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大都会と配達員と音楽 2

局長曰く、政府からの依頼があって、この局から1人、宇宙船に載る人を出せと言われたらしい。


あの船は今夜には出発して宇宙に行ってしまうそうだ。そこで、だれかがこの星の代表者として乗り込み、あの宇宙人のことを見て来てほしいという依頼だった。


この局からは毎日手紙を届けてもらってるから、宇宙人に抵抗がない人がいて好都合だろうと思われているようだ。


しかし、この局でも宇宙人に抵抗がないのは私だけ。あの宇宙船に行ってるのは私だけだから、当然だ。


てことで、どう考えても必然的に私が宇宙船に載ることになってしまった。


あの船が宇宙に行くということは、マードックさんと会えなくなってしまう。それはとても寂しい。だけど、あの船に乗ることになればしばらくはマードックさんに会える。


私が行きますと、局長に告げた。局長も大喜びだ。それはそうだろう。局長にしても、政府の申し出を実行できれば、出世は間違いなしだ。


荷物を持って、夕方の4時までにあの船のところへ行ってほしいとだけ言われた。私は局を後にして、住処に戻る。


着替えと本を一冊持って行くことにした。ラジオを持っていこうと思ったけど、大きすぎて無理。どのみち、宇宙ではラジオを聞けないだろう。


指定の時間前に、私はあの船に着いた。お出迎えはいつものマードックさんだった。


「あれ?今日ここの代表の人がいらっしゃると聞いたのですが、クロエさんだったんですか?」

「はい、私毎日ここに来てるので、私がその代表者ということになりました。」

「そうでしたか。いや、歓迎します。ようこそ我が駆逐艦5003号艦へ!」

「よろしくお願いします。マードックさん。」


そして、駆逐艦と呼ばれる船に私は乗り込んだ。


この一週間、この船を毎日見てたけど、中に入るのは初めてだった。


入り口から入ると、エレベーターで上に登る。ますます摩天楼のようだ。


まずは、私の部屋に案内された。


部屋に入ると真っ暗だったが、壁にあるスイッチを押すと明るくなると言われた。押してみると、カチッと音をたてて明かりがつく。


部屋はベッドが1つ、机と椅子もあって、壁には黒い板が貼り付けてある。


これは私が毎日運んでいたあの黒い板と同じ原理のもののようだ。赤いスイッチがついていて、これを押すと絵が現れる。


ここでは、ラジオの代わりにテレビというのがあるそうだ。全部で5つの選択ボタンがあって、5つ目のものはこの船の外の様子を映すものだという。


外の様子をみると、もう日が沈んで灯りがつき始めた街の様子が映っていた。ああ、この街ともしばらくお別れ。目に焼き付けておこう。


部屋に荷物を置いて、さらにエレベーターで上に登る。


そこはこの船の最上階のようで、扉の向こう側には「艦橋」と呼ばれるものがあるそうだ。


その艦橋に入る。人がたくさんいて、なにやら忙しそうに声をかけあっている。


「艦長!こちらの星の代表者である、クロエ殿をお連れいたしました!」

「ようこそ、我が艦へ!艦長のグロースです。」

「あ…はい!クロエです…よろしくお願いいたします。」


なんだかただの配達員なのに、妙に大げさな応対だ。艦長に敬礼されてしまった。


簡単に受けてしまったけれど、私はもしかして場違いなところにきてしまったのではないか?そう思ってしまった。


「艦長。戦艦アドミラルティより入電。現在、高度1千キロの衛星軌道上に展開中、合流許可が出ました。」


マードックさんがいつに間にか椅子に座って仕事をしていた。なにやら「戦艦」というところとやりとりしていたようだ。


「これより、駆逐艦ラザニアは大気圏を離脱し、戦艦へ寄港する!両舷微速上昇!」


