北の大陸での決戦
進行回です……おふざけ少なめです。
ヒガを首だけの状態にして、目の前で地球食パーティをしていると遠くの方で魔力が膨れ上がるのを感じる。
「次から次へと面倒くさいやつだな、中条ってのは」
田中が頭にねじり鉢巻きをして、焼き鳥を七輪に載せて団扇でパタパタと仰ぎながら呟く。
全気候適性を持つ田中が汗を掻くはずが無いのに、額には玉のような汗を浮かべ流れるように頬を伝っている。
まあ、雰囲気作りだ。
厳密にいうと、水魔法を使って顔に水滴を付けているだけなのだが。
「田中様、汗」
遅れて合流したウロ子が一生懸命ハンカチで、田中の汗を拭っている。
ちなみに、焼き鳥も完成した状態で作り出す為、敢えて七輪に乗せて焼く必要はない。
冷めないようにしているだけで、ただの保温だ。
温度もこれ以上焦げる事のない、最適温度である。
演出だ。
「あの、あちらでチビコちゃんとスッピン様が戦っているようですが?」
「ほっとけほっとけ、ここに居ないのが悪いんだよ!待ってやらなくてもいいって。さっさと食べようか?」
「いや、そういう意味では……あら、美味しい」
田中の気配を感じ取って、城から転移でやってきたエリーが心配そうに田中に声を掛けているが、本人は気にするなといった様子でホカホカのぽん尻串をエリーの口に突っ込む。
ちょっと、驚いた様子で目を見開いた後に、しっかりと咀嚼して味わうエリー。
すでにチビコとスッピンの事は頭の中から飛んでいったらしい。
にしても、こんな匂いの強い料理なんて提供してると……
「たっ!なっ!かあああああああっ!帰って来たなら声掛けろおおおお!エリーーーーーもおおおお!」
上空から黒髪少女が両手を広げて降って来る。
ご存知!マイだ。
「ああ、面倒くさい奴が来た」
「えっ?」
田中がボソッと呟いたのを、マイが聞きとがめる。
そして次の瞬間、屋台ごと田中が転移で3m程横に移動する。
「ぎゃああああっ!」
見事に屋台があった場所に、マイが顔面から突っ込んだ。
しかしすぐに起き上がったマイの顔には傷など一つもない。
流石腐っても魔王である。
そんなマイに、田中がホルモン串を手に持って近づく。
「いや、会いたかったよ」
「私もだよー!もしかして、これって相思相愛?」
相変わらずウザイ女である。
いや、田中の料理の腕を愛しているかもしれないが、一方通行だ。
間違っても相思でも相愛でもない。
そんなマイの視線が早速田中の手に持たれたホルモン串に向かう。
「ああ!焼き鳥!」
「ああ、お前はウルサイからこれでも食ってな!」
そう言って田中が、固めのホルモン串をマイの口に突っ込む。
「えっ?ナニコレ!鳥じゃないし!まあ美味しいけど!」
そう言って一気に口に全部突っ込むマイ。
これで暫くは大人しくなるだろう。
飲み込むまで、時間かかるだろうし。
そしてタナカは西野と南野にもピーマン串を振る舞いながら、魔力の波動を感じた方に目を向けるのだった。
「いや、肉は?」
「ピーマン……ピーマン?ピーマン……肉……」
最初は西野と南野は不満そうだが、取りあえず流石に鳥を焼いた後の網で焼いたピーマンが旨かったのか、一口食ったあとは渋々っぽくも美味しそうに齧っていた。
『そっちはどうだ?ちょっと、聞いて貰いたいんだけど』
その時、唐突に隠蔽処理された通信が入って来る。
チッ!セオザラか……
どうせ、またアマネとか言う女の話だろう。
