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word break  作者: 竹人
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プロローグ

鬱蒼と茂る森の中を進むとそこには拓けた土地があった。


「ここが俺の通う学校か...」


「私立琴葉学園」それが彼のこれから通う学校。そして、彼「多々良 進」の物語の始まる地でもある。


各学年200名、総勢600名を擁する三年制の高等学校、それが私立琴葉学園である。この学校では普通ではない教科と授業を行っている。それは、陰陽術である。なぜ、そのような教科が行われているのかを説明するには、現在の社会についての説明が必要だろう


現在の社会では約1500年程前に編み出された陰陽術が、社会の中枢を担っている。しかしながら、科学が発展していないという訳でもない。事実、一度は社会の運営をロボットやAIに任せたこともあった。だが、彼らは人間に対して戦争をしかけようとしてきた。それを鎮圧したのが、昔から続く陰陽師の一族だった。その為、自然と社会での陰陽師の発言力が強くなっていき、現在の環境になった。


そして彼の家は陰陽師の有名な一族であり、この学校で陰陽術を学ぶことになったのだった。



「なんで、今更学校なんかに通わにゃならんのだ...」


ちなみに彼の能力は既に一流の陰陽師として大成出来る程のものであり、学校に通う必要は無い。だが、父親から通えと言われたので、渋々従っているのだ。


「まあ、テキトーに過ごしますか。どうせ何も面白いことはないだろうしな。」


しかし、彼の父の占いでこの学校に危険なことが起こるという結果が出たので彼を通わせたのだ。


そうして、彼の思惑とは裏腹に波乱に満ちた学校生活を送ることになるのだが、彼はそのことをまだしらない。


「うだうだ言ってても仕方ねーし行きますか。」


そうして彼の琴葉学園での生活が始まった。








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