…あれ?こんな名前の船だったっけ?さっきは駆逐艦5003とかなんとか言ってたけれど…


「ああ、うちの中で勝手に呼んでる艦名です。気にしないで下さい。」


マードックさんはそうおっしゃる。それにしてもラザニアって、たしか食べ物の名前だよね?駆逐艦に食べ物の名前。宇宙人って、なんだか変。


そんなおかしな名前の船だけど、ゆっくりと静かに浮き上がっていく。


途中、飛行船が飛んでるのが見えた。その飛行船の高さも超えて、この重たそうな船は悠々と高く上がっていく。


どこまで上がるんだろうか?雲の高さも超えてしまったが、さらに上り続けている。


しかし、もう日が暮れてしまったため、前の窓には、もうなにも見えない。真っ暗な空が見えているだけだ。


「高度4万メートルに到達!艦前方300キロ以内に障害物なし!進路クリア!」

「大気圏離脱を開始する!機関最大出力!前進いっぱい!」

「機関最大!両舷前進いっぱーい!」


この掛け声と同時に、ごぉーっという低い音と、小刻みな振動が伝わって来た。


「大気圏を離脱して宇宙に行くため、エンジンを目一杯吹かしてるんです。数分もすれば静かになりますよ。」


やっぱりマードックさんは優しいな。緊張している私に、ちゃんと声をかけてくださる。


やがて宇宙に出たようで、マードックさんが言われたように音が静かになってきた。


そこは漆黒の世界、しかし、目の前には青い球がぽっかりと浮かんでいた。


あれが私達の住んでいる大地だという。大地は丸いと聞いていたが、本当に丸い。山や谷があるはずなのに、境界線は驚くほど滑らかで、綺麗で透き通った青い球形だ。宇宙から見ると、こんなに青い星だったなんて、知る由もなかった。


そんな青い大地に見とれていたが、ふと艦橋内に目をやると、見慣れないものがいっぱいだ。光の点が並んだ丸いものをにらんでる人や、四角いものに映ってる文字を読んでる人、ここにいる人たちは皆、窓の外ではなく、自分の目の前にあるものを見ている。いったい、何があるんだろうか?


しばらくすると、私は艦橋を出た。マードックさんが食堂に連れて行ってくれるという。


そういえば、もうそろそろ夕食の時間だ。興奮していて気づかなかったが、お腹も空いてきた。


食堂というところについた。数人ほどいて、そこで食べ物を食べている。


メニューがあるが、私にはよく分からない。するとマードックさん


「どんな料理が食べたいです?肉料理にします?それともスープ?ハンバーガーなんていう手軽に食べられるものもありますよ。」


その「手軽」という言葉にひかれて、ハンバーガーのセットというものを頼んでみた。


片手でつかんで食べるもののようだ。パンに肉と野菜類を挟んだ簡単な食べ物だ。だが、このお肉が柔らかくて美味しい。野菜との組み合わせもなかなかよくて、いくらでも食べられそうだった。


マードックさんも私と同じハンバーガーにしていた。おそらく合わせてくれたのだろう。フライドポテトはそのまま食べてもいいが、ケチャップと一緒に食べるとなおいいと教えてくれた。


これは、私の住む街にはぴったりな食べ物ではなかろうか?食事をとる暇もなく働く人が多い街なので、これなら食べながら新聞に目を通すこともできる。多分、いや絶対に流行る。そう思った。


それにしても、周りを見ると皆色々なものを食べている。黄色い半円形のものにケチャップをかけている料理や、細長いものをフォークで絡め取って食べるもの、お肉料理だが、上に白っぽいものを乗せて、その上から真っ黒の液体をかけて食べるものなど、見たことのないものばかりだ。


この食堂では、材料があれば全部で300種類ほどの料理が食べられるそうだ。ただ、今は補給寸前で、食材の在庫が少なくて、数十種類しか作れないという。それでも、私は十分多いと思うけど。


