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姫とメイドとマスカルポーネ 1

私の名はロレーヌ。リレハン王国の第3王女である。


この王国で生まれ、20歳になった。が、私はほとんど王宮を出ることがない。テラスから眺める王都の街並み以外に、外に世界を知らない。時々王宮を出ても、窓のほとんどない馬車に揺られて走るだけで、外にどんな世界があるのかを知らない。


我が父である国王陛下は、戦場に立たれ兵を率いて隣国まで攻めたことがあるというが、その姫である私は戦場はおろか、王都の街のことも知らない。そんな私には、いずれ政略結婚の駒として使われるという、そんな運命が待っているだけだ。


いまさら運命から逃れようとは思わない。ただ、一度くらいは侍者もメイドも伴わず、自由な時を過ごしたい。いずれは離れることになるかもしれないこの王都の街に出て、直に街に触れてみたい。そんな思いをずっと抱いていた。


そして今日、私はそんな機会を得た。馬車が路傍の石に車輪をぶつけて破損し、立ち往生してしまった。侍従長は外に出て、苛立った様子で他の使用人や従者に向かって荒げた声で何かを指示している。


で、私は侍従長達の目を盗んで馬車の外に飛び出した。脇にある林に飛び込み、その場を逃げ出す。このまま街に向かい、念願の王都の街を散策しよう、そう思っていた。


で、今、私は真っ暗な林の中で立ちすくんでいる。もはや一歩も動けない。


てっきり林を抜ければ、王都はすぐそこだと思っていた。だがここはどこまでいっても林の中、一向に人里にたどり着かない。


そのうちに日が暮れて、周りはすっかり真っ暗になってしまった。


お腹は空いたが、食べるものはない。どっちに向かえば道なのかもわからない。林の木々に阻まれて月明かりは届かず、おまけに虫や小動物が時折現れて、私はその度に悲鳴をあげて逃げ惑う。


服はぼろぼろで、もう体力も気力もない。ああ、私は浅はかな願望を叶えるために、取り返しのつかないことをしてしまったようだ。このまま私は、この森の中で死んでしまうのだろうか?


そんなことを考えていたら、向こうから明るい光が見えてきた。


どんどんこちらに近づいてくるその光は、不思議なことに全くゆらがない。まるで月明かりのように白っぽい丸い形を保ったまま、空中に浮いている。


私は少し怖くなる。もしかして、あの光は人魂や魔物の類ではないか?徐々に近づくその光を見つめながら、私は息を潜めた。


ところが、その光とともに現れたのは人だった。やや暗い色の服を身につけ、手にはゆらぎのないたいまつのようなものを持ち、なにやら探しているようだった。


その光が、私に向けられる。相手も私の存在に気づいたようだ。


「えっ!?だ、誰ですか!?」


やや身構えたその人物は、私に向かって話しかけてくる。私は応えた。


「我が名はロレーヌ。この林の中に迷い込んで難儀している。そなた、王都の街のものか?」


相手は応える。


「私は、地球(アース)093、第1遠征艦隊所属の駆逐艦4654号艦の技術武官、パルターノと申します。ここで私は植生調査をしているところでして、この地上のものではありません。」


なにやら長ったらしい肩書きを述べてきた。何者か、この男は。ただ、武官と申すので、おそらく騎士のようだ。私は立ち上がって、彼に向かって言った。


「では、私を直ちに王宮まで送り届けて欲しい。さすれば、それ相応の報酬を与えよう。」

「ええっ!?王宮ですか!?困ったなあ…まだこの星の為政者とは接触できていないんですが…」


なにやら困った様子だ。何をためらっているのか?こやつ、騎士ではなかったのか?


「あの…ちょっと気になるんですが、ロレーヌさん?」

「なんじゃ!」

「脚が…傷だらけですよ。」


その男は、手に持った灯りで私の脚を照らした。私はハッとなって叫ぶ。


「ぶ…無礼者!王女である私の素足を見るとは何事か!」

「うわぁっ!王女様!?す、すいません!ですが、そのままでは傷が残ってしまいますよ。早く治療を受けられることをお勧めします。」


悔しいが、この男の言にも一理ある。よく見ると、私の脚は擦り傷だらけで、ところどころ血がにじんでいる。このままでは、私の脚は元に戻りそうにないのは明白だ。私はこの男に言う。


