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ミソラチームでゴブリン狩りに向かう

投稿しました。

ゴブリン退治に出発です。

「おはよ~ドネルグ。」

「ミソラ早いし、朝から元気すぎるよ。」


「ふふ、今日の討伐冒険が楽しみ過ぎて、早く起きてしまったけど。」

「まったく、道中長いから途中で眠くならない様にお願いするよ。」

「うん。濃いお茶を淹れて貰ったから、目も覚めていますよ。」


「濃いお茶はお腹に良くないと聞いたけど、大丈夫なのか。」

「なんとかなるでしょ。それよりギルド行こう~。」

「はいはい。」


 朝5時にギルドに来てしまったミソラ達。


 奥のバーだけやっていた。

「ミソラ早すぎたね。受付誰もいないよ。」

「なら、すこし座って待ちましょう。コブリンの事教えて。」

「うん。解った。コブリンはね元々はドワーフの亜種で、知性が少ない代わりに群れて襲ったりするから厄介だよ。特にゴブリンキングなどがいれば村を作ったりするからもっと数は増えるよ。

 一匹はとても弱いけど、人間の様に弓矢や剣、そして槍などリーダーがいれば役割を作るから手ごわいよ。」


「うん。そうなのね。今回はコブリンの巣だと聞いているけどリーダーいるのかな。」


「聞いた話だけど、コブリンのリーダーは群れの中で一番賢く、前線には出なくていつも後ろで指揮をしているらしいよ。そしてこのゴブリンリーダーには強い護衛が付くらしい。」


「まるで軍隊だね。」


「そう。だから一人でゴブリン退治は止められているでしょ。人数がいないとリーダーにも近寄れない。」


「そっか。ドネルグありがとう。なんとなく戦い方が解った気がする。」


「なら良かったけど。無理はしないで。」


「ははは。ミソラに任せなさい。」


「それが一番心配。」


「ドネルグ・・・」


 ・・

「あれ、早いのね。ミソラ様。」

「アリンさん。楽しみ過ぎて早く起きてしまいました。」


「うーん。でも南のトルガ村まで馬で4時間かかりますよ。途中で眠くならないですか。」


「大丈夫だと思うけど。疲れたら馬の上で寝るから。」


「まぁ。馬は8人分と荷物分2匹で10匹用意しましたよ。」


「荷物用ですか・・うちはドネルグがいるのだけど。」

「ご心配なく、「ロリシアの星」用ですよ。」


「では皆さんお集まりになられたら、また説明しますね。それまで時間ありますからミソラさんは少し横になってください。」


 ギルド1階の受付横に応接セットがあり、そこのソファーをアリンが指さす。


「ミソラ横になりなさい。」とドネルグ。

「ドネルグこわーい。」と言いながらミソラは横になる。まだ朝7時である。


「9時まで2時間あるから寝てなさい。」とドネルグに言われミソラはしぶしぶ寝ている。


「8人での狩か、楽しみだな。」

「ミソラは楽しみなのは解ったけど、こちらはもう眠いぞ。」とドネルグ。

 なにしろ朝4時に起こされたから少し眠い。


 ミソラはソファーに横になってウトウトしていた。


「おはよう。あっミソラちゃんもういる。」

 「ロリシアの星」の創設メンバー兼副リーダーのアミンが来た。


「ねぇねぇ聞いて、うちのユルスナー、ミソラちゃんに負けて落ち込んで、大変だったから。

 でも引きずってきた。ははは。」

 後ろには「ロリシアの星」メンバーが並んでいる。もちろんユルスナーもいた。


「うん、おはよ~。早く着き過ぎて寝てた。」


「あれま~睡眠大丈夫なの?、たしか10歳でしょ。眠くならない?」


「うん一応大丈夫だけど・・・途中で眠くなるかも。」


「そっかー。アリン馬車も借りられる?」


「あっはい大丈夫ですよ。」


「では着くまでミソラちゃん寝させるから馬車をお願い。」


「了解しました。では馬8頭に馬車は2頭引きですね。用意します。」


「ふふ。お願いします。みんな用意出来たらすぐに出発よ。」


「アミンさん。ドネルグです。ミソラ専属の荷物持ちです。馬車出すなら私が操作します。」


「ドネルグさん?。ああ昨日もいらしてましたね。なら馬は私たちの分だけでも・・・」



「あっ大丈夫です。帰りは馬を使い素材や獲物は馬車に、それに着くまで馬を収納しておきます。」


「そう、いつも思うけど収納持ちは便利だよね。よろしくね。ミソラちゃん起きた?」


「うんもう大丈夫。馬で・・」


「いや馬車で寝ながら行きなさい。メンバー紹介しておくね。

 こちらが盾使いロランド盾役は大丈夫。そして私は魔法使いのアミン、同じく魔法使いのロンダ、私は火、ロンダは土で壁を作ったり堀を作ったり、ゴブリンを閉じ込めたりできるよ。こちらは槍兼弓矢のトルマ、それに偵察や罠専門のリトス。そして・・」「・・剣使いのユルスナーだ。」


「ん。ユルスナー言う事があるでしょ。ちゃんとしなさい。」

 ユルスナーはお尻を叩かれた。

「いて。まだ背中痛いんだから優しくしてくれ。・・・えーとミソラ昨日はすまなかった。」


「いいですよ。ある意味なれているから。」


「みなさーん。馬の用意が出来ましたよ。裏に集まってください。」とアリン。


 ギルド裏は闘技場、解体場、素材保管小屋、そして馬小屋がある。


 馬が8頭に馬車と足が太い馬が2頭いる。


「では馬2頭は収納します。」

 一瞬で馬が消えた。


「収納では時間が止まるので、収納している間はエサも必要ありません。ただし疲労回復などは出さないと無理なので。」


「すごーい。ねぇねぇドネルグ、ミソラが狩しない時は私たちにも協力して。」とアミン。


「ふにぁ。ドネルグが勧誘されてる。」

 ミソラはやはり眠いようだった。


「あっはい。ミソラが狩しない時はよろしくお願いします。」


「ふふふ。これで私たちも収納持ちと組める。一流の証拠だね。」とアミン。

「そうだね。」とロンダが笑いながら言った。


「荷物宜しいですか。ミソラさんも寝てください。では気を付けて」

 アリンが手配した馬に跨り・・ミソラは馬車の荷台だが、出発した。

ありがとうございます。

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