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妄想はいにしえの彼方から。  作者: 大嶋コウジ
見えない鉄格子
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学習旅行二日目:ロウアレポート

学習旅行二日目報告

ロウアグループ 報告者ロウア

成員 アマミル、イツキナ、アル、シアム


マフメノ先生、こんばんは。

ロウアグループの報告です。


【活動内容】

本日は計画通り、永久氷壁を見学しました。


【所感】

氷壁は、数百メートル(※)もあり、思った以上の高さで驚きました。

氷河期には、数キロメートルの場所もあったとか。

全く信じられませんでしたが、これを見たら信じるしかありません。


※ 作者注:単位は現代風に変換しています。


<取消>

氷壁と言っても、21世紀では、せいぜい数十メートルといったところです。

あぁ、ここ取消っと。

</取消>


氷壁に登る前に準備として、温かい外套と、底にトゲが生えていて転ばないようになっている靴を借りました。


それらを装着して、二十名ぐらいが乗れる大きな箱に乗って氷壁に登りました。

ちなみに、氷壁に登るために、ムーの技術を使っていました。


<取消>

この装置ですが、ロープウェイのロープが無いものと言えば良いでしょうか。

あっ!しまった。ここも取消…。

例えようとすると、どうしても21世紀の話しになってしまうなぁ。

</取消>


氷壁の頂上に到着すると、はるか遠くの地平線まで氷壁が続いていました。

これを氷壁と呼んで良いのか、疑問に思いました。


空は晴れていましたが、さすが極寒の地ですね。

外套が無ければ凍え死んでしまう場所でした。

風も吹いていたのですが、顔に当たると痛くてしかたなかったです。


頂上から、一旦、階段で降りて、左右に雪が積もっている道を歩きました。

この雪ですが、氷の上に数メートルぐらい積もっているようでした。

つまり、この道は氷で出来ているので、油断するとすぐに転んでしまいます。

成員達、特にアルは、何度か転んでいましたが、怪我には至っていませんので、ご安心下さい。


さて、道を歩いて行くと、また、階段を上って、氷壁の上に出ました。

そこは、開けた場所になっていて、大きな店が何軒かあって観光客がくつろげるようになっていました。

そので食事を取ったりしながら、氷壁見学をしました。

ちなみに、これらのお店は、氷に大きな柱を突き刺して建っているそうです。


<隠し項目>

しかし、女性は、どうしてあんな寒い中でも、かき氷を食べるのでしょうか。

寒いと叫びながら、食べるので見ているこちらが凍えてしまいました。

しかも、その後、暖かいスープを飲むので、身体を壊すのではないかと心配しました。

全く理解できません。


あと、これも内緒ですが、ニクスフクナと呼ばれる雪合戦をしました。

巨大な大砲を使って雪を飛ばして相手陣地の塔を壊すゲームです。

この雪弾は、相手の塔を壊すだけで無く、相手の人にぶつけても良くて、当たった人は、戦いの場からしばらくの間抜けないといけないルールです。

戦いの場は、氷や雪で迷路のようになっていて、なかなか相手陣地の塔までたどり着けないようになっていました。


チーム構成ですが、十名ぐらいの2チームに分かれるのですが、何故か女性陣四名が敵方に所属し、私はその相手チームに所属しました。

ゲーム中、アマミル先輩とイツキナ先輩とアルは、私に集中攻撃をしてくるので身動きが取れず、酷い思いをしました。

この雪弾は、当たってもあまり痛くないですが、顔が真っ白になるぐらいぶつけてきました。

しかも、大笑いしながら、真っ白になった私を写真に撮るのです。

酷い人達です。


ただ、一回だけ相手の塔を壊すことが出来て、それは嬉しかったです。

</隠し項目>


夜になり、宿に移動し、それぞれくたくたになっていたので、風呂に入るとみんなグッスリと眠りました。


<隠し項目>

しかし、女性と同室ってどうなんでしょうか。

男女で二つに分けた方が良いと言ったら、ロウアなら大丈夫と、アマミル先輩に言われました。

これってどういう意味でしょうか。

男子として見られていないのでしょうか。


ただ、そう言いながらも、部屋をきっちりと二つに分けて、絶対に入るなと釘を刺されました。

もう、訳が分かりません。

トイレに行くためには、女性陣の部屋を通らないといけないので、夜間は絶対に尿意を催してはならないと思いました。


今日も女性陣の相手で疲れました。

また、愚痴だらけですね。ごめんなさい。

</隠し項目>


【問題】

問題は特に発生していません。


【意見など】

特にありません。


【その他】

監視役、お疲れ様です。本日もありがとうございます。


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