なおこの料理、機械が作ってるそうだ。食べ物を受け取る場所から奥を覗くと、確かに人ではない、腕のようなものが動いて何かを作っていた。


白くて細いものを茹でていて、その横には底の深い皿に黒いスープが入っていた。茹であがった白いものをそのスープの中に入れて、上から緑色の草のようなものをかけて、白と赤の薄い半月型のものを乗せて出していた。マードックさん曰く、あれは「ウドン」という料理だそうだ。


不思議な機械を見せてもらったが、今度はこの船一番の「働き者」を見せてくれることになった。


食堂からちょっと歩いたところに、それはあった。


大きな機械がそこにはあった。かなりうるさい。


「これは核融合炉といって、この艦のエネルギー全てを生み出す源です。で、その後ろにあるのがこの艦で一番のエネルギーを食う機関、重力子エンジンですよ。」


核融合炉と重力子エンジン。この組み合わせがこの船には2つあるそうだ。これで空を飛んだり、ランプを照らしたり料理を作る機械を動かしてるそうだ。


私が田舎の町から大都会に出た時に乗った機関車も、その力強さに圧倒されたけど、こっちはもっとすごい力を作ってるようだ。


だがこの部屋の騒音がだんだん小さくなってきた。マードックさんがそれを見て


「そろそろだな。もうすぐ目的地の一つにつきますよ。」


と言って再び艦橋に向かう。


艦橋では相変わらず多くの人がにらめっこをしていた。だが、窓の外にはあの青い星は見当たらない。


代わりに見えたのが、大きな灰色の岩肌のようなもの。ところどころ光ってるところがあるが、その上をゆっくりと飛んでいる。


「戦艦アドミラルティより入電、寄港許可降りました、11番ドックに寄港されたし、です。」

「両舷前進最微速!取舵2度!」


どうやらここが目的地のようだ。といってもこんな岩だらけの場所に来てどうするんだろう。


「マードックさん、あの…ここは何があるんです?」

「ああ、ここでこの艦の補給を受けるんです。補給中は、我々乗員はここにある街に行くんですよ。クロエさんも行きますか?」

「ええっ!?こんなところに街があるんですか?」


思わず騒いでしまった。岩しかないこんな場所に、本当に街があるのだろうか?


でもこの船といい、ここの人たちの見せてくれるものは私の常識をはるかに超えているものばかり。どんなものがあるのかわからないけど、街はきっとあるのだろう。


岩肌に沿って飛んでいたら、がしゃんという音とともに駆逐艦は停船した。どうやら、戦艦というところについたようだ。


「これより、艦隊標準時2230までの9時間、戦艦内の立ち入りが許可された。各自、制限時間の30分前までには帰艦されたし。」


艦長さんの声で放送があった。艦橋の人たちも皆、戦艦内に向かうようだ。


マードックさんが私を戦艦の中に連れて行ってくれることとなった。狭い通路を抜けると、突然広い場所に出て来た。振り向くと、ガラスの窓の向こうに私の乗っていたあの駆逐艦が見える。


マードックさんと一緒に歩いてると、マードックさんの知り合いらしき方から


「よお!マードック!戦艦の中でデートかい?」

「おい!失礼なことを言うな!こちらの方はこの星の方だぞ。」

「おおっと、失礼いたしました!是非、艦内をお楽しみください。」


などと言われてしまった。


「すいません、口の悪いやつで…あれがなければいいやつなんですけどね。」

「そうですか?明るくていい方でしたよ。」


あの知り合いの方の「デート」という言葉が、私にはちょっと引っかかってた。もしかして、私のマードックさん、お似合い?


