何から何までありがとうございます」とミソラは丁寧にあいさつする。


 扉が開いて執事が現れた。

「馬車の準備が出来ました」と報告する。

「おぅそうか、皆の者達者でな。また中央ロータスに寄る事があれば歓迎するからな」

「伯爵様ありがとうございます」とミソラが代表して礼を述べる。

「道中気を付けてな、と言ってもこのチームなら心配はいらんな。ははは」と伯爵。


 ミソラ達は伯爵が用意してくれた馬車で宿まで帰る。

「さっ寝ましょう」とミルル。

「ミルル。顔だけ洗って寝なさい」とルナ。

「はーーい」

「ドネルグ、明日は遅めで良いかな。みんな揃ったらギルドに行ってそれから出発ね」

「心得たミソラ」

「お休み」

「良い夢を」


 一行はそれぞれの部屋に戻り寝る支度を始める。

 魔物退治の疲れなのか、貴族宴会の疲れなのか、一行は直ぐに眠りについた。


 翌日は少し曇りで、気温も少し寒い。

 ミソラは宿の食堂に入ると、リソナとドナ、ルーマが食事をしていた。

「みんなおはよう」とミソラ。

「来た来た、ミソラゆっくりさせてもらっているよ」とドナ。

「他のみんなは?」

「うーんドネルグが一番早かったかな。食べ終わると食料調達に行くって言ってた」とリソナが報告する。

「そっか」

「ミルルとルナは、まだみたいだよ」とルーマ。

 二人は同室であった。

「きっと昨日の疲れがあるだと思うけど、起きるまでほっとこう」とミソラ。

「うん。それが良い」とドナ。


 ・・しばらくしてルナとミルルが降りて来た。

「おはよ・・・」とルナ。疲れが残っている様だ。

「お腹空いた」とミルル。


 ・・

「ただいまー」ドネルグが戻って来た。

「おはようドネルグ、食材仕入れうまく行った?」とミソラ。

「うん、ついでにギルドに寄って清算してきた。すぐ出発できるよ」

「おっありがたい」とリソナ。

「うん。ギルド寄ってみんなの冒険者カードに記録すれば良いだけだよ」

「ドネルグ、何時もすまない」とドナ。

「●▲××◇◇」ミルルが何か言っている。

「ミルル、ドネルグなら大丈夫だよ」とルナ。

「ケーキとクッキーは仕入れたよ。それと柔らかいパンね」

「うぐ、さすがドネルグ!!」とミルル。

 

「よく会話が続くな」とリソナが感心している。

「いやーいつも言う事同じだから」とドネルグ。

「そっか」とリソナ。


「食事終わって出発準備出来たらギルド寄って出発するよ」とミソラ。

「「「「「はーい」」」」」


 一行は再度食堂に集合して「忘れ物ないかな」とミソラが言う。

「多分大丈夫」とミルル。

「一番怪しい奴が言うな」とリソナに笑われる。

「ぶーー」

「ミソラ移動はどうする」

「ギルドから西門出てしばらくは馬と馬車で、そこからは希望を聞くよ」とミソラ。

「了解」ドネルグは先に宿を出ていく。

 ミソラは支払いを済ませると外に出て、馬に跨る。

「出発!!」ミソラの号令で出発する。


ありがとうございます。

ロリシア街に向けて旅が続きます。

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