表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我々の春  作者: 大将無人
1/6

プロジェクト、始動

ノリと勢いで書き始めたし、この先どんなめっちゃくちゃな展開がくんのか俺も分からねえ。

いやたぶん大分ひどいよ?覚悟するんだな。

この高校に入学して、もうどれ位経っただろう。入学当時、「よーしバラ色高校生活の始まりじゃぼけえええええ!」とか言ってたのに…。まさか一人も友達が出来ないとはな。HAHAHA笑えるぜ。だが、諦めるのはまだ早い!俺の行動力の限りを(もっ)て、この高校生活をヴェリーにエンジョイしてやるぜ!


夢の中でこんなことを思った俺、板部(いたべ) 田尾蔵(たおくら)

寝起きの俺は完全にハイになっていた。


「かあちゃん!俺、ビッグな男になるよ!」


「そうかい!今夜は赤飯だね!」


俺はかあちゃんと約束した。してしまったからには実行に移さねばなるまい。

今日、8月8日(水)ビッグになると宣言した。


しまった。今は夏休みだ。設定間違えちゃった。まあいっか。それでは「俺、ビッグになるぜプロジェクト」の詳細を発表しよう。


一日目、仲間集め。何事も仲間がしなければ始まらない。とりあえず俺と同じような暇してる奴を巻き込む事にした。


二日目、文化祭する。やっぱなんか高校生活最大の行事と言えば文化祭な気がすんだよなあ。

つまり、文化祭を制する者が高校生活を制すると言うわけだ。


三日目、金縛り。夏はやっぱりオカルトだ。きっと幽霊たちも暑さに気が滅入ってるはずだ。

ここは一つ、俺たちが幽霊を労り金縛りしてもらおう。


こんなふうに、青春を謳歌する。それがこの「俺、ビッグになるぜプロジェクト」だ。


そして今日は記念すべき一日目…。始まるんだ…ここから!!


こうして、「俺、ビッグになるぜプロジェクト」は幕を開けた。


まさかここまで見てくれる人が居るとは...俺なら途中で止めるね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