そんなことを考えていたら、目の前に突然、銀色の箱のようなものが走ってきた。扉が開き、大勢の人が乗り込んでいく。


列車だというのはわかった。でもこの列車、機関車がない。動きもとっても滑らかで揺れない。不思議な列車だ。


走ってる間はトンネルの中のようなところをずっーと走ってるので、今どこにいるのかわからない。4つほど駅を超えると、街のある駅に着いたようだ。


マードックさんと一緒に降りた。そこは、確かに街だった。


ただ、私のいた街よりもずっとお店がひしめき合っている。人も大勢いて、とても賑やかだ。


店の前には、動く絵が表示されていて、洋服のデザインも全然違う。音楽も流れていたけど、私がラジオで聴いてるものよりずっと複雑で澄んだ音がいくつも融合した音が流れている。


周りをキョロキョロしながら歩くものだから、つい他の人にぶつかってしまった。


「おい!気をつけろ!」


ああ、怒られてしまった…宇宙人って、マードックさんのように、皆優しいわけではないんだ。ちょっと落ち込んでると


「…よろしければ、手を…つなぎませんか?」


と優しく声をかけて下さる。私は喜んで手を差し出した。


これで周りを見ながら歩いても大丈夫。でも、今度はつないだ手のことが気になって、周りを見ていられない。


あれ?私今、マードックさんと恋人同士のようになっていない?


先ほどのマードックさんの同僚の方の一言といい、周りからどう見られてるんだろうか?


でも私は、ただの街の配達員。マードックさんのような立派な方と釣り合うとは思えない。でもこの街の中だけでも、少し淡い思い出を作っておきたい。


そんなことを考えてると、


「ここで少し休憩しませんか?」


と、あるお店の前で立ち止まる。


そこはとても甘い香りのする場所。奥には見たことのないものが並んでる。


キツネ色の薄い皮の上に白や黒のクリーム状のものを乗せ、そこに果物やクッキーのようなお菓子を乗せて巻く食べ物が売られていた。


「クレープというんです。さっき食事したばかりですが、小さいものを一緒に食べませんか?」


この一緒にという言葉にずきんときてしまったので、


「は…はい!いただきます!」


と答えてしまった。


私はブルーベリークレープという、シンプルなものを頼んだ。


手に取ると、ほんのり温かい。一口かじってみると、とても甘い味が広がる。この白いクリームの味だ。


食べ進めると、今度は少し酸っぱい味がした。紫がかったクリームが見える。これがブルーベリーの味のようだ。


そういえばこれと似たような味をどこかで味わったことがある。私の街で売られているスコーンの中に、これと同じ味のものが入ってるのを食べた記憶がある。でもあれよりも何倍も美味しい。周りのこの白いクリームの甘さが、この酸っぱさとうまく組み合わさって、いい味になってるようだった。


