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ミソラ火竜を狩る その1

火竜に話は盛り上がります。

 翌日学園・・・

「みんな揃っているわね。」とジョリアンナ先生。

「先生!!火竜が目撃されたと言うのは本当でしょうか。」トルラが確認する。


「そうね。早いわね。トリテカの森で火竜らしきドラゴンを目撃されているわ。

 トリテカの森に入った冒険者からの情報よ。」


「それで討伐するのですか。」とトルード。


「うんそうね。先に言っときます。今日は午前だけで午後は私たち教師も討伐に呼ばれているから

 それと・・・みんなはトリテカの森に近付いてはダメですよ。

 火竜は騎士100人でやっと仕留められるドラゴンです。ドラゴンの中でも一番弱いとは言えその力は強大で

 王都が危険です。ですので騎士団、冒険者、そして学園教師で追い払います。」


「えっ追い払うのですか。」とミソラ。

「そうですよ。討伐とか考えると怪我人や死者が出ますからね。」

「そんなに強いのですか」とリソナも感心する。


「追い払うのか・・・」とミソラ。


「はい授業始めますよ。昨日は復習で終わっていますから今日は教科書78ページからです。」


 その日の授業にミソラは火竜が気になって身が入らない「はぁー火竜討伐したい」と不穏な事を漏らすミソラであった。

 授業が終わり食堂に集まる。

「ミソラ、リソナ、こっちこっち」ミルルが呼ぶ。

「おぅ」「ミルル元気だね。」とミソラ。

「ねぇねぇ火竜狩に行くのでしょ。」とミルル。

「うん。行こう。」とミソラ。

「でも先生が近づくなと」とリソナ。

「えー私ギルドから招集かかっているよ。」とミソラ。


「ミソラCランクだから当然でしょ。騎士一人分と言われているし。」とソラ。

「うん。」

「それでドアは?」

「話したよ。来ると思うけど。」とソラ。

「あっルーマ来たよ。」

「みんなお待たせ。錬成Bの宿題していた。」

「おお2科目掛け持ちとか、どんだけ優秀だよ。」とリソナは笑いながら言う。

「だってさ。僕は錬成だけ研究したいのにソラが・・・」

「ヒヒヒ、地獄にようこそ。」とソラ。

「悪い顔してるよソラ。」とリソナ。


「お待たせー。研究が終わらなくてさ」とドナがやってくる。

「これで全員揃ったね。ねぇ私考えていたんだけどチーム名決めない?」とソラ。

「あっそれいい」とリソナ。

「うん。学園だけのチームだけど学園に名前が残るよ。」とソラ。


「あっうん」とミソラ。

「えっミソラちゃんどうした。」とミルル。

「うん。聞いたことある?「ドラゴンバスター」ってチーム。」

「うん。学園歴代最高のチームだよね。後に徐爵されて・・・あっロータス卿。」とドナ。

「そうだよ。後に「黄金のドラゴン」と名乗っていたけど、あれは「ドラゴンバスター」だよ。」とミソラが説明する。

「それに・・・父親のチーム・・・」


「あっそうか、ロレンシア公爵とロータス卿達、絵本にもなっているな。」とリソナ。

「うん。そうなのかな・・・」とミソラ。


「でもさ、ミソラのお父さんのチームを超えるって凄くない。私たち学園歴代1位になれるかもしれないんだよ。」とルナ。


「うーん。まっいいか。後で父に報告すれば。」とミソラ。

「良く解らいないけど、ロレンシア公爵も喜ぶと思うけどな。」とミルル。

「そうだね。父親と言うのは自分を超える子供がいれば、喜ばしい事だね。」とリソナ。

「そうなのかな。」とミソラ。


「ところでさ、集まったのは火竜の事ではないの??」とルーマ。

「あっそうだ。それと名前ひらめいた。「シャイニング・スター」ってどう??もちろんスターはミソラだけど。あははは。」とドナ。


