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part2 真実

-放課後-

帰りのホームルームが終わり、私は空き教室に向かった。

階段を下り、少し廊下を歩くと空き教室に着く。

颯人が空き教室を好むのは、多分小学生時代のときに私とよく空き教室に集まっていたからだろう。

……そうであってほしい。

両思いのはずなのに、私は緊張して心臓がドクドクうるさい。

呼吸を整え、私は空き教室に入った

早紀「ごめん、待った?」

颯人「いや、さっき着いたとこ」

早紀「そっか……で、なんで私をここに呼んだの?」

期待を胸に、そう問いかける

颯人「……実は、」

実は?その続きはもう分かってるよ…♡

颯人「実は、彼女ができた。だから、あまり話しかけてこないでほしい、」

え?颯人に彼女?ありえない。颯人は私のことが好きなんだよ?

早紀「…ちなみに、いつから?」

颯人「入学式のとき、一目惚れして……告白したら付き合えた、」

は?そんな軽いメンヘラ女が颯人の彼女?絶対私の方が幸せにできる!私の方が颯人を愛しているのに!!

早紀「…そ、っか。お幸せに……」

颯人「ありがとう、早紀ならそう言ってくれると思ってた。早紀にも言えて良かったよ」

そういい彼は微笑む。

その笑顔が好きだった。彼の全てが好きだった……。

……さて、そのクソメンヘラ女への復讐が楽しみだ。

そして、颯人には私しかいないって、教えてあげなくっちゃ♡

私は計画を練りながら帰った

さっき言われた事なんて気にせず、足取りは羽根のように軽かった。


次回は長めになりそうです。

次回もお楽しみに。

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