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SOS  作者: ♪ゆぅちゃそ♪
1/1

出産

「決めた。私、お母さんになりたい。」

「え、まじ?俺はいいけど…」

「うん、まじ。私、覚悟できてるし。浩介は覚悟できる?」

「俺は、優香がいいなら欲しいと思ってた。男の性でしょ、子孫残したくなるのって。」

「そっか。じゃあ、頑張ろ。」

…あれから1年の月日がたった。

今優香のお腹は今にも破裂しそうなほど膨らんでいる。

明日が出産予定日なのだ。

「ちゃんと生まれてくれるかな…浩介、私、今更だけど、心配になってきた…」

「きっと大丈夫だって!安心しろ!俺がよしよししてやる!たくさんだぞ!」

「…あ、今気持ち悪くないのか?大丈夫か?」

「…うん。それは大丈夫。」

2人は愛を確かめ合うように手を握り、いつの間にかソファーの上で眠ってしまった。


「…っあ!」

「…いた…いたいっ…浩介っ…」

それは翌日の朝方3時ごろのことだった。

痛みに悶えながら浩介を起こした。

「…こ…すけっ!」

「…?!…あ!優香!優香!大丈夫か?!」

「よし、病院に行こう。…歩けるか?」

「…った…くて、はぁはぁ、む…り…っ!」

「わかった!すぐ救急車呼んでやるから待ってろ!」

浩介は救急車を呼んだ。

病院に着いて看護師さん曰く、「もう子宮口が全開ですね、すぐにお産を始めましょう」とのことだった。

「旦那さんも一緒にきますか?」

看護師のその問いかけに

「はい!」

と、浩介は即答した。

優香はとても汗をかいていて、辛そうだった。

「…優香!頑張れ!」

「…っうん…うえっ…うっ…!!…ひっ!い…ったっ!」

優香は喘ぎながら泣いた。

30分後、産声が分娩室に響き渡った。




文才がありませんが、どうかよろしくお願いします(^^)

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