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妄想はいにしえの彼方から。  作者: 大嶋コウジ
ドッペルゲンガー少女 シイリ
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小さな歌姫の物語 第一章 想い

私が君に 出会ったのは お城の中

お城では 君が剣を 振っていたわ

振り下ろした剣 汗が輝き 髪は空を舞った


私の心は 少しキュッとしたよ


春に君と 草原を駆け 湖に来たね

湖で 遊んでいると 猛獣に襲われた

だけど君の剣 は私を 頼もしく守ってくれた


私の心は もっとキュッとしたよ


暖かい太陽は 私たちを見守ってる

暖かい大陸は 私たちと一緒だった



私と君は 学校でも 一緒だったね

学校でも 君は強く 誰もかなわなかったわ

細い剣は稲妻 輝く目は 相手はひるませた


私の心は ちょっとキュッとしたよ


夏の空に みんなと海に 出かけたね

海で 遊んでいると 大きな鯨に襲われた

だけど君は魚のように私を助けてくれたわ


私の心は すごくキュッとしたよ


あの時の夕日を 覚えているかしら

あの時の潮風に もう一度触れたいね



友達に 言われて気づく 愚かさよ

王子と 一貴族 隔たりに絶望

だけど 君は分け隔て無く 私に接してくれたわ



よく襲われるねって あなたと大笑い

お祭りで見せてくれた あなたの照れ笑い



私の心は すごくキュッとしたよ

私の心は いつでもキュッとしてるの


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