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ミソラ卒業後のチーム構成を考える

投稿します。

冒険者ミソラは戦闘国家日本の外伝です。

戦闘国家日本はシナリオを事前に作っていてそれに肉付けしながら書いていますが・・・

ミソラはノープランで思いついた事を書いています。

多少変な所もありますが、概ねその場で書いています。(笑)

気分転換を兼ねて書いていますので、のんびりまったり楽しんで頂ければ幸いです。

 野外演習から戻って来たミソラは王都屋敷の自室にいた。

「うーん」「うー」「あー」「そー」

 大きな独り言である。


 慌ててミソラの部屋にやって来たミソラ専属メイドのタミル。

「お嬢様何事ですか、大きなお声が聞こえました。」とドアを激しくたたく。


 ミソラはびっくりしてドアを開ける。

「いや、独り言だよ。」

「それにしても大きな声でした。」

「えっあっ漏れていましたか。」

「大きな独り言・・・なにを悩んでいらっしゃるのですか。」

「うん、タミル。昨日まで野外演習だったじゃない。それでチーム戦もいいなと思って、そうしたら誰とチーム組むか妄想が止まらなくなって・・・」

「えっそれだけですか。」

「うん、それだけ。」

「はぁーびっくりしました。」

「ごめん。朝食?」

「はい。準備が出来ました。」

「有難うすぐ行きます。」


 ミソラは着替え、1階食堂に降りていく。


「トトルおはよう。」

「お嬢様、魘されているかと思ったぞ。」

「トトルにも聞こえてましたか。恥ずかしい。」

「ふむ。不審者なら部屋に入って切り捨てねばと思っていた所です。」

「あははは・・・はは」


 ミソラは少し恥ずかしく朝食を食べると支度をする。

「お嬢様、野外演習から戻ったばかりなのに、お出かけですか。」とタミル。

「うん、一人といやドネルグと二人、そして昨日までのチーム6人と、いろいろ考えたいのです。」

「良いですが、お体をお休めくださいね。」

「ありがとう、今日は早く帰ります。明日から学園だしね。」

「行ってらっしゃいませ。」


 何時もの通りドネルグの家に寄る。

「おはようミソラ、今日は休みかと思った。」

「おはようドネルグ、そう思ったけど、なんだか学園のチームで何かを掴めそうだったの。

 だからドネルグも協力して。」

「おっおう解った。」

 二人は冒険者ギルドに向かった。

「一応なんだけど、依頼あったらやって見ようかなと。」

「なんかミソラ、何時ものミソラと違う気がするけど。大丈夫。」

「自分でも良く解らないのよ。考え事が大きいせいかもしれないけど。」


 ギルドに到着し中に入る。

「あら、ミソラお嬢様今日も依頼ですか。」

「そうなの。アリン。」

「では、こちらは如何ですか。北の畑にワームが出たと言う事で、討伐依頼です。」

「はい、ビッグワーム2匹ですね。」

「お嬢様?なにか何時もと雰囲気が違うような。気がします。」

「アリンさんもそう思いますか、実は我が家に来た時から少し変で・・」とドネルグも心配する。


「うん大丈夫だと思うよ。」とミソラ。

「でしたら、無理は良くないです。このマンドゴラ採取などは・・」

「あれ!声を聞いたら石になると言われているマンドゴラですか。」とドネルグ。

「ああ、それは違います。石にはなりませんよ。ただ声が・・・」

「声が、なんです。」

「声が酷いんです。体が固まると言うか、酷い事しているとか、精神的にきます。」

「そうですか、今のミソラには辛いのではと思いますが。」

「そうですね。ではこのバフフ3匹は如何でしょう。」

「良いと思います。Dランクの依頼ですね。」

「そうです。ミソラお嬢様には1時間もあれば、簡単なお仕事です。」

「どうする、ミソラ、どれにする。」


「ごめんアリン、ドネルグ、どれも・・・ふぅ何だろう。」

「調子悪そうだね。今日は依頼止めておく??」

「畏まりました。依頼は逃げませんので調子が戻ったらお願いします。昨日野外演習から戻ったばかりでお疲れなのでしょう。」とアリン。


「アリンごめんね。疲れか・・・」


「なら屋敷戻って休んでいたら。」とトネルグ。


「ごめん、ドネルグ付き合って。」とミソラ。


「僕で出来る事なら。」とドネルグはついて行くことに決めた。


 二人は何時もの喫茶店に行く。


 誰もいない店内、時間は早い。

「いつもの2人前お願いします。」とミソラ。

「・・・」

 ドネルグはミソラが話すまで待っている。


「実はね、野外演習なんだけど、一緒に行った子がDランクに2ランク上がったの、それでチームも楽しいなと思って、卒業したらチームを作るつもりなのだけど、誰が良いかなと悩んで・・」

「そうか、それがミソラの悩みなんだね。解って良かった。」

「でも卒業は直ぐだよ。今は5月で2月には終わるから、チームの構想と方向だけはと思っているけど。」

「ミソラ、まだ時間あるよ。それと学園生だけが候補ではないでしょ。卒業生だって候補、普通の冒険者特にチーム「ツインドラゴン」みたいな冒険者達もいるのだし、選択肢は多い方がミソラの理想とするチームが作れないかな。」

