対立
ものすっごく今更ですが、私は携帯で投稿していますのでPCで見られる方には変なところで改行されてあるかもしれませんがご容赦ください。
バチバチと見えない火花を目の前の女性と走らせます。
この人は一体誰なのでしょうか?私に見せつけるようにまどかさんを後ろから抱きしめて、こちらを笑顔で見ています。
羨ましいです。私もあれをやりたいですね。
それはともかく、彼女は表面上は綺麗な笑顔ですがあれはこちらを敵視しています。心の中で何を考えているのかは大体分かります。
「気安く私のまどかに近づかないで!!」といったところでしょうか。
このまま黙っておくのも癪なのでこちらからいきましょうか。
「初めまして。三ヶ瀬鈴葉と言います。近い将来私はまどかさんと結婚して平塩鈴葉となりますのでよろしくお願いします」
初対面に牽制としてはこれぐらいがちょうど良いでしょう。
目の前の女性は明らかにムッとするとこちらをジト目で見てきます。
ふふふ、甘いですね。この程度で表情を乱すなんて甘すぎます。もう少しポーカーフェイスを磨いた方が良いですよ。
「私の目の前で嫁宣言されたけど私は許さないから!!私はまどかのお姉ちゃんの平塩玲華よ!!お姉ちゃんはあなたを義妹なんて認めないから!!」
憤慨した様子で言ってきます。普通の人であれば玲華さんのことを可愛いと言うのでしょうが、私は何も感じません。
なぜならまどかさん一筋ですから。
「ねぇまどか?えーっと鈴葉ちゃん?と2人で話したいから少し自分の部屋に行っててくれない?」
「.............いいけど、お姉ちゃん放してくれないと歩けないんだけど........」
「あはは、ごめんね」
玲華さんはまどかさんを送り出します。ですがなんの未練もないなんておかしいですね。
さっきまで私に見せつけるように抱きしめていたはずなのに、今度はあっさりと送り出すなんて何を考えているのでしょう?
「先に謝ります。あんな態度をとってごめんなさい」
え?急にどうしたんですか?
「正直な話をすれば鈴葉ちゃんがまどかと結ばれることには反対はないの。........悔しいけどね鈴葉ちゃんの方がまどかのことを理解してる。それも私なんかとは比べものにならないくらいにね」
そんなことはありません。絶対にです。この前だってやっとまどかさんの本音を語っていただきました。
しかし玲華さんならもっと上手く、そしてまどかさんを傷つけないようにできたはずです。
「なんで?って顔してるね。あの子の目を見ると分かるんだ。あの子があなたを見る目は優しかった。あれは信頼する人にしかしない目なの。だからあなたは私よりもまどかのことを知ってる。私はねそう感じたの」
「そんなことはありません!!信頼されているかもしれませんが、まどかさんは秘密が多すぎます!それなのに私に話さずに自分の中に抱え込むんです。私は守られてばかりの存在だったから、頼りなく見えているかもしれません。そんなの信頼されてるって言いませんよね?」
「あの子が多く語ろうとしないのは当たり前。だってあの子はあなたにだけは弱った自分を見せたくないって思ってるんだから。その証拠を今から教えてあげる。あれは―――」




