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今日はハピーなママンの命日

作者:けさわとう
ママンが死んだのはちょうどボクがハイティーンになった頃だった。お気に入りのレコードを落っことした夕暮れ。聴いてもいないのに頭の中でリフレインするのは遠い旋律。ごった煮した闇鍋はSF的な不可逆性を内包し、秋の夜長に消えていった。そういえば、友人のハリィが笑っているメンションの603号室からの桜は切り倒されたのだった。導線コイルを巻き直せば慟哭。あのクソったれな共産主義国家に蹴りを入れて、いよいよ「サラバ、同胞よ」と勇ましく銃剣を満月に向け突き刺す。ここは静かな森の湖、赤い赤い幻想の廃水処理場。12年前のあの市民プールでの殺人事件を振り返る。はぁ..,
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