田中は突如入った精神通信にイラッとして、通信を切るともろこし焼きを扇ぎ始める。
――――――
「チビコちゃん何するの?」
「スッピン殿!」
突如田中城に現れたチビコとスッピンの襲撃に、辰子と荒神が不快そうに睨み付ける。
その周囲ではチビコと荒神、トミー以外の面々が意識を刈り取られ寝転んでいる。
「すいませんねえ、そろそろこっちも次の作戦に移らないいけませんので」
「チビコはスッピンさんと一緒!」
そんな二人は金色に輝く武装に身を包んでいる。
そう、神気武装である。
「くそっ!こんな化け物みたいな魔族まで居るのか!でも、お館様の家来なんでしょ?正気に戻ってよ!」
「あら?私は正気ですよ?」
トミーが正面から突っ込んで大剣を振るいつつ背後から土魔法で作った牙を放つが、スッピンに当たる直前でその両方を叩き落とされる。
そして即座にチビコの魔法で意識を刈り取られる。
強力な【誘眠】の魔法だろう。
静かな寝息が聞こえてくる。
「荒神殿もこっちに付いた方が楽しいと思うのですが?」
「ふざけないで下さい!田中様から受けた恩を忘れたのですか?」
「うーん……やはり配下になって日が浅いからですかね?取りあえず貴方達にも色々と動いてもらいたいのですが……」
言いい終わる直前にスッピンが転移で荒神の前に移動すると、腰に差した剣で荒神を弾き飛ばす。
「くっ!田中様の元幹部の方のお力がここまでとは!」
すぐに受け身を取って、スッピンを見据えたまま荒神が苦々しく表情を歪める。
その横ではチビコが辰子に向かってゆっくりと近付いて行く。
そして、ニカッと笑いかける。
「私は一度辰子ちゃんと、本気で力比べがしてみたかったんだ」
「それは私もだけど、こんな形でなんて……」
「ほらっ、本気出さないとイタイよ?【竜皇の崩御】」
「なっ!」
チビコの放った斬撃により、辰子が全身に少なくない傷を負いながら吹き飛ばされる。
それを横目で見ていた荒神だが、蛇吉からすでに奥義まで学んでいるチビコに対してそら恐ろしいものを感じる。
田中さまが何か細工したのでは?と思えるほどに人間離れしている。
その証拠に、人相手という事で多少は手加減された辰子の放つ真空波を、左手に作り出した透明のマジックシールドで全て弾き返している。
竜人の放つ攻撃を、無傷で避けるでもなく真っ正面から防げる人族など、たとえ勇者でもごく一部の英雄と呼ばれるものだけだ。
それも、辰子は田中に超強化まで施されている。
このままでは非常に不味い事になる。
予感めいたものを感じつつ、荒神が身体に魔力を巡らし始める。
「スッピン様、いい加減にしないと私も本気で怒りますよ?」
「はあ?田中様のペットの癖に魔王軍幹部に対して随分な口を聞きますね?良いでしょう。立場の違いというものを教えて差し上げましょう」
「私が目を覚ましてあげますよ!【千本柳】」
荒神が大蛇形態に変身すると、口から無数の蛇矛を放つ。
その一本一本が神器と呼ばれる武器に匹敵する力を秘めており、吐き出されてから失速するどころか加速しながらスッピンに襲い掛かる。
「無駄です」
しかしスッピンはゆったりとした動きで、その矛の中で当たりそうなものだけを手に持った剣で確実に弾く。
周囲にまき散らされた蛇矛を見て、荒神が笑みを浮かべる。
「フフッ、甘いですよ?【天満大自在天神】!」
「甘いのはどちらかしら?そこで笑ったら手が読まれるでしょう」
