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先輩魔法少女と見習い魔法少女  作者: 東都新宮
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プロローグ

 どうしてこうなってしまったのだろう。

 最初はこの街や世界を守りたい、みんなを救いたい。

 そう思いながらやっていた。

 けれども、今はどうなんだろう。

 恐怖は人を簡単に支配していく。

 それを免罪符に人はどんどん何かを行っていくし、何も出来なくなってしまう。

 私もそれにはなりたくない。

 そういう思いだからだから今までやってこれた。

 でも今は、恐怖によって支配されてしまったみたい。

 今までのように正体が分かれば良いけれども、今回の敵はそうはいかなかった。

 それは今まで倒してきた敵よりも恐ろしく、そしてなかなか倒せない存在。

 早く倒したい。

 それか誰か救ってよ・・・

 ねえ・・・

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