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我々の春  作者: 大将無人
2/6

仲間集め

もうちょいサブタイ捻れねえかな。

一日目、仲間集め。俺は外に飛び出した。きっと俺みたいに思ってる奴はいっぱい居る。

俺は自転車を漕いだ。

そして見つけた。出発して10分。ウチのクラスの新田(にった) 人参(ひとみつ)

彼は重度の中二病であり、クラスで浮いている。これはチャンスだ!しかしどうやって勧誘するか…。少し様子を窺おう。お、犬と会話しているぞ。さすが中二病!どれどれ…


「なあポチ…俺、クラスでは中二病で通してんだけどさ…もうとっくに治ってんだよな…。でもさ、今更キャラ変えるなんて出来ねえじゃん…?笑えるよな…。…ごめんなポチ…。でもさ、こんな話出来る奴、お前しか居ねえからさ…。ハハ、お前ってやつは、何聞いてもその面崩さねえもんな…ありがとよ」


なんとこいつ、中二病は治ってると言うのだ。びっくりした。勧誘の素材ができた。


「今の話、聞かせてもらったぞ」


「だ、誰だ!」


「ふふふ、俺は板部(いたべ) 田尾蔵(たおくら)。貴様のクラスメイトだ。」


「ク、クハハハハ!思い出したぞ…まさか休暇を狙って来るとは…。奴らもバカではないようだな…!」


新田に中二病が戻ってきた。だがここで流されては俺の計画が狂ってしまう。仕方がないのでついさっきできた素材を使わせてもらう。


「なあ新田。お前って…中二病じゃなかったんだな…ww」


「な///何を言って…まさか…精神攻撃か…」


「なあポチ…俺、クラスでは中二病で通してんだけどさ…もうとっくに治ってんだよな…。でもさ、今更キャラ変えるなんて出来ねえじゃん…?笑えるよなぁwww」


「や、やめろぉぉぉおぉ…!辞めてよぉぉおぉぉ…」


うっわしおらし。


「まあ落ち着け。俺の頼みを聞いてくれたら、このことは誰にも公表しない」


「うう…わかったよぉ」


頼み言う前から承諾してくれた。らっきー


「俺の頼み、それは…」


「ごくり…」


「俺と一緒に、青春しようぜぇぇぇぇぇ!」


「!?」


フッ…キマった……


「ハハハ、これからよろしくぅ新田 人参ぅ」


「あ、ああ。よろしくぅ…」


板部 田尾蔵→炒めたオクラ

新田 人参→煮た人参

我ながら名前の決め方がドラゴンボールレベル。

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