スッピンが呆れたように溜息をつくが、直後周囲の地面に刺さったり転がった蛇矛に対して無数の雷撃が降り注ぐ。
そして矛が帯電したかと思うと、その矛同士を繋げるかの如く稲妻が走る。
スッピンに向かって放たれる、無数の紫電。
「ふう……貴方は私を嘗めているのかしら?この程度の電気など流してしまえば宜しいでしょうに」
「なっ!」
スッピンが地面に剣を突き刺すと周知の土が盛り上がり、土壁となって雷を受けきる。
丁寧に土中の鉄分を集め、地中深く逃がす。
不意をついたつもりの奥義の1つをあっさりと防がれた荒神が、一瞬……コンマ数秒を気を取られただけなのに矛の中心に居たスッピンの姿ブレると同時に霞のように消え去る。
「隙だらけ」
「くっ」
そして荒神の背後から放たれる無詠唱の【ブレイブエクストリーム】。
尾から頭頂部に掛けて無数の斬撃を浴びた荒神が、うねり狂いながら弾き飛ばされる。
まさに圧倒的。
いや、荒神も田中のお気に入りとして、想像を遥かに超える強化を与えられている。
だが、その荒神すらも相手にしないスッピンの力はどれほどのものなのか。
荒神は、自身の常識の範疇を越えた力の差に、田中に感じる畏怖を覚える。
もしかしたら、影くらいは踏んでいるかもしれない。
そう思わせるだけの、実力を秘めているのではと思える。
どう見ても、まだ実力を隠している。
せめて城だけでも……
「きゃっ!」
「もう!辰子ちゃん本気でやってる?」
最善の手を考える思考を邪魔するかのように、荒神の横を弾き飛ばされた辰子が転がっている。
よく見ると、辰子も全身の至る処に擦傷を負っており、何より魔力を大量消費したのか顔が青白い。
「元魔王様の娘だって聞いたのに、この程度だったなんてガッカリ。私みたいな普通の女の子に負けそうになるなんて」
「ただの女の子が【虎々婆】みたいな地獄級魔法を使えるわけないでしょ!それにその神気はなに?白と金色の二つの神気を使う人なんて聞いた事ないし」
見た目以上に元気な辰子が起き上がって、手だけを龍形態に変身させる。
体中の傷がすでに塞がりかけている様子を、少し面倒くさそうに見ながらチビコも背中に白い翼と、金色の翼を生やす。
「あーあ、貴方達が素直に言う事を聞かないから、面倒くさいのが来たじゃない」
すでに息も絶え絶えの荒神に対してスッピンが顎に指を当てて困ったように首を傾げる。
そして、大地が震える程の神気を放つ存在が舞い降りる。
「フハハハ!思わぬ拾い物だったな。まさか、元勇者の聖女がこれほどのものとは」
「中条さん?なんでここに?まさか!」
「いや、別に田中の元幹部だからって疑って来た訳じゃないですよ?というか、創造主の私の元について勇者としての力を取り戻したんですよね?あの……いや、自分でこれ言うのも……誰か連れてくれば良かった」
中条が中央世界の城から転移で来た事に対して、不機嫌そうに問いかけるスッピン。
若干の悪寒を感じつつも、創造主とそれに仕える勇者なのにさん付けというのが不満らしい。
だが、自分で自分に対して敬称を改めろというのは言い難いものがある。
しかも、この世界の主神たる創造主を名乗る中条にとってはプライドが許さない部分もある。
でも、それ以上に日本人である彼には俺には様を付けろ!という俺様発言のハードルは富士山よりも高かったようだ。
「あっ、中条のおじちゃんまで来ちゃったの?それってあっちのお城空っぽになっちゃうんじゃないの?」
