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ミソラ学園チームで狩りを始める

学園チーム+1で狩に向かいます。

一味違うミルルが

 火竜とのやり取りから1週間経過した。

「ミソラ。火竜狩れなくて残念だった」とリソナ。

「あっあれね。でも想像より大きく強そうだったから良かったよ」

「せっかくEチームが集まったのにな。そうだ狩行かない」

「うん、そうだね。正式な依頼なら大丈夫だね」

 火竜事件の後、ギルドで依頼を探したのだが、火竜事件で依頼は全て封印されて、結局狩る事はかなわず解散したのだ。どこか心に引っかかっていた。


「リソナ、明日はどう。学校休みだけど」

「僕予定ないよ」

「なら決まり、みんなに連絡するね」ミソラは昼休みにルナに伝言を頼んだ。


「ミソラちゃん、みんな集まれるって」

「あっありがとうルナとミルル」


「ふふ、これで遠征以後変わった私をみんなに見せられる。ふふふ。ふぁふぁーー」

「どうしたミルル」とリソナ。

 どうやら自分の世界に入ってしまった様だ。


「卒業までEチームで狩り出来るといいな」とミソラ。

「そうだね。狩りしたいね。卒業までにはCランク冒険者になりたい。そして騎士団に入団したい」

 とリソナも野望があるようだ。


「んっっこれ魔の森で討伐すれば・・・・」とミソラは変な事を思いついた。

「ミソラ、魔の森に行く前にもう少し連携を図った方が良いのでは」とリソナに指摘された。

「そっそうだね。」あぶない・・火竜の再現になる所だぞミソラ。


 翌日、学園はお休みだ。

 ギルドで待ち合わせをした。

「おはようドネルグ」

「おはようミソラ。珍しいね早いだなんて」

「ふっふっふー、変わった私をみんなに見せる時が来たのだ」

「朝から大丈夫?」

 ・・

 なにか言えミソラ。


「ミソラちゃんおはよう」ルナとミルルが来た。

「眠い・・・」ミルル起きろ。


「ミソラおはよう。寮組連れて来たよ」とリソナ。

「リソナありがとう」

「ミソラおはよう」ルーマとドナだ。

「これでシャイニングスター揃ったね」とドナ。

「うん依頼見てみよう」とミソラ。


「あーミソラちゃん」「あっシュナちゃん」

「ミソラ。聞いたぞ火竜狩ろうとしていただろう」とツインドラゴンのリーダーサーラが言う。

「あっうん」

「俺たちも呼ばれていたのに、なにもすることなく帰ったのだぞ。ほんとうに」とサーラ。

「ごめん。先に行って監視する所だったけど念話で話されて・・・多分サーラ達も念話使えると思うよ。

ハイエルフ様と話したものが、ドラゴンの念話を聞き取れると言っていたもの、火竜が」

「ふむ。次回は楽しみだな」


「ミソラ、こちらは?」とルナ。

「ルナ、みんな、こちらツインドラゴンのサーラさんとルルさんとシュナちゃんと・・新メンパーだね」

「ツインドラゴンさん・・・あのCランクチームの?」とリソナ。

「あっ知っているんだ」とミソラ。

「だってこのギルド最高位の冒険者チームだよ。知らない方がどうかしているよ」

「だってさ、サーラ」とミソラ。


「あはは。ミソラも同列なのだがな。

うん俺たちはミソラに全滅する所を救ってくれて、しかもしばらく一緒にチーム組んでいたんだよ」

 とサーラは説明する。

「えっミソラ、ツインドラゴンに居たの??」とリソナ。

「まっいたと言うか、お手伝い?」

「そんなところだ。ところでミソラのチームかな」とサーラ。


「初めまして、学園チームのシャイニングスターです。Dランク冒険者チームです」とリソナ。