「うーん。」

「それに、まだ出会っていない冒険者や先輩もこれから知り合うのだと思うけど。焦る事ないよ。」

「そうだと良いのだけど。」

「そうだよ。僕はミソラが卒業と同時にBランク冒険者になって活躍する事を夢見ているけどね。」

「ドネルグ、そんな、私そこまで出来るかな。」

「ミソラなら可能だと思っているけど。」

「うーん。ありがとうドネルグ。ドネルグはずーと一緒だよ。」

「僕こそありがとう。荷物運びより冒険者面白くて、もう戻れないよ。」

「ふふ、私もドネルグの料理食べないと力がでない。」

「ありがとう。荷物運びと料理は僕がするから、ミソラはどういうチームで何をしたいか考えて。」

「そうだね。今はソロと同じだから前衛は2人欲しいな、学園チームも2人で一人で向かうより余裕があったの。それは嬉しかった。」

「ふむふむ。前衛はミソラと剣士だね。中衛は魔導士2人??後衛はヒーラーと壁役??」

「それなんだよ一番の悩みは、できれば防御しながら魔法が撃てる仲間が良いけど、壁役を入れて3人でも考えている。後衛はヒーラーとドネルグ何だけどね。」

「そうか、良く解った。僕も冒険者達の情報を集めとくから、ミソラは卒業した冒険者や同学年の子の情報集めといて。それで構成を考えようよ。」

「でも、断られたらと思うと。」

「はははは。まだ申し込んでいないのに断られることを心配しているの、不思議だなミソラは。」

「あー人の悩みを笑ったな。」

「あはは、ごめん、つまらない事で悩むなと思って。」

「むかードネルグ決闘したいの??」

「あはは、勘弁、僕は収納しかできないからね。ミソラと対決したら収納してしまうよ。」

「うっそれはそれでイヤ。」

「あはは。」

 紅茶とケーキが運ばれて来た。

「ミソラ、まだ起きてもいない事で悩んでも仕方ないよ。チーム始動まで時間あるから、ゆっくり考えようよ。」

「ふっそれもそうだね。考えすぎか私。」

「そうだね。ミソラはいつも魔物と対峙すると考え無しに突っ込むくせに、こんな事では考えすぎてくよくよするし、不思議だよね。」

「うっっでも突っ込むとき、私も考えているから、考え無しではないから!!!」

「突っ込んでから、考えると言っている様に聞こえるけど。」

「ううう、勝てない・・・・」

「どれだけ付き合っていると思うんだ。大体ミソラの事は把握しているよ。」

「うう、そうだワーム狩ろう。」

「切り替え早や!!」


 ミソラ達はギルドに戻る。

「アリンさんワームやる。」

「あらミソラお嬢様。ワーム行きますか、それより体調大丈夫ですか。お休みしたらどうです。」

「うん。行く。それに近いし。」

「あっはい、北の農場からの依頼です。詳しくは農場で。」

「了解です。ドネルグさん行くよ。」

「はいお嬢様。」

「うっドネルグは普通にして。」

「あはは、冗談だよ。」


 ミソラとドネルグは王都北門から中央ロータス方向に進むと直ぐに農場が見える。

「あそこだね。あの建物。」

 そこは農場で収穫した農作物を選別する作業場である。

「すいません。冒険者ギルドから来ました。」

「おっ冒険者・・・大丈夫なのか相手はビックワームだぞ。」

「ふふっCランク冒険者ですよ。」とミソラは無い胸をはる。

「そうかそうか、すまなんだ、その農場の一番西にワームが現れて、放し飼いしていた羊が食べられてな。」

