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魔剣使いの異世界遊戯譚  作者: ゆのよづ
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召喚結晶





「しょうかん、けっしょう。」









新たにストレージに追加されていたアイテム、ゲームの中では見かけなかったものだ。






「こ、こんなん、」













「レアなのかどうなのかも分かんねぇわボケええええええええええええ!!!!!」











ゴホン










ひとまず出すか、



二本の指で結晶のアイコンをタップする













鈴のなるような音と共に手の中に結晶と思われるものが出現した








「いや、どうやって使うのかすらわかんねぇ」










……、そういえば、モンスター倒したのにリポップしねぇな、









いや、してたら死んでるんだけどさ








「サタン!おい!倒したんだけどさ!しょうかんけっしょうって何だよ!」






数秒後、緑色の玉と共に中で寝そべってぐうたらしているサタンがあらわれる




(おぉーう、倒したのか……)







そう一言いうと光の玉はパリンと割れてゆっくりとサタンが降りてくる









「よいしょ、はぁ、よく寝たわぃ」








目の前で欠伸をしているサタンは体をしばし動かして言った







「それはなぁ、デュラハンを使役するためのものじゃ」








「使役……?」











サタンは眠そうな目をこすり、渡せと言わんばかりに手を出した






「この結晶にお前の体液を、垂らせばいいんじゃ、やりたいならばさっさとやれ……」







体液……









どうすればと思っているとサタンがあ、といって振り返った










「わかっていると思うが悪魔と契約する時は血じゃ。」








……






「……わかったよ」









レーヴァテインで切るとだいぶやばい事になりそうなので石で切ることにした








指の先に出来た赤い玉を結晶に付ける








結晶がほのかに光を放ちまた鈴のような音を鳴らしてセオの首の方へよっていく










「え、なに」



「じっとしておれ、主として認めたのじゃ」




……









結晶は静かに光を収めていき、俺の首にぶら下がった









「これで」


「あぁ、その結晶は使いたくなったら唾液をつけ、名を呼べば貴様の力になってくれるはずじゃ」










そしてサタンは俺の方を向き、ニヤっとして口を開いた









「お待ちかねの錬金術、教えてやろうか」







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