「おじっ……えっと、チビコちゃん?せめてお兄さんとか?」
「ヤダ!大体なんで中条のおじちゃんがウララと一緒に居るのよ!返してよ!チビコのウララ!」
「えっ?あっ、いやそのなんでかしらないけど懐かれちゃって離れないんだから、しょうがないよね?えっと、せめて中条さんとかにしない?」
「しない!ウララ返してくれるまで!」
「困ったなあ……」
何故か中条の肩ではウララが寝息を立てている。
だが、その肩には爪が深く食い込んでおり、肩当てを赤く染めている。
時折何かを食べる夢を見ているのか、ちょいちょい中条の頭に齧りついている。
しかし傷がすぐに塞がるからか、懐いた動物が可愛いからかは知らないが気にした様子の無い中条。
時折頭から血を流す神様とか、どこのジーザスだ。
「くっ!この状況で創造主まで来るとは」
「荒神、これちょっと不味いよ!」
突然の敵のボスの登場に、流石に荒神と辰子にも焦りの色が見える。
「あんまり好きじゃないけど、本気出すしかない?」
「ええ、申し訳ないですが辰子様にお願いするしか……」
辰子が竜神形態になるかどうするかで、逡巡する。
あの姿はあまりにも、彼女の大好きなパパと掛け離れているので辰子はあまり好まない。
とはいえ、もし変身すればその力は数十倍に跳ね上がる。
もはや、外聞にこだわっている状況ではない。
そう考えた時……
「ギャッ!」
「危ない!」
「スッピンさん!【田中障壁】」
上空から降って来た拳骨に中条が叩き潰され、チビコとスッピンに向かってきた光線に対してスッピンが身を盾にしてチビコの前に立つ。
そして、チビコは少しだけ作れる田中と同程度の魔法障壁を張ってスッピンに向かった光線のダメージを無効化する。
「それ……僕にも使って欲しかったかも」
地面にめり込んだ中条が首を鳴らしながらはい出てくる。
「やだ!」
「酷い……」
だが、チビコに一刀の元に切って捨てられる。
ちなみに、攻撃の主はというと。
「ゴックン!」
荒神含め、他のメンバーを全て自身の体内に取り込んでいた。
「貴方がマヨヒガ様ですか……」
目の前の黒い球体に話しかけるスッピン。
それに応えるようにフヨフヨと揺れる黒い球。
「クソッ、本当にふざけた奴だ!作る城すらふざけてやがる!ギャッ!」
主である田中に対してと、その田中が作り出した城に文句を言われたマヨヒガがムカついたのか上空から拳骨を落とす。
だが、流石に2回目は読んでいたのか後ろにのけぞって避ける中条……のがら空きの顎に地面から手が生えてショートアッパーをぶつけられる。
憐れ中条、2mくらい吹き飛ばされる。。
「そしてそちら……えっ?」
「はあっ?」
てっきりヒモロギかと思ったら、そこには田中そっくりの黒髪の長髪の綺麗な女性が立っている。
「ヒモロギですよ?」
「えっ?ヒモロギ様は木では?」
「綺麗……」
流れるようなキューティクルに包まれた黒髪にうっとりとするチビコ。
そして、突如現れた女性に動揺するスッピン。
「貴方達はご存知ないかもしれませんが……私の魔力は田中様の5分の1あります」
「なっ!」
「えっ?スッピンさんそれってどれくらいなの?」
「……世界を10回滅ぼして、11回再生できるくらいでしょうか?」
「もう少しですね」
スッピンのとんでも無い発言に対して、それよりももう少し上だという自称ヒモロギ。
いや、本当にもう少し程度なのだろうか?