「それでワームは2匹なんですね。」

「見たのはそうなんだが・・自信ねぇ」

「解りました。行きます。」

「そうか助かる。その道を真直ぐで柵の手前だよ。」

「ドネルグ行こう。」

「はい」


 ミソラ達は農道を進み、ワームの現れた穴を調べている。

「出てこないね。騒ぐ??」

「そうだね、僕は少し下がっているから自由にやって。」とドネルグ。


「すぅーいくよ。」

 ミソラは息を吸い込むと大きな声で「ワームでてこい」と叫び、足を踏みならす。


「でた」


 巨大なワームが穴を開けて出て来た。

 でも1匹だけだ。


「いくよ」ミソラは剣に炎を纏わせ切り込む。

 ワームは直径3m位で口には無数の牙が生えている。

 噛まれたら地中に引き込まれる。


 突然ワームは鞭のように体を震わせミソラを攻撃して来た。

 ミソラは飛び跳ねるとワームをかわし、一撃剣を振るう。


 ワームの体は切られ2つになってそれぞれ動いている。

「気持ち悪!!!!!!」

 ミソラは剣で今度は切り落とした頭を縦に切り裂く。動きは止まる。

 炎を消して、剣を穴から出て、ウネウネしている体に付き刺し、思いっきり穴から引き抜く。

 5m程のワームは穴から出されて、しかも頭を無くして、まだウネウネと動いている。


 ミソラは剣に炎を纏わせると、さっきと同じ様に縦に切り裂く。

「とーーーーーーーーーーー」長。


 ワームは縦に切り裂かれ動きは止まる。


「うーむ、もう一匹・・・」

 ミソラは言うと、突然穴に飛び込む。

「ミソラ」ドネルグが呼ぶが遅い。


 穴の中はいくつもの横穴が走っており、ワームが移動した名残である。


「ワームどこだーーー」ミソラが叫ぶ。

 穴の中の空気が振動したと思うと穴一杯の大きさのワームが現れた。


 ミソラは縦穴から飛び出すと、追いかけるようにワームも飛び出してきた。


「いくよ」とミソラは言うと、今度は最初から縦に切り裂く。

 ワームは叫ぶでもなく、ウネウネだけを繰り返すが、体の半分を縦割きされたからなのか、次第に弱っていく。

 すかさず横切りにして、残りに剣を刺すと、先ほどの様に穴から引きずり出す。

 それを縦に切り裂き完了する。


「簡単」と一言言うと、「ドネルグ収納お願い」

 ドネルグは無言で頷き収納する。


「もどろう」と農場の作業小屋に行くと報告する。

「2匹は片づけましたよ。」

「お前さん早くないか、まだ5分と経ってないぞ。」

「ドネルグ」

 ドネルグは作業所の前にワーム2匹を出す。

「うわ」驚く責任者。「すまん本当に終わったのか。凄いなCランク冒険者は」と言って作業確認書にサインをしてくれる。

「ワームいりますか」と言うが思いっきり首を横に振られる。

 ドネルグは収納した。


「さて、ギルド戻ろう。」

 ミソラは何時しか悩んでいた自分がいた事を忘れ、討伐の後の清々しさを感じていた。

ありがとうございます。

もしも本編(戦闘国家日本)にミソラの冒険入れて欲しい方はこちらの感想でリクエストしてください。

書くかも知れません。

あっ次回から本作は学園生活となります。

少し急ぎますかね。

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