夢の続きのあと
この夜は短い時間だと思っているから
いけないんだと思う
過去という、
遠くから引っ張ってきたキミの笑顔に
このあと良き出来事となるために
救いを求めてしまうから
嘘はつかない
キミの涙を見ないためのもの
そう約束をした
歩いた背中越しのキミの表情は
あたりまえのように分からない
声をかけて
キミがもし、振り向いてくれたときに
僕は
いったい、どんな表情でいたらいいんだろう
キミの夢の続きのあと
落ち着かないのは
たぶん、キミも同じこと
何か、支えになるものがあればいいと思う
ココロがいますぐに
強くなることは無理だから
キミの夢の続きのあと
叶えてほしいことは
たくさんありそうだけど
キミの夢が叶いますように
このあと短い夜だとしても
瞳を閉じているあいだでも
まばたきのあとの
キミの表情を確かめるときでも