第8話「村長の講義」
※本作の制作にあたり、誤字確認や構成検討の補助としてAIツールを利用しています。本文は作者が執筆しています。ご了承の上、お楽しみください。
村長の家に向かいなら、今年で7歳になったことを思い出す。
前世でいう小学2年生だ。
勿論、ずっと家の手伝いとして、能力の練習も兼ねて薪割りをしている。
後、分かっていたことでは、あるけどこの村にはお風呂が無い。
正直、お風呂が恋しい。この前、父さんに聞いたら。
「お風呂?あはは。そんな上等なものは貴族様くらいしか持ってないさ。」
って言われてしまった。残念だ。
ちなみに、ボールを使った重力制御の練習も毎日している。
我ながら、結構上達してきたと思う。
例えば、ボールを長時間、重力を加重しても疲れなくなった。
次は、加重する力をもっと強くする練習してもいいのかもしれない。
それはそうと、今日は村長の家で講義することになっている。
話を聞くと、大体7歳前後で文字と計算くらい読めたほうが良いとのことで、村長が教えてくれる。
ちなみに、村長の名前はマルコって言うらしい。
村長の家について、庭に案内される。
いつも、庭で講義をする。
ヴァンもリーネもいるね。僕を含め9人くらいいる。
子供たち全員に茶色の紙を渡される。
「よし、それじゃあ講義を始めるぞ。13足す8はいくつじゃ?カナメ。答えてみぃ。」
「21です。」
「うむ。正解じゃ。」
簡単な算数だ。ちなみに、文字はアルファベットでも日本語じゃなかった。
正直、解読不能な文字だけど数字だけは見慣れたアラビア数字。
都合の良い異世界だなって思ったけど、正直助かってる。ありがたい偶然だと思うことにした。
文字を覚えるのは、反復しかないからね。
「それじゃあ、18引く4はいくつじゃ?リーネ。どうじゃ?」
「はい。えーと・・・えーと・・・・・・」
どうやら、リーネは算数がちょっと苦手みたいだな。
困って、僕の方を見ている。ちょっと手助けしようかな。
「14だよ。リーネ」
小声で教えてあげた。
「14です。村長。」
「うむ。正解じゃが、次は一人で答えるように。次は、11足す13はいくつじゃ?ヴァン。」
「わかりません。」
「こら、少しは考えんか!」
予想出来たことだけど、ヴァンも勉強は苦手だな。
この後も、文字の書き取りをして講義が終了した。
「よっしゃー!終わったー!」
「こら!ヴァン。全然身に入ってないと村長から聞いているぞ!家でも追加で勉強やるからな!」
「なんでだよー!!!」
ヴァンは家でも補講が待っているらしい。合掌。
両親が来るまで、ちょっとリーネのお勉強を手伝うか。
「ほら、リーネ。8足す9はいくつ?」
「えーと、17かな?」
「うん。正解。じゃあ、15引く8はいくつ?」
「え?・・・えーと・・・うーん・・・」
「慌てなくていいよ。ちゃんと、ゆっくり考えればわかるはずだよ。」
「う・・・うん。えーと・・・7かな?」
「うん!正解!リーネは偉いな!」
「えへへ。本当?」
「うん。本当さ。」
「おーい。カナメ。家に帰るぞー!」
父さんが迎えに来てくれた。その横には、リーネの父さんのアルスさんもいる。
「はーい。リーネ。今日は帰ろうか。」
「うん!」
中々可愛らしい笑顔だ。癒されるね。
そんなこんなで、今日の講義は終わった。