「「「「それ賛成」」」」


「じゃあ今から私たちDランク冒険者「シャイニング・スター」だね。」とルナ。

「うんそれで行こう。」とリソナ。

「恥ずかしい・・・」とミソラ。

「「「「「却下」」」」」

「そんな・・・」


「野営の時も言ったけど、良くても悪くてもミソラのお陰で力がついたからね。感謝しかないよ。」とルーマ。

「俺たち「シャイニング・スター」は学園在籍中にCランクチームを目指す。決めた。」とドナ。

「うん賛成。ミソラちゃんよろしくね。」とミルル。

「ミソラちゃんのお陰だよ。」とルナ。

「あっ遅れた。俺ね感謝しかないよ。BクラスからAAクラスなんて歴代最高なんだってさ。」とリソナ。

「それを言うなら僕もだよ。ヒール使えるお陰で特待生になって学費免除にもそれも2年からの分全部。」とルーマ。

「2年からの分??」とルナ。

「うん。お金と言うか学費返金されるらしいよ。母親大喜びでさ。」

「あら。すごい。」とミルル。

「ルーマの本当の実力だから、私のせいではないから。」とミソラ。

「いや。本当はねミソラ。ヒールは動物とか植物に使っていたけど人に使うのは初めてだったんだよ。自信なくてさ。」

「でも・・」とミソラ。

「ミソラに感謝だよ。それに返還される学費半分貰えるから、魔導書や魔道具も買えるしね。」

「あらまー」とミルル。

「ならさ。他にも習って聖魔導士目指したら。アトラム王国に3人といない筈だよ。」とルナ。

「聖魔導士か・・凄いな。」とルーマ。


「・・・それよりドネルグ君をギルドで待たせているから、もう行こうよ。」

 ミソラ、やっと思い出したようだ。


「ドネルグ君??」とミルル。

「ミソラのチームメイトだよ。収納持ち」とルナが説明する。

「収納!!!それいい。」とミルル。

「うん。ミソラは2人でCランク冒険者やっているからね。凄いと思わない。」とルナ。自分の事の様に自慢する。

「あは。行こう。」

「うん賛成」

 皆で学園からギルドに向かう。


 ギルドでリンゴジュースを飲んでいるドネルグと合流したミソラ達。

「待ってたよ。ミソラ。」とドネルグ。

「ドネルグ、ギルドの様子はどう??」

「うん。あのね昼前に来たけどみんなピリピリしているよ。」

「そっか強敵だね。」

「そうだよ。」


「ねぇミソラ紹介して。」とミルル。

「あっごめんね。こちらがチームメイトのドネルグ君。収納持ちだよ。

 こちらが学園Eチーム。ルナは知っているよね。それにミルルとドナ、リソナにルーマだよ。」

「「「「「よろしく」」」」」

「よろしくお願いします。ドネルグです。」

「ねぇミソラとのチーム長いの??」ミルル。

「えーと、ミルルさんでしたっけ。まだ9か月くらいかな。ミソラが学園に入学した時からだから。」


「へぇーミソラちゃん最初どうだった。」とミルル。

「うーん。ゴブリンの巣に突っ込んだり、冒険者チームのリーダーと決闘したり、それと・・」

「もうやめて」とミソラは慌てて止める。

「「「「「あはは」」」」」

「遠征の時はあんなに落ち着いていたのに、凄いなミソラ。」とリソナ。

「ぐす。ドネルグゥ・・・」

「あはは、それでもミソラは全部勝ってこうして冒険者やっているから凄いよ。」とドネルグ。


「それで火竜どうする??やる??」とミソラ。

「うん自信ないけどやって見よう。」とリソナ。


「なら、先に行かないとダメだよね。」とドナ。

「うん。先行して「監視」していると言えば。」とドネルグ。

「そうだね。それにすぐ見つかるとは限らないからね。」とミソラ。


「ちょっと言ってくる。私たちCランク冒険者は騎士団のサポートと聞いているし。」

