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以後

 私とアレが不干渉の契約をしてから約半年が経ちもうすっかり寒くなっています。


 以前ほどではありませんが、まどかさんは元気を取り戻し学校でもそれなりに過ごしています。もちろん私の隣で、です。


 アレは前任の先生のご病気が思ったよりも長くなりそうなため正式に教師として採用されたらしいですよ?あんなものタダ働きでいいのに.........。


 そのおかげで私達は現文の授業の時は自習をするか違う先生に教わるかのどちらかを選択しても良いという特別措置をとっていただいたので自習を選びました。


 理由としてはアレの声を聞くだけでまどかさんが思考停止して、顔を見るだけでパニックになってしまうから学校側としても仕方のないこととして特例を認めていただきました。


 そうそうアレが姑息にも仕掛けていたカメラですが全て回収したうえでアレに叩きつけてやりましたがこりずに何度も仕掛けてきやがりました。


 また回収して今度は粉々に破壊して叩きつけてやろうと思いましたが、ふと頭をよぎったのですが盗撮を黙認すればアレの弱みを握れるのでは.........?と考えどこにあるかを確認しカメラに向かって脅しの言葉を吹き込み放置しています。


 今も順調に盗撮しているのでしょう。盗撮されていることを黙認するのは大変遺憾なのですがアレの弱みを握るためです我慢我慢我慢...........。


 そんな攻防を人知れず行っている学校ではありますが下校すればいつも通りの日常です。まどかさんも学校から出るとホッとしたような顔をして、家に帰ると元気一杯になります。控えめに言って最高に可愛いです。一生愛でたいほど可愛いです。そんな可愛らしい顔を見せてくれるまであと少しです。あと少しで見れますが、せっかくの暇な放課後なのです。テンションが上がっているまどかさんを見るとどこかに行って

 制服デートをしたいと思うのは世の真理なのです。


「まーちゃん!!いまからちょっと遊びに行かない??」


「えっとね.....その、ね?今日は家でゆっくりしたいな~、なんてね?」


「えーそんなんじゃいつもどおりじゃん.......」


「そうなんだけどね、今日は家でゆっくりしたい気分なんだ。明日でいいなら明日にしようよ?」


「むー、まぁまーちゃんのお願いならしかたないか........。じゃあ帰ろっか?」


「うん!!」


 制服デートは明日に延期になったけどそれはそれでいいよね。楽しみが1日ずれただけ!


 それはそれ、これはこれでせっかくの私のデート気分は台無しになっちゃったからそれに代わるものを今ここで要求してもいいよね?


 そういえば下校中なのにまーちゃんは家にいる時と同じくらい元気。


 ただ歩いているだけなのに楽しそうで、とてもルンルンしていて頭の上に音符が見えそうなくらいだよ?


 なにがそこまでまーちゃんを楽しくさせるんだろう?まぁでもいっか。可愛いまーちゃんを見れるんだから細かいことは気にしない!!


 だから私はスキップしそうなまーちゃんの左手をつかんで握って、指を絡めあって手をつなぐ。これぐらいはさせてもらってもいいでしょ?


 まーちゃんだって笑顔でそのままにして、小さく腕を振っているくらいだから.......って、え!?まーちゃんがここまでしてくれるなんて本当にどうしたの!?私的には嬉しいだけだけど何かあったの!?


 そのまま家に帰るまでずっとこんな可愛いまーちゃんが見れたからとりあえず深くは考えない!!まーちゃん可愛い!!!それだけで良し!


「ねねリンちゃん!お願いがあるんだけどね、今から私がいいよって言うまで部屋から出ないでほしいな..........?」


「ん?どうして?」


「ちょっと不慣れな料理を作るけど失敗しちゃうかもで、それを見られたくないんだ......」


「まーちゃんでも失敗するの?」


「うん...........。それくらい難しいから何回も失敗しちゃいそうだからお願い!」


「分かった!!じゃあちゃんと呼んでね!!」


「うん!!!」


 もしかしてこれがルンルンまーちゃんの原因?


 それになんかすごいものを作るんだね.........。期待して待ってるよ!!まーちゃんだからきっとすぐに成功すると思うし、きっとそれはすごく美味しいんだろうからね!!



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