「で、では、どうすればよい?」

「そ、そうですね、とりあえず我が駆逐艦の医務室に行って、傷の手当てをした方がいいでしょう。」

「駆逐艦?なんじゃ、それは。」

「空に待機している我々の船ですよ。」


空に船、何を言っているのだ、この男は。


「その後に、王宮へお送りいたします。それでよろしいでしょうか?」

「うむ、構わん。その駆逐艦とやらに案内せよ。」

「はい、じゃあ私についてきてください。」


そう言われて、私は歩き出そうとした。が、ふらついて倒れてしまう。


思えば、長いこと何も食べずに林の中をさまよっている。空腹と脚の痛みとで、私は歩けなくなっていた。


「だ、大丈夫ですか?」

「いや…大丈夫ではない…」


自分の体がこんなにも言うことを聞かないものだとは思わなかった。思えば、これほどたくさん歩いたのは、生まれて初めてだろう。


「仕方ありませんね、私がおぶって行きます。」


そういうとこの男はしゃがんで、私に背中を向けてくれた。私はその上にのしかかる。


林の中を、男の背中に乗って歩く私。この時、私は死の恐怖から救われたと実感した。それにしてもこの男、パルターノといったか、男にしては華奢な身体のわりに私を背負ったままよく平気で歩けるものだ。見てくれも悪くないし、このまま王宮の近衛兵にでもしてやりたいものだ。


しばらく歩くと、何やら白くて四角いものが見えてきた。なんだろうか?こんなものは初めて見た。この辺りの家屋なのだろうか?


扉が開く。とても頑丈そうなその扉の奥は、妙に明るい。奥からもう1人誰か出てきた。


「おかえりなさい、中尉殿。ところで誰ですか、その背中に担いでいる人は?」

「遭難者だ。林の中で座り込んでいるところを保護した。脚に怪我をしているので、医務室にて治療を受ける必要があるので、連れて行くつもりだ。」


中に入ると、狭いこの建物の中には4つの椅子があった。その1つに私は座る。


パルターノという男は、奥に行き何やら話し始める。


「ティラミス1よりラザニアへ、植生調査中に遭難中の現地住人を保護、怪我と衰弱を認める、治療の要あり。駆逐艦内への乗艦許可を求める。送れ。」


すると奥から別の声がする。


「ラザニアよりティラミス1へ。了解、艦長に確認する、待機せよ。」


おかしい、ここにいるのはどう見ても2人だ。いったい、何としゃべっていたのだ?とても気になるが、今の私はそれどころではない。お腹は空き、のども渇いている。


するとパルターノ殿は、私に何かを持ってきた。


「ここにはこんなものしかありませんが、よろしければどうぞ。」


透明なものに水が入っている。まるでガラスのようだが、とても柔らかい不思議なものだ。端に付けられた青いものをひねると、中のものが飲めるようだ。私は早速、その水をいただく。


ああ、のどの渇きが一気に癒される。程よく冷えており、とても美味しい水だ。こんなに水が美味しいなんて、今まで感じたことがない。


もう一つ手渡されたのは、四角いクッキーのようなもの。かじってみると、空腹のおかげか、これもなかなか美味い。パルターノ殿はこれを非常携帯食と言っていたが、王宮のお茶菓子にしてもよいくらい、甘い味がする。


「ラザニアよりティラミス1へ、艦長許可が下りた。直ちに艦に帰投せよ。送れ。」

「ティラミス1よりラザニアへ。了解、これより帰還する。」


またあの声だ。奥にまだ誰かいるのだろうか?


「少尉、これより帰還するぞ。」

「了解、では、発進します。」


2人は前にある2つの椅子に座る。すると急に建物内に甲高いキーンという音が鳴り響く。そして突然、灯りが消えて暗くなった。なんだ、何が起こるのか?


「これから我々の駆逐艦に行きます。狭い哨戒機内ですが、しばらく我慢してください。」


パルターノ殿は言った。私はふと、ガラスの窓の外を見た。


外は月明かりに照らされている。そこで気づいたのだが、この建物は浮いているようだ。下には林の木々が見える。


なんとこの建物、空飛ぶ馬車だったのか?だが馬もなく、どうやって動いているのか?見れば見るほど不思議な馬車だ。


どんどんと高いところに登っていく。まるで鳥のような気分だ。私は窓の外に釘付けになる。


いったいどこまで登るつもりか、かなり高いところまで来ているようだが、まだまだ登っているようだ。もう地上の様子が分からない。ただ真っ暗な空に、ぽっかり浮かんだ半月が見えるだけだ。


しばらく行くと、何やら大きくて黒いものが近づいてくる。徐々に大きくなるその真っ黒なもの、角ばった大きな石造りの建物のようで、まるで城だ。


だが、ここは空高い場所のはず。なぜこんなところに城があるのだろうか?


