第19話「繋がる命、芽生える感覚」
※本作の制作にあたり、誤字確認や構成検討の補助としてAIツールを利用しています。本文は作者が執筆しています。ご了承の上、お楽しみください。
朝起きるとアンナはまだ寝ている。うん、可愛い。
「おはよう。アンナ。」
しばらく、夜泣きしていた時期もあったが、流石に夜は寝てくれるようになった。
僕も手伝おうとしたときもあったが、母さんに。
「カナメ。大丈夫。貴方は寝ていなさい。」
と言われたので、大人しく寝ていることにする。
世の父さん母さんは大変だ。
「父さん、母さん、おはよう!」
しっかり、挨拶をする。朝の基本だ。
「おはよう!俺は畑仕事に行ってくる。」
「はい。おはよう。朝ごはんは出来てるわよ。」
「うん。頂きます。」
いつもの通り、朝ごはん。お芋とお肉が入ったシチューを食べる。うん、おいしい。
「おぎゃあ!おぎゃあああ!」
そうしていたら、アンナが起きたようだ。母さんがあやしにいく。
「母さん。僕はいつもの日課をやるよ。」
そうして、いつもの通りの日課と練習を行っていく。
「カナメ。貴方ももう10歳ね。アンナを頼んでもいいかしら?」
「うん。大丈夫だよ。母さん。」
アンナのお守りを頼まれた。アンナはもう首はすわってるから、僕でもおんぶ紐であやせる。
落とさないようにしっかり持つぞ
「キャッキャ!うへへ!」
アンナは何が楽しいのか笑っている。
と思ったら、後ろを振り向く前に誰かが来るのが分かる。
気のせいか?
「カナメー!こんにちは!」
振り返れば、リーネが赤ちゃんを抱っこしている。
「リーネ。こんにちは。ロマン君もこんにちは!」
ちなみに、リーネの弟君はロマンと名付けたみたいだ。
うんうん。メイアさんが陣痛になったとき、リーネが慌てて僕の家に来たときはびっくりした。
「おーい!カナメ―!」
そして、ヴァンも集まってくる。ちなみに、ヴァンの所も元気な男の子が生まれたみたいだ。
しかし、ヴァンは赤ちゃんを抱っこしていない。さては、君は育児に参加していないな。
「ヴァン。・・・フィリップ君は見てなくていいの?」
リーネが不審そうにヴァンに聞く。ヴァンの弟君はフィリップ君
「だ・・・大丈夫だ!親父が面倒見てるんだから!」
そうだと思った。まぁヴァンらしいけどね。
「それより、カナメ!この村も子供が多くなってきたな!」
「お前も子供だろうが!」
ヴァンのお父さんもフィリップ君を抱っこしながら、やってきた。
「親父!」
「全くお前は!家の手伝いも何もしないで!」
早速説教されている。
「違うんだ!俺はもっとでかい事をして、この村を大きくしてやるんだ!なあカナメ!」
とてつもなく、漠然とした夢を語って、僕に振ってきた。苦笑いするしかない。
「そんなことより、ヴァンは家を守ったら?」
リーネはツンと言う。その通りではあるけどね。
「でかいことする前に家の手伝いだ!さあ来い!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あー。」
ヴァンが引きずられていく。リーネと僕は一緒に笑う!
翌日、狩りに参加した。
「よし、行くぞ!」
父さんの掛け声で、いつも通り盾を狩りて、森に潜っていく。
あれ?何かこっちに向かってくるような・・・?
まだ姿は見えない。でも分かる。理由が分からない。
「グググルル!」
「おい!いきなりアグルニが現れたぞ!」
斥侯の人が行く前にアグルニのほうから来た。こんなのは初めてだ。
「慌てるな!いつも通りやればいい!」
アルスさんが叫ぶ。僕としても、驚いたがこれでも狩りを何回も参加して慣れてきたから多少の事では慌てなくなった。
「これでどうだ!」
アグルニが動く前に加重してやって、動けなくした。
いつも通りに、大勢で盾で押さえつけて、槍で刺す。
「ふぅ。こんな浅い所で出くわすとは・・・。」
「ああ、妙だよな。」
父さんとヴァンのお父さんが話している。
「そうなの?」
僕は聞いてみる。そういえば、森が静かすぎるような気がする。
「いや、カナメ。お前は気にしなくていいんだ。」
僕は首をかしげるが、あまり気にすることはなく、村の煙の方向に帰った。