「美味しいでしょう?ここのクレープは私もお気に入りなんです。」


マードックさんから話しかけられた。答えたかったけど、口の中にいっぱいクレープを頬張ってしまい、声が出せない。その場は頭を縦に振って応えた。


食べ物の次は、電気屋というところに行った。


随分と小さなラジオのようなものが売っていた。でも小さいのに音がとても澄んでて、それでいて重みがあって、とてもいいラジオだ。


私は思わず見入ってしまった。こんなにいい音楽を流せるラジオがここにはあるんだと。


「もしかして、このプレーヤーが気になります?」

「はい、とってもいい音なので、びっくりです。私の部屋にもラジオがあるんですが、これはとても綺麗で重みのある音が出るんですね。」

「そうですか、音楽が好きなんですね。じゃあ、ひとつ買いますか。」

「えっ?あの…こんな高そうなものを…いいんですか?」

「いや、安いですよ。これ。」


この音楽プレーヤーという製品。どうやらラジオではなく、中に音楽を貯めておける仕組みのようだ。


そういえば私の街でも蓄音機という記録しておいた音を聞くことができる機械ができて、それで音楽を聴く人がいると聞いたことがある。あれと同じようなものか。


それがこんな街中で、まるで新聞を買うように手軽に買えてしまうなんて、やっぱりこの船の人たちはずっと進んでいる。


「はい、どうぞ。あとで使い方を教えましょう。」

「はい!ありがとうございます!マードックさん。」


思わずとてもいいものを頂いてしまった。だが、そのままでは音楽が入っていない。そこで、今度は音楽を買うことになった。


マードックさんお勧めの曲というのを聞かせてもらった。マードックさん、ポケットから四角いものを取り出した。


スマートフォンというそうだ。通信に電信、音楽に映画まで見られるというもの。それがこの大きさに凝縮されている。


マードックさんが私の片耳に何かを差し込んできた。耳を触られると少し恥ずかしいんだけど…と思っていたら、そこからとてもテンポの良い音楽が流れてきた。


ちょっと踊りたくなりそうな曲、私は局に合わせて、頭を小刻みに振ってしまった。マードックさんも同じテンポで首を振ってる。同じ音楽を聴いてるんだ。


別の曲を聴いてみた。少しテンポは遅いけど、なんだか深みのある、そんな曲だった。


マードックさんお気に入りのアーティストだという。このアーティストの曲が30曲詰められたものを買うことになった。


でもどうやって曲をさっきの音楽プレーヤーに入れるんだろう?マードックさんがさっきのプレーヤーを取り出して、音楽屋さんにある箱のような機械にそれを当てて、なにやら操作をしていた。


で、私にそのプレーヤーを渡してくれた。


電源を入れて、再生ボタンというものを押したら、あの音楽が流れてきた。


曲を変えたり、止めたり、最後は電源を落とせばいいそうだ。


なんともお手軽に音楽が手に入ってしまった。なんて素晴らしい世界なのだろう。


ラジオではジャズを聴くのが楽しみだったけど、ここの世界の音楽はその何倍も心踊る音楽があふれてる。とても刺激的な街だ。私はこの街が気に入った。


もっとも、ここは寄港中の駆逐艦の乗員が息抜きに寄る街。でもいずれ私達の星にもこういう街ができて、音楽がお手軽に買える時がくると、マードックさんからは言われた。


マードックさんと映画にも行った。私達の街にも映画というものはあるが、白黒の無声映画で、裏で音楽を演奏して弁士による解説がついているものだ。私も一度だけ行ったことがある。


しかし、ここの映画は色付きで迫力ある音、なによりも画面が大きい。


中世の騎士がドラゴンなどの魔獣を率いる魔王と戦うという、ここで人気のあるシリーズの映画らしいが、敵の軍勢が攻めてくるシーンではあまりに近くに恐ろしい魔獣が襲いかかってくるので、思わず私は横のマードックさんにしがみついてしまった。


迫力がありすぎる映画だったが、最後には騎士が勝って、再び地上に光を取り戻す。最後があまりに感動的すぎて、私はつい涙した。


最後にある店に寄った。そこには、私も良く知ってるものが売られていた。あのクッキーだ。配達のたびに私がマードックさんからいつももらっていた、あのクッキーが売られていた。


ここの店のクッキーが好きなようで、いつも大量に買って帰るんだそうだ。今日もたくさん買っていた。


このクッキーを私にいつもくれてたんだ。あの駆逐艦のものじゃなくて、マードックさん個人の持ち物だったんだ。


初めてくる街、初めて見るものばかり、おかげでマードックさんには引っ張られっぱなし。本当に申し訳ないなあと思いつつ、ちょっとだけマードックさんを独占できてるようで嬉しかった。


宇宙人と聞いて怖がってたこともあったけれど、私達よりも進んだ料理や音楽といった技を持っている。


でも、進んだ文化を持っている一方で、同じ人間だということもよく分かった。テンポのいい音楽を聴けば頭を振ってしまうし、さっきの映画も私以外に泣いてる人は結構たくさんいた。


ということは、恋心も同じなのだろうか?私がマードックさんのことを気になるのと同様、マードックさんも誰かを好きになるんだろうか?


でも、マードックさんにはもう好きな人がいて、その人のことで頭がいっぱいだったりして…素敵な方だから、もう恋人がいてもおかしくはないかな。


とても充実した街での出来事、素敵な音楽も頂いたし、この街での出来事は忘れられない。でも同時に、心に引っかかる何かを抱えることになった。

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