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魔剣使いの異世界遊戯譚  作者: ゆのよづ
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22/45

ことわり



……き……













……きろ















「おきろ!!」




ドガッ






「うぅっ!?!?」








視界には昨日の夜とはまた違った星がちらついている





殴られたところと打ち付けたところが交互に痛みを伝えてくる






「い……た……」





息をつまらせながらサタンの方を見上げる








……相変わらずジト目にため息のテンプレだな





「何にうなされていたのか知らんが有難く思えよ」





サタンはそう言って洞窟の外へと向かっていった





あ、ぁ、あの夢から起こしてくれたのか









……起こし方はアレだけど






サタンを追いかけて朝日に当たると心が静まっていくような気がした




「……ん、ありがと、助かった」





サタンはふんっと笑うとこちらを向いて言った



「今日は知識を詰め込むんだ、覚悟しておけよ」





サタンの忠告は結構怖いから覚悟して置こう



この世界のことはだいたい書物で読んだからだいたい走っているつもりだけど……






「まずはこの世界の理についてだな」










「この世界の、ことわり?」










本なんかには到底乗ってないだろう、いや、ほかの誰も、知らないだろう








「この世界は想像と創造によって成されている、というかの、」




そこでサタンは言葉を迷った






「ソウゾウする力が強ければ強いほど神に近づく」








「……神?」





「忌まわしい、神に近づくなどと、……っ、つまりは、この世界を自在に操ることが出来るということだ!」









サタンが言い放ったのはけして適当な言葉ではなく、本当のことを言っているのだということは彼女の表情から伺えた





そしてこのあと、サタンはもういいだろうといって姿を消してしまった







サタンは神のことを言うと何故か顔を曇らせる





何故なんだろう、、結局それも聞けずじまいだったな







一人洞窟に残されたセオはまだ朝方なのにも関わらず夕方の別れの刻を思った







「なんかお腹減ったな……、なんも食べてなくね、この二日間何も食べてないよな」








もう城に帰るか……








これからのことも決めたいし、な


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