 ミソラは受付にギルドマスタ宛伝言を頼んで出かける。

「みんな馬乗れる??」とミソラ。

「大丈夫」「僕も」「僕もだよ」「私1回だけ乗った」「私は乗った事ない」ミルル以外は経験があるようだ。

「なら馬借りて行こう。いいドネルグ。」

「はいよ」

 ギルド隣の馬小屋から馬を借りて一行は出発する。

「あっ」「ちょ」「うえ」と後ろから声がする。ミルルのようだ。


「リソナ、ミルル面倒見てあげて。」とミソラ。


「おぅ」リソナはミルルの手綱を掴んで引き寄せる。

 馬は安定して素直についてくる。


 一行は北門から聖都市ドルテ方向に進み、トリテカの森入り口にきた。

 入り口の木門には騎士が2名警備についている。


 一行は騎士の前で馬を降りる。ドネルグが全て収納する。

「へぇー」「うぉ」とか言っている。


「こんにちは、ギルドから監視にきましたミソラです。」

「お嬢さん聞いているよ。そしてうしろのチームは??」と騎士。

「はい私のチームです。」

「そうか、2人のチームだと聞いていたが、まっいいか人数多い方が発見も早いだろう。

 いいか、決して無理するな。そして森から出したりしないように。

 騎士団は1時間後に到着予定だ。そしてサポートの教師とギルトメンバーは30分後だな。」

「はいありがとうございます。気を付けて監視します。」とミソラ。


「ご苦労様です。」と言って一行はトリテカの森に入っていく。

「何処かな。」とリソナ。

「多分だけど、南の岩場だと見つけやすいけど。」とミソラ。

「前にウルフ狩った岩場だね。」とドネルグ。

「うん土魔法のメイジウルフ、懐かしいな。」

「冒険者よく解っていないけど、メイジウルフはAランクと聞いているけど。」とリソナ。

「さぁ」ミソラはとぼける。


「ミソラはキングゴブリンとメイジコブリンも狩っているから慣れていると思うけど。」とドネルグ。

「Cランク冒険者凄いな。」とドナ。

「あっ話変わるけど、ルーマ聖魔法勉強したかな。」

「うん。ミソラ魔導書ありがとうね。聖魔法攻撃も防御に聖域と毒消しも学んだよ。」

「凄いね。」

「ねっミソラちゃん私も火魔法と土魔法、しかも上位だよ。」とミルル。

「うん私も水魔法で上位の氷と水が出来る様になった。」とルナ。


「よし、なら大丈夫だね。ワイバーンもそうだけど飛んだら斬れないから、地面に落として貼り付けないとね。そうしたら剣で両方の羽を切って始末できる。

 それと火を吐くからそれだけはリソナ避けないと。後衛は土壁高くして避けて。」

「ミソラ、下注意。」ドネルグが言う。


 突然地面に穴が開き、巨大なワームが現れる。

「こいつ煩い。」ミソラは先の牧場と同様に横に切断し、今度は縦に切り裂く、そして穴でウネウネしている胴体に炎を消した剣を付き刺し穴から引きずり出すと、縦にその8m位の胴体を切り裂いた。


「ミソラちゃんこわーーい」とミルル。

「食べられたいの」とミソラ。冗談になっていないぞ。


「ドネルグお願い。」ドネルグは無言で収納する。


「ごめんねドネルグ注意忘れていた。」とミソラ。

「うんいいけど、ミソラが辛くなるだけだよ。」とドネルグ。

「どういう事??」とリソナが聞く。


「うん、森ではね。隊列組んで「下、上、左右、後衛は後ろも」注意して、忍び足で進むのが基本なの。」


「そっか、それでワームか。」とリソナ。


「うんすっかり忘れていた。火竜で頭がいっぱいで。」とミソラ。


 ミソラ大丈夫なのか・・・

ありがとうございました。

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