スッピンが悩む。
思考の渦に陥りそうなスッピンだったが、裾を引っ張られる感覚に我を取り戻す。
「ちなみに中条のおじさんは?」
「うーん……2回くらいなら世界を創造出来るんじゃないでしょうか?」
下に目をやると、チビコが不思議そうに尋ねて来たので適当に答える。
特に中条にそこまで深い興味を抱いていないスッピンだ。
中条の力をしっかりと量って居なかったようである。
実際は世界を1回創造したら、しばらくスリープモードに陥る程度の力しかない。
「その私の魔力のうち田中様の大陸を浮上させる10%を残し、残りの10%で田中様の劣化コピーを作り出し依代としましたの」
なんという魔力の無駄遣い。
とはいえ、ことこの状況においては最適解かもしれない。
なぜなら、目の前の女性は10分の1の田中なのだ。
スッピンは即座に力の差を感じ取ってチビコを連れて離れると、中条を回収する。
「これは部が悪いですね……あの方も、このような存在の詳細を黙っているなんて意地の悪い。まあ、人を驚かせるのが好きなあの方らしいですけどね」
「逃げるのですか?」
「ええ……」
チビコを大事そうに抱きかかえ、中条の頭を鷲掴みにしてスッピンが転移を使う。
一瞬早くマヨヒガが中条のズボンの裾を掴むが、気にする様子もなく敢えて上空に飛び立つスッピン。
マヨヒガに裾を掴まれているため当然ズボンがスポッと脱がされる中条。
その様子をしっかりと確認してから転移を発動させる。
若干パンツもずり落ちているが、そこには気付かなかったようだ。
「これでいいでしょう」
「ああ……」
「あら、貴方喋れたのですね?」
「フッ……僕も田中様の魔力の5%程度は与えられているからね。全く、あの方の遊び好きには困ったものですよ」
「ですね……私とあなただけでも、中条程度なら簡単に屠れるというのに……」
物騒な言葉を履きながら、さっきまでスッピンが居た場所を見つめる一人と一軒。
まだまだ中条の時代は来そうになさそうだ。
頑張れ中条!負けるな中条!
別の場所で上空を眺めるセオザラと、マスカーレイドがニヤリと笑みを浮かべていた。
――――――
「創造主様……流石に幼女相手にそれは……」
「いや、これはちがっ!」
「おじちゃん変態!」
「おじっ!いや、そうじゃなくて!」
「チビコに汚いものを見せないで下さい!」
「ギャッ!」
あられもない姿で居城に戻った中条に、周囲に配属されたメイド勇者が冷たい視線を送っている。
そして即座にスッピンに斬りつけられる。
スッピンも一枚嚙んでいるくせに、酷い奴だ。
いや、ズボンと共にパンツまでずり落ちるとは思って居なかったため、チビコの前にとんでも無いものを出したと本当に焦っているようにも見える。
「でも、本当にお兄さんなのかな?パパのより小さいから、それだけ若いって事?」
そんな中条に対して、無邪気に【即死】魔法を放つチビコ。
無垢ゆえの猛毒である。
「チビコさん、忘れなさい?」
「はーい!」
スッピンが、少し威圧を込めてチビコに注意する。
しかし、特に気にした様子もなく返事をするチビコ。
「……パパより……小さい?小さい?」
一方放心状態で、呟いている中条。
「うん、大分……だから、思ったより若いのかなーって」
てっきり自分に聞かれていると勘違いして、素直に止めを刺すチビコ。
「貴方はこのような純真無垢な子供に何を聞いて居るのですか!」
「ギャーッ!」
「創造主様……サイテー!」
「ちがっ!」
「うわぁ……いくら神様だからってそれは引くわー」
「神界って……セクハラに対する専属部門ってあったっけ?」
「いや、それよりもこれ逮捕案件ですよね?」
他の転移メイド勇者や、執事勇者達が口々に中条を非難する。
そして集中する白い目。
中条が蹲って冷や汗を流しているのは、露出した急所にスッピンによるブレイブスラッシュを受けたからなのか、手を出す相手を間違えた事に気付いたからなのかは本人以外は知らない。
もっとも……両方だったりする。
がんばれ主神!
進行回は頭も使うので、あまり好きではありません。
と言ってしまえば、日常回は頭を使ってないのか?と言われそうですが……
ブクマ、評価、感想頂けると嬉しいです。
もう一つの話は割と構想が進んでるので、続きを書きたいと思いつつもこちらも進めたい欲張りな自分。
そして、新しいネタを思いついて新し物語の書き溜めをしたいと思いながら、そっちは週に1kくらいしか書けてないorz
時間が欲しい……




