ドラズンクエストⅩⅢ
男の子
二人に囲まれている。
「ハハハ…!
見ろよ、コイツ…!」
―――やめろ…。
「アハハ…ッ!!
キモ……ッ!」
―――やめてくれッ!
ジャラ……。
は…ッ!?
男は目を覚ました。
「ここは……?
どこ…だ?」
暗い場所………。
まるで
太陽の光を嫌うかのように
一筋たりとも光が入らぬところ。
地下なのだろうか?
ジャラ…。
どうやら四肢全てが、
鎖のようなものに繋がれているようだ。
その為
バンザイの格好を強いられている。
そのおかげか、はたまたそのせいか、
肩が完全に凝り固まってしまっている。
「誰か…いるか…?」
小さく呼び掛けてみた。
…何の反応もない。
「ここは…、どこだ?」
問題です、ど~こだ?☆
A.Mの人専用、
快楽を求めるための部屋
B.逝っちゃった人専用
楽しむための部屋
C.ズンと65.4という数字との
関連性や規則性について
勝手に想像するための部屋
――――所変わって…、
「ズンだズン!」
毎度お馴染み、
留年しそこねた……失礼、
65.4が大好きなことを
心の中でアピールしまくってたら
先生方に奇跡的に通じて
さらにあまりにも感動した為
留年させなかった、
という伝説を多分もつズン。
現在、本部付近にいる。
「これから隠密行動を開始するズン
落ち着けズン、ズン」
すぅッ.....、
大きく息を吸うズン。
※ここからは
ドラクエ風にお楽しみ下さい
―――ダンジョン:本部ー外
ズンはメニューを開いた。
しらべる 魔法
道具 →特技
思考(選択出来ません) ステータス
特技一覧(MP65.4/65.4)
仲間を呼ぶ(仲間が存在しません)
変装(MP:999)
あたりを見回す(MP:65.4)
グチる(MP:0)
汚染米ブレイク(敵がいません)
俺が……補習だッ!!(MP:3)
メニューに戻る(MP:65.4)
ズンはここから、
何も出来ないことに今さら気付き、
「メニューに戻る」を選択した。
…、MPを全て消費した。
→しらべる 魔法
道具 特技
思考(選択出来ません) ステータス
しらべる一覧(MP00.0/65.4)
ズンズーン!じゃあな!!(MP:0)
メニューに戻る(選択出来ません)
な…、なぜだ………ズン。
いや、まだ手があったズン!
ズンは電源を切るを思いついた!
しらべる一覧(MP00.0/65.4)
ズンズーン!じゃあな!!(MP:0)
メニューに戻る(選択出来ません)
→NEW!電源を切る(MP:0)
電源を切るを選択したはずが
なぜか作動しない。
ボンッ!
怪しげな効果音と共に
新たなワードが追加された。
しらべる一覧(MP00.0/65.4)
ズンズーン!じゃあな!!(MP:0)
メニューに戻る(選択出来ません)
→(ズンの)電源を切る(MP:0)
な…、なぜ…なんだ……ズン。
ズンは必死の抵抗を見せる!
しかし矢印は動かない。
すると
強制的に
「(ズンの)電源を切る」を選択。
なんと、
「ズンズーン!じゃあな!!」発動!
途端にズンは自爆したッ!
ズンズーン!!←効果音
訳の分からん効果音と共に
ズンは消えていった。
ちなみに
ズンの爆発による…、
死者:0
重軽傷者:0
無傷者:地球上の全人口
何でもいいから被害を受けた物:
ズンの体に付いていた
微生物(主にノミ(9割が頭の中に在住))が
居場所を失い、
ホームレスになった事ぐらい。
とりあえず
意☆味☆不☆明!!
所変わって...
―――――故ズンの元・住居
ズンが居なくなって3日ほどたった。
…が、
ルームシェア仲間の
誰一人として気付いていない。
…そこに
死んだはずのズンが
半透明の青色の体となって現れた。
『としを』があまりにも
地獄の世界に存在していて
(平均して5秒に1回は必ず会う)
会うたびに
数学のテスト(いつも35点未満のモノ)を
見せつけるように掲げながら
「うぉ~~い!!
い〇うッ!!追試だぁ!
ウホウホモホウホッ!!」
とか叫びながら
追いかけてくるので、
さすがに神経衰弱となったズンは
急いでお釈迦様が垂らした
クモの糸につかまって
逃げて来たというわけだ。
余談だが、
よく数学で高得点を取る者が
この状況におちいると
モンハン
(正式名称(?):モンキーハント)
を楽しむことが出来る☆
自身の命と引き換えに
日頃のウップンを晴らす事が出来る♪
ぜひお試しを☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~
(か、悲しすぎるズン…。)
仲間たちは何も知らず、
リビングでくつろいでいる。
(よ、よしこうなったズンのなら…)
※ここからは
ドラクエ風にお楽しみ下さい
ルームシェア仲間たちが現れた!
ズン→特技→ズンズーン…じゃない。
ズンは行動をキャンセルした。
(あ、焦ったズン…)
ルームシェア仲間たちのターン。
Itの攻撃、
チェンジ ザ サブジェクト!!
(話題を変える)
「そういえば、ズンって
今どこでなにしてんの?」
会心の一撃!!
ズンの精神のHPが6.54回復した!
(ナ、ナイスズン、It)
思わず泣きそうになるズン。
火練の攻撃、
チェンジ ザ サブジェクト、リターン!!
「それよりさぁ、
このカレーうまくね?」
そして、火練はカレーをほおばる。
究極の一撃!!!
ズンの精神HPに5のダメージを与えた!