「そっか。もうDランクチームか、俺たちも早くBランクに登らないと追い越されそうだな」とサーラ。

「ルルさんとシュナちゃんに会えてうれしいよ。またね」

「うんミソラちゃん、また一緒に狩しようね」とシュナ。


 ミソラはツインドラゴンと別れ、依頼を探している。

「ミソラ凄いな。ツインドラゴンと知り合いとは」とリソナ。

「たまたま、偶然だよ」

「なにか依頼あった?」とミルル。

「あっミルルごめん。まだ依頼みてない」急いで依頼を見るミソラ。


「リソナ、これどう」

「うんいいね」

「これにしよう」とミソラは受付に行く。


「アリンさんこれ受けます。」

「えーと、蜘蛛ですね」とアリン。

「ええ、大きいですか?」

「うーん、大丈夫だと思いますよ。Cランク討伐対象ですから。大きさは5m位ですかね」

「あっはい、これ受けます」

「気を付けて行ってください」


「ねぇドネルグ、チームで移動するから馬買う?」

「そうだねミソラ。あると便利だね」

「そっか、買うか」

 ミソラはギルドの隣、行きつけの厩から馬を5頭に馬具を一式買う。

「ミソラいいのか、高かっただろう」とリソナ。

「大丈夫だよ。これで移動早くなったし、私たちも移動は馬使っていたからね」

「これで7人で移動できるね」とドネルグ。


 ミソラ達は王都西門から出てドネルグは馬を収納から出す。

「馬車はいるかい」

「うーんいらないと思う。ミルルも馬に慣れて貰わないと、帰りは馬車が必要かもだけど」

 ミソラはお尻が腫れて泣いているミルルが想像できた。


「そっか、では出すよ」

 ドネルグは厩で買った馬を含めて7頭の馬を出す。


「さっみんな行くよ」とミソラ。

「ミソラちゃん待って、よいしょ」ミルルも鐙を使って馬に乗る。2回目だから少し慣れたようだ。

「ふふ。行くよ」


 一行は王都西門から北に行き、そして西に草原を走らせる。

 少し行くと、小高い丘が見えて来た。

「あの丘の向こうが討伐対象の大蜘蛛がいる場所だよ」とミソラ。

 丘の上で止まり、馬を収納する。


「あの林が怪しい」とミソラ。

「だね。林の上に何か浮かんでいる」とリソナ。

 それは蜘蛛の糸が木々に張り巡らされ、大型の昆虫が糸に絡められ踠いて(もがいて)いた。


「蜘蛛はどこだ」とドナ。

「多分だけど、地下か木のもっと上」とミソラ。

「うーん。上には・・・あっいた。」とミルル。

 それは木々の枝や葉に擬態した大きな蜘蛛であった。


「ドナ、木から10m離れて防御壁を作って。穴は5m位の大きな物ね。」

「了解だ。ミソラ」


「よし、うーと、ルナ「ミストサンダー」で落としてくれる。」

「うん。いくよ。「ミスト・・」」蜘蛛が擬態を解いて降りてくる。

「うっ途中で」とルナ。

「戦闘態勢、いくよリソナ」とミソラ。

「おう」

「後衛は適時攻撃、引き付けないで良いから」

「了解」

 ルナ、ミルル、ドナ、ルーマとドネルグは壁の後ろで待機している。

「ルナ、ミルル適当に魔法撃っておびき出して」

「あっミルル木は燃やさないでね」

「えー」


 ミソラは無視して、剣を抜き炎を纏わせ対峙する。リソナも大剣を背中から抜き、かまえる。

 蜘蛛は地面に降りるとミソラ達に向かってくる。

「早い」ミソラは叫ぶ。

 伸びて来た蜘蛛の糸がリソナに向かう。リソナの剣が糸に絡められ動きが取れない。

 ミソラは糸を切ると、蜘蛛の足に剣を振る。

 蜘蛛は素早く横に移動して、ミソラの剣は空を切る。

「早くてダメだ。魔法お願い」

「ミスト・サンダー!」

「ファイヤーウオール」

 ルナとミルルは同時に魔法を撃つ。

 少し蜘蛛が青白い電気を纏ってしびれたようだ。

 さらにファイヤーウオールで動きを止められた。

 そこを狙ってミソラは飛び上がり、剣を胴体に付き刺す。

 なにか紫色の液体が吹き出す。


「むっもう一回」ミソラは後ろに飛びのいて再度お尻を刺そうとすると糸が出てきて、ミソラは拘束されてしまう。

 リソナは急いでミソラの糸を切ると、剣で糸を避け、切り込む。

 蜘蛛は迫る大剣を避け、横に移動する。ドン、ドナが作った壁にぶつかる。

「ドナ、ナイス」

 ミソラは急いで糸を切ると、蜘蛛に向かって走り出す。

「ファイヤーアロー」ミルルは上位魔法を放つ。

 偶然、蜘蛛が出す糸に炎が移り燃えてしまう。

「そっか、もう糸怖くないぞ」

 ミソラは飛び上がり、胴体と頭の区切り部分に剣を付き刺すと、横に降り立ち剣をそのまま下に力で降ろす。ズズズと言う音と嫌な匂いが充満する。

「うへ」

 蜘蛛は胴体の半分を切られ、紫色の液体を付近にばら撒いて、逃げようとする。

 リソナは剣で蜘蛛の頭を付き刺し、動きを止める。

「これで最後」と言いながらミソラは再度飛び上がり、切れ目を入れた胴体を今度は縦に切り裂く。

 途端に小さい蜘蛛が一斉に腹から出て散る。

「ミルル」とミソラは叫ぶ。

「ファイヤーウオール」

 続いて「アースアロー」で小さい蜘蛛に止めを刺す。

「ウインドカッター」を複数唱えたルナは逃げた小さい蜘蛛を全て始末する。

 もう、大蜘蛛は動かない。


「やったの?」とミソラ。

「動かないよ」とリソナ。

「でも油断できないから」と言うと、半分だけ切り裂いた胴体を横から切断する。

 大蜘蛛はピクと動き、止まる。

「やられたふりしていたね」

「そうみたい。すまない」とリソナ。


「ドネルグお願い」

「了解」ドネルグは収納してしまう。


「ミルルとルナのお陰で倒せた。ありがとう」とミソラ。

「えへへ」「うふ」とミルルとルナは嬉しそうだ。

「それとドナありがとう、助かったよ。逃げられるところだった」

「いや、たまたまだよ」

「そういう事にしておく」とミソラ。楽しそうだ。

「ミソラ、小さい蜘蛛どうする」

「うーん。どうしよう。必要無いと思うけど」

「だね。でも逃した蜘蛛がいると厄介だから、林燃やそうか」

「それ私やる」ミルルが手を上げる。

「ミルル大丈夫?」

「うん」とだけ言うとミルルは、「みんな下がって」と壁の内側に誘導する。


 一呼吸置くと、「ファイアーストーム」と上位魔法を発動する。

 林の周りの空気が渦を巻くと、突然巨大な炎の竜巻が林を燃やす。

「うぉー、なんだこれ」とルーマ。

「すげー」とリソナ。

「ミルル上魔法?」とミソラ。

「うん勉強したもん」とミルル。

「これ巻き込まれたら死んでしまうな」とリソナ。

「だからみんな退避させたの、制御難しいから。それに使ってみたかった」ミルル。恐ろしい子。


「とっとにかく討伐完了」とミソラは気を取り直す。


「さっ戻ろう」とドネルグ。こころなしか声が上ずっている。


 一行はギルドに戻り討伐報告をする。

 ミルルはお尻を摩っている。痛いのか。


「アリンさん大蜘蛛狩って来たよ」

「ミソラさんお疲れ様です」

 ドネルグは解体場に大蜘蛛を出すと査定して貰う。


「みんなお昼いこう」ミソラは査定結果が出るまで昼食に「満腹亭」に向かう。

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