この空飛ぶ馬車の中も、にわかに騒がしくなる。


「ティラミス1よりラザニアへ、着艦する、ハッチ開放願います。」


するとあの城の一角が明るくなった。その四角い光に、私の乗った馬車は引き寄せられて行く。


その光の奥から伸びてきた大きな腕のようなものが、私の乗る空飛ぶ馬車に向かって伸びてきた。ガシャッという音とともに、馬車はその腕に掴まれて、そのまま光の中に引き込まれる。


光の中は、なにやら殺風景な場所だった。ごちゃごちゃと乱雑にものが置かれているが、いったいなにに使うものなのか、さっぱりわからないものばかりだ。


大きな扉が閉まり、この空飛ぶ馬車ごと大きな部屋に閉じ込められた。しばらくすると、奥の扉から何人かの白い服を着た人が出てきた。


「あの、けが人の方はどちらですか?」


白服の1人が馬車の中に入ってきて叫ぶ。パルターノ殿が、私の方を指したので、白服の男は私を外に連れ出す。


そのまま、2人がかりで担ぐ担架と呼ばれるものに乗せられて、私は部屋の外に連れて行かれる。何やら明るい場所を通って、小さな部屋に入った。


「はい、では脚の様子を見ますので、見せて下さい。」


男の医者に私は脚を見せる。傷を治すためとはいえ、これほど恥ずかしい目にあったのは初めてだ。だが、私が侍従長に黙って飛び出したが故に招いた結末だ。ここは耐えるより他ない。


だが、


「ちょっとしみますよー、我慢して下さーい。」


と言って塗ってきた透明な液には、飛び上がらんほどの痛みが襲ってきた。私は思わず悲鳴をあげる。


涙が出てきた。痛いだけでなく、己の浅はかさが情けなくて、私は惨めになる。だが、この痛みを乗り越えたおかげか、傷口は随分と綺麗になった。最後に白い布のようなものを貼り付けた。これを1日ごとに交換して3日ほど貼ると、傷は跡形もなく治るそうだ。


そのあと、看護婦と呼ばれる医者に従う女中たちに連れられて、私は服を着替える。上はシャツと呼ばれるものを着る。伸び縮みしやすい布でできており、動きやすい服だ。


下はスカートだが、こちらも随分と軽い生地だ。今まで着ていた服が、重く感じる。


この不思議な服に着替えたのち、私は部屋を出る。そこにはパルターノ殿が待っていた。


「あ、やっと終わりましたね。お腹、空いてますよね。お食事などいかがですか?」


食事か、さっき携帯非常食というのをもらったが、やはりあれでは足りない。


「うむ、是非いただきたい。案内致せ。」

「はい、ではついてきてください。こちらです。」


パルターノ殿が連れて行ってくれた場所は、食膳と椅子が並ぶ場所で、入り口には料理の絵が描かれた大きな板が立てかけられている。


この絵をよく見ると、前に立つ人の手の動きに合わせて動いている。何をしているのかと思えば、これから食べる料理を選んでいるのだそうだ。ここで選んだのちに奥へ行くと、その料理が出てくるという仕組みだそうだ。


私の番になり、料理を選ぶ。本当にたくさんの料理があって、選ぶのが大変だった。王族の私ですら見たことのないものが多く、民がこれほどまでに食べ物に恵まれていたなどという事を初めて知る。


で、私は結局「グラタン」という料理を選んだ。部屋の奥からその料理が出てくるのを待つ。しばらくすると、そのグラタンというのが出てきた。


想像以上に熱い料理だ。料理からの熱が伝わってくる。さじを使って食べるが、熱すぎてなかなか食べられない。


フーフー言いながら食べていると、パルターノ殿がニヤニヤしてこちらを見る。なんだか馬鹿にされているようで、私は少し不機嫌になる。


「何を薄笑いしておる!そんなに私がこの料理を食べる姿が可笑しいか!?」

「いえいえ、美味しそうに食べていらっしゃるので、つい見惚れておりまして。」


そういうパルターノ殿は、パスタというものを食べている。パルターノ殿の大好物らしいが、こやつは突然、こんなことを言う。


「そういえば、私のこのパスタにも、そのグラタンにも、マスカルポーネが使われてるんですよ。」


マスカルポーネ?なんだ、それは?


「いったい何なのだ、そのマスカルポーネというのは?」

「ああ、チーズの一種です。私の家ではよく作っていたのですが、チーズというには酸味も少なくて、なかなか美味しいんですよ。料理やデザートでよく使われてますよ。」

「そ、そうなのか?デザートというのがよく分からぬが、食べ物のことか?」

「女性ならおそらく大好きな食べ物です。いずれ王女様もお口にされることがあると思いますよ。」

「しかしそなたは騎士のくせに、何故マスカルポーネなどというもののことを知っておるのだ?騎士道には不要であろう。」

「いえ、武官と言っても私は技術武官で、専門は植物や酪農なんです。我々とこの星の住人との間で交渉が成立し、我々が農場となるを与えられた時にすぐ農場を作ることができるよう、植物からここの環境を調査してたんですよ。」

「いや、ちょっとおかしくはないか?なぜ畑を作ろうと思う者が、あんな林の中を調べるのだ。あのような場所に、畑など作れないだろう。」

「いや、我々ならば可能ですよ。ああいう場所の方が借用しやすいので、あそこに畑を作るつもりで調べていたんです。」

「そうなのか…それよりもだ、そなた、いったいどこから参ったのじゃ?てっきり王都に住む騎士かと思っていたが、どう見てもリレハン王国のものではないな。そなたら、いったい何者なのだ?」

「ああ、我々は宇宙から来たんですよ、王女様。」


そこでパルターノ殿がどこから来たのかを知る。夜空に輝く星々の1つから、彼らはやって来たのだという。


私が今乗っているこの空飛ぶお城のようなものは、その宇宙という果てしなく大きな場所を飛ぶための船なのだそうだ。彼らはこの船に乗り、15日ほどかけてここまでやって来たという。


「…で、我々はこの星と同盟を結び、我々の陣営に入っていただくためやって来たんですよ。」

「うむ、そうなのか。だが、こんな大きな船でわざわざ遠くからやって来たのなら、いきなり同盟などではなく我々に戦を仕掛け、屈服させるものではないか?私の王国ならば、そうするぞ。」

「まあ、そう考えるのが普通ですが、我々はそういうことをやらないんです。」


かつては、力を背景に別の星の人々を屈服させて、支配圏を広げた星があったらしい。だがその結果、宇宙は2つの陣営に分かれてしまい、160年もの永きに渡って戦争状態となってしまったそうだ。


「だから、我々はこの星に我々と同じ宇宙連合に入っていただき、我々と一緒に銀河解放連盟と戦ってもらいたいんです。だから、軍事力を背景に支配などしている場合ではなくて、一日も早く我々と同じ力を持っていただきたいのです。」

「そ、そうなのか。そういうことなら納得じゃ。だが、これからどうするのだ?」

「そうですね、通常は地上の人々と接触して、その地域の地主や領主と会い、その国の王や皇帝といった支配層と接触していくものなのですが…」

「なんじゃ、ならば、私が父上に進言して、そなたらを父上と会わせればいいではないか?」

「…ええと、父上というのは、国王陛下なんですよね。」

「そうじゃ。私はリレハン王国の5人目の子、第3王女だ。当然、父上は国王である。」

「つないでいただければ、我々としても幸いです。ですが、あなたを連れて行っていきなり交渉というのは、ちょっと礼を失することにはなりませんかね?」

「かまわぬ。私はそなたに助けられなければ、あの森の中で死んでいたかもしれぬ身。その王女を救い出したのだから、その功を持って父上もそなたらを快く迎え入れてくれるはずであろう。」

「…あの、一つ聞いてもよろしいですか?」

「なんじゃ?」

「なぜ王女ともあろうお方が、こんな夜遅く、あんな林の奥深くにいたのですか?」

「う…じ、実はな、私の乗った馬車が路上で止まったので、これ幸いと外に飛び出したのだ。」


私は、王宮から出られず、ずっと外に憧れていたことを話す。この先は政治の道具として別の国や貴族のもとに嫁ぎ、退屈な日々を過ごすだけの日々が待っている。ならば一度くらい外に飛び出してみたいと思った、そうパルターノ殿に話す。


「そうですか…事情はわかりました。ですが、おそらく国王陛下は、ひどくお怒りになるでしょうね。」

「そ、そうなのか?」

「そりゃそうでしょう。黙って勝手に飛び出して、親としては腹立たしいことこの上ないですよ。」

「ううっ…」

「それ以上に、あなたのことを心配しておいでのはず。きっと今頃、王女様のことを思って眠れないかもしれませんよ。ですが、もう夜も遅いですし、明日朝早く地上に送り届けて差し上げます。今日はゆっくりおやすみなさってください。」


食事が終わると、私は小さな部屋に連れていかれた。こじんまりとしているが、ゆったりとした柔らかいベッドがあり、寝心地はいい。ずっと林の中をさまよって疲れていた私は、すぐに寝てしまった。

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