(カ…、カレー………。
カレーに負けたズン……)
ズンの精神HPは0になった。
ズンは力尽きた。
…が、すでに死んでいた。
………まぁ、いいや。
―――それは突然のことだった...
ドンッ!ドンッ!バタンッ!!
何かが破壊される音が響くッ!
―――平凡な日常などもろいものだ。
ドタドタドタドタ……。
大勢の人間の足音が、
リビングへと続く廊下で鳴り響いた。
―――彼らは平凡を破壊する者たち
なぜなら、彼らは
非日常に生きているから…。
「ケツをあげろッ!!!!!」
「ケツッ!?
…そのギャグ、
新しすぎてついていけねぇ…」
雅の不明なツッコミ。
さぁ!
ツッコミ審査員ことズンの評価はッ!?
「50点ズンね
キレがまるで無いズン」
なかなかの辛口ぶりですね。
さすがツッコミ王ズンです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「フッ……」
鼻で笑いながら、
二人の男が前に歩み出た。
「なんだかんだと聞かれたら、
答えてあげるが世の情け!」
「いや、聞いてないッス」
Itのツッコミが冴える!
「おしいズン。
かなりおしいズンね。
まぁ98点が妥当ズ~ン」
男二人は構わず続けた。
「愛と真実と悪をつらぬく、
ラブリーチャーミーなカタキたち。
ム〇シ!!コジロ〇!!
銀河を駆ける
モホホ団の二人(とその他大勢)には
ホワイトホール、
白い明日がまってるぜ…」
「それ…片方、女じゃなかったか?」
のきしたのツッコミ炸裂!!
ズンの評価は!?
「ななじゅ…」
火練の奥義、
『エネミーコントローラー』発動!!
火練はAボタンをおした。
強制発動…、
『ズンズーン!じゃあな!!』
―――頭が欠けている理由?
成長することが、できないからズン
…それが、断末魔の叫びだった。
ズンズーン…!!!←効果音w
「フッ…、
これで
やっかいな顔芸は封じられました」
「キサマら!
我らを差し置いて
何をしている!!」
「そんなこと…
言っちゃいけないよ、ハニー」
ハニー??(・_・;)
火練たち全員にこの疑問符が浮かんだ。
「あらやだ。
ごめんなさいね、ダーリン」
(」゜□゜)」ダーリン!?!?
(コイツら…男同士だよ…な?)
と雅。
あれか…、ゲイか…。
みんながみんな
同じことを思っていた……。
場の不穏な空気を感じとった二人は
ついにキレた!
「紳士、淑女諸君、
…まぁみんなどっちにもあてはまるけど
捕まえてやりなさ~い!☆」
「ゲッ、マジかよ…」
のきしたの
むなしき声が響くと同時に
戦闘が開始される。
~~~ここからはドラクエで゜∀゜
モホホ団が現れた。
火練の攻撃!
『レジェンド・オブ・としを!!』
なんと、
どこからともなく
「としを」が現れた。
―――その形状はまさしくゴリラ
なおかつ、
右手にはオリジナルソード
(原料:とりあげたPSP、
とりあげた遊戯王カード、
とりあげた携帯、
etc...)
左手にはナゼか
ズンズーン!じゃあな!!
を発動して話題から消えたはずの
ズンが握られていた。
としをの攻撃!
アルティメット・汚染米ブレイク!!
モホホ団にズンを投げつけた!!
全員に0.654ダメージ!
ズンはどこかへと消えていった…。
Itの攻撃!
「ロード・カン(『缶』卿)」!!
100円玉を取り出すと
それで缶ジュースを買った。
プシュッ!
ゴクッ!
………。
「マズイんだよ!!!!!」
Itは缶を投げつけた。
ヒュンッ!
ドゴォン!!!!
モホホ団の一人に5000ダメージ!
ついでに缶と共に消えていったとさ。
結果:
カン>ズン
雅の攻撃!
『なにもしない』発動!
「まぁ…、頑張れよ」
全員の攻撃力・防御力が30下がった。
のきしたの攻撃!
『ズンといっしょにあそびましょ』発動!
のきしたは話題にズンを呼び戻した。
そして、ズンの顔をつかむと
ブンブン振り回し始めた!!
追加発動!
『ジャイズント・スウィンズン』!!
のきしたの活躍により
敵全体に5000ダメージ!!
忘れててごめんね。瀬川の攻撃!!
『人にはギャップというものがある』
発動!!
かめはめ波!!
青白い光があたりをつつんだ…。
敵全体に500…………000ダメージ!!!
モホホ団をやっつけた!
火練は経験値を100、手に入れた!
Itは経験値を60、手に入れた!
雅は経験値を200、手に入れた!
のきしたは経験値を100、手に入れた!
瀬川は経験値を5、手に入れた!
ズンは経験値を
100…………000手に入れた!!
火練はLv.2に上がった!
ItはLv.2に上がった!
雅はLv.3に上がった!
のきしたはLv.2に上がった!
瀬川はLv.が上がらなかった。
ズンは………
上がったかどうかは定かじゃない。
こうして…、
モホホ団を撃退することに成功した。
時代は激動の最中にあった…。
☆今回わかったこと☆
カン>ズン
「これ、テストに出るぞ~」手に入れた!
のきしたは経験値を100、手に入れた!
瀬川は経験値を5、手に入れた!
ズンは経験値を
100…………000手に入れた!!
火練はLv.2に上がった!
ItはLv.2に上がった!
雅はLv.3に上がった!
のきしたはLv.2に上がった!
瀬川はLv.が上がらなかった。
ズンは………
上がったかどうかは定かじゃない。
こうして…、
モホホ団を撃退することに成功した。
時代は激動の最中にあった…。
☆今回わかったこと☆
カン>ズン
「これ、